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スクールと独学を両方経験した人がRUNTEQについて語ってみた
先月末を持って(3/31)、プログラミングスクールRUNTEQを卒業しましたので、簡単な振り返りを書いていこうと思います。
最近(4/11)カリキュラムがアップデートされたため、今回お話する内容はアップデート"前"の話になってしまいます。
そのためこれから受講を考えている方は一部違う点があるかと思いますので、その点は予めご了承ください。
あれ?てか最初の方、毎月振り返り記事書くとか言ってたのに、後半4ヶ月丸々すっ飛んでますね。まぁそのへんも触れつつ振り返っていくことにしましょうか。
そもそも論…
色々とお喋りしていく前に、そもそも論的な部分を少し整理してみたいと思います。
これを見られている方は現役RUNTEQ生が多いかと思いますが、RUNTEQあるいは他のプログラミングスクールに"これから"通おうと思ってらっしゃる方も一部いるかと思います。
後者の方々に質問です。
「本当にプログラミングスクールに通う必要ありますか??」
少し意地悪な質問に聞こえてしまったらすみません。何が言いたいのか?というと「あなたが求めているものはスクールに通わなくても手に入るかもよ」ということです。
ここから先はスクールに通おうか検討している方向けのお話ですので、すでに通っている人はすっ飛ばして下さい。
もちろんスクールはスクールでいいところがたくさんあります。
(これについては後でたくさん書いていきます。)
ただ現実問題、スクールに通わないとエンジニアになれないのか?といったらそれは違います。
「教材や体系だったロードマップが欲しい…」というのであれば、ネットで調べればだいたい出てきますし、「横とのつながりが欲しい…」というのであればわざわざスクールに通わなくても、オフラインの勉強会に参加したり、オンラインコミュニティに参加するなどで十分です。
「こういうの調べるの苦手なんだよ…」という方も多いと思いますので、一応以下に参考になりそうなリンクを貼っておきます。
エンジニア転職の全体像
教材や学習ロードマップ
オンラインコミュニティぽいもの
オフライン勉強会
その他
実際自分の観測範囲内でも、スクールに通わずこういったサービスを活用して独学でエンジニア転職に成功された方を何人も確認しています。
個人的に(自走力がある前提ですが)コスパよく行きたいandある程度モチベーション管理や継続力に自信があるのであれば、独学 + コミュニティ参加 + 専属メンター(Mentaなど)が1番ベストな気がします。
(以下のnoteはもう少しマクロな視点に立って、エンジニア転職市場全体を考察した上での転職/学習戦略が書いてあります。1年以上前のものですが、そこまで大きな変化はない印象ですので参考になるかもです。)
そのため、これからスクールに通おうと思っている方はそれぞれのスクールが提供しているものと独学で利用可能なサービスとをしっかりと比較した上で「本当にスクールに通うべきか否か?」をまずは1度真剣に考えてみましょう。
特に普段あまり情報収集する癖がない方は、独学で進めれる環境がこれだけそろっていることにすら気づいていないケースが多いので、1度ちゃんと吟味すべきです。
例えば自分の場合だと、独学で約1年ちょっとプログラミングを勉強していて、その後RUNTEQに入学したのですが(実はこれよりも前に別のスクールに通ったことがありますが、話がややこしいので省略します。)RUNTEQに求めていたものとしては以下になります。
オリジナルアプリケーション開発のノウハウ
独学期間中からRUNTEQ卒の方のアプリ開発記事などをめちゃくちゃ読んでいた
今も昔もたぶんスクールやその他コミュニティ内では1番レベル高い気がする(あくまで自分の観測範囲内ですが…)
スクールという特性を生かした"健全な"嫉妬心/競い合いが高い次元で発生する環境
これは自分の中で最も重要視している部分。この記事を読めば必要性に納得いくかも
業界知識・スタートアップで働いていく上でのマインド
スタートアップに精通している方が運営しているスクールなので、業界知識・マインド面でかなり学びになることが多いだろうと思っていた
就職サポート・求人
卒業後も受け続けられる点がありがたい…
これらを他のスクールやコミュニティ、サービスで高いクオリティで得ることは難しいと考えて、自分はRUNTEQを選択しました。
ここが最高だぞRUNTEQ!!
