【英語学習