ではここからはRUNTEQ生活を振り返ってみて感じたことをつらつら書いていきます。
できるだけフラットな目線で書いていきたいと思っていますが、もしかしたら一部バイアスがかかってしまってるかもしれませんので、あまり鵜呑みにはしないでください。
あくまで一意見として捉えていただけると幸いです。
まずはポジティブ面から。
❶カリキュラムがかなり学びになる
入る前はカリキュラムの内容自体は自分のなかでそれほど重要視していなかったのですが、良い意味で裏切られました。
こちらの想像以上にいろんなことを学ぶことができました。
特にカリキュラム後半に関しては、実務さながらの課題が与えられるので自分としてはかなり学びが多かったです。
「現場のエンジニアがどういったことを意識してコードを書いているのか?」や「大規模なコードを読み解いていくために何が必要なのか?」といったことも学べるため、独学では学習が難しいような知識も身につけることができたと感じています。
❷受講生のレベルがやっぱり高い
わかってはいましたが、受講生のレベルは本当に高かったです…
卒業生、同期、入学したての人も含め総じてプログラミングに対しての理解が深い方が多いなぁという印象でした。
例えば
AtCoderでレート上位の人がめっちゃいる
自分の知識レベルじゃ全然理解できないインフラ構成のPF作っている人がいる
カリキュラムを光の速さで終わらせてしまう人がいる。
キャッチアップ力がわけわからないほど早い人がいる。プログラミング初めて数ヶ月でRailsだけじゃなくReactやTypeScriptにキャッチアップしてる人がいる。そんなんできひんやん普通!!
Gemのコードを読み解いてそれを実際の実装に生かしてる人がいる
Gem自体を作っちゃう人がいる
Twitterのいいねが光のように早い人がいる
ハッカソンと仕事とカリキュラムとカリキュラム以外の技術のキャッチアップを両立させている人がいる。いつ寝てるん?
自分じゃ到底思いつかないようなPFのアイデアを思いついている人がいる
挙げ出したらキリがないのですが、このように技術力・アイデア力・ビジネス力に優れた人が本当にたくさんいるなぁと感じました。
まさに"健全な嫉妬心"を感じるには最適な場所ですね。
❸分報文化最高
これは当ブログでも何回か触れていることになりますが、やっぱり分報文化良いですよね〜
簡単にいうと受講生がひとりひとり専用のチャンネルをもっていて、そこに考えていることやアウトプットなどを投稿していくものなのですが、これがめっちゃ面白い。
他人のチャンネルを見ているだけでも勉強になることが多いし、また自分のチャンネルでも簡単なアウトプットや思考の整理をする場として非常に重宝してます。
(↓まだ頑張っていた頃の自分のアウトプット。最近はだいぶテキトーになってます笑)
![](https://assets.st-note.com/img/1681981362461-RalmRerzMj.png?width=1200)
❹コミュニティが"活発"かつ"暖かい"
最後は「コミュニティについて」です。
RUNTEQのコミュニティの盛り上がりは控えめにいってすごいです。
毎日何かしらのイベントが行われています。
最近だと自分の同期(34期)が中心になって、受講生が作ったアプリをお互いレビューしあい、評価し合うレビュー大会?のようなものを開催しました。(自分は審査員的な立場で参加しました。就活と並行しての参加だったのであまり運営面でサポートできなかったのが申し訳ない…)
またオフラインで集まってもくもく会を行うといったことも結構頻繁に行われています。
(しかも全国各地で!!北海道でも開催されるとか…)
しかしこう聞くと「コミュ力高い人しか参加できないんじゃないか…」と不安になる人が多いかもしれません。
現に自分もそうでした。人見知りだし、あんまり他人に興味・関心を持てない性格なので、こういった活発なコミュニティには今まであまり関わったことがありませんでした。
ただそんな自分でもRUNTEQのコミュニティには割と馴染めている気がしてます。
(少なくとも自分はそう思っている笑)
じゃあ一体なぜ自分みたいなやつでも馴染めているんだ?という話になってくるわけですが、答えはシンプルでみんな優しくて暖かいんですよね。
どんな人でも受け入れてくれるし、どんなチャレンジでも後押ししてくれる。
そういった暖かさがコミュニティ全体に当たり前のように浸透していて、だから自分も気負うことなく参加できたんだと思います。
ここまで長々と書いてきましたが、正直これこそがRUNTEQの1番の魅力だと自分は思います。
とにかくみんなgiveの精神にあふれていて優しい。
今後もこの暖かい文化が続いていってくれれば嬉しいなぁと思う限りです。
(もっとコミュニティの魅力や活用法について知りたい人は以下の記事読むと良いかも。)
少しマイナス面についても…
できるだけ公平な目線で語りたいので、最後にマイナス面についても触れておきます。
RUNTEQはカリキュラムをしっかりこなせば技術力も身につくし、またコミュニティやイベントに積極的に参加すればいろんな人とのつながりもできて、技術以外の部分でも様々なメリットを享受できるでしょう。
ただこのようにRUNTEQをフル活用していくためには、当然ですが「主体性」が必要です。
受け身の姿勢でいる限りは、RUNTEQを最大限活かすということは難しいでしょう。
(たぶん似たようなことを別の振り返り記事でも書いた気がする…)
主体的になにかに参加したり、発言したりする
慣れていない人にとってはなかなかハードルが高いことかもしれませんが、そのコンフォートゾーンを抜け出そうとしない限りは"普通のスクール"という枠組みで収まってしまうでしょう。
ただそんな風に「これからチャレンジして頑張っていきたい..」という人に伝えたいのが、RUNTEQのコミュニティは新しく踏み出そうとする人を笑ったり、馬鹿にしたりする人は一切いません。これだけはマジで断言できます。
要するに、いろんなことにチャレンジして成長していける下地は充分整っているのです。
あとはみなさんがどうするか?だけです。
せっかく入学したのなら、いろんなことにチャレンジしないと勿体ないです。難しく考えず「むしろ利用してやるぜ!」くらいの気持ちで、RUNTEQをフル活用しちゃいましょう!!
最後に
ということでここまで長々とRUNTEQ生活について振り返ってきたわけですが(本当はもっと振り返りたいことあったけど長くなりそうなのでやめときます😇)
改めて自分はRUNTEQに入って本当に良かったと思っています。
"技術的な面"で色々刺激を受けながら学びを得ることができたというのはもちろん、同期含めいろんな人と知り合えたこと、プログラミング以外のいろんなことにチャレンジできたこと、そして他の受講生のカリキュラムに取り組む姿勢やお互い助け合っていく姿勢から人としてどうあるべきかという"マインド的な面"でも学びを得られたこと。
これらすべてが自分にとってかけがえのない宝物です。
先日、都内の自社開発企業から内定をいただき、エンジニアとしてスタートを切れることになりました。
正直RUNTEQでの生活がなければ、絶対にこんな風に内定をもらえることはなかっただろうと思います。
こんな自分と関わってくださった皆さんには本当に感謝しかありませんし、何よりそういう出会いの場所を与えてくれたRUNTEQ運営陣の皆様やひさじゅさんには頭が上がりません。
特に担当CTさんには就活含めカリキュラム受講期間中も本当にお世話になりました。
就活中なんかは色々とご迷惑をおかけしてしまったかと思いますが、それでも見捨てずにずっと気にかけてくださって本当に感謝してもしきれません。
この御恩は一生忘れませんし、今後はいただいたもの以上のものを返せるくらいエンジニアとして成長していけたらいいなぁと思います。
この記事が少しでも誰かのお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただき本当にありがとうございました。
おまけ
RUNTEQ生活後半4ヶ月くらいの話については就活のまとめ書くときに書く予定です🙏
また今回の記事を読んだ方の中で、もしRUNTEQに興味を持たれた方がいらっしゃったら、ぜひ一度無料相談会に足を運んでみてください。
相談会ではエンジニア転職に関してキャリアアドバイザーさんが真摯に相談に乗ってくれますので、「とりあえず無料だから受けてみるか!」ってだけでも十分ためになると思います👍(下記リンクからどうぞ!)
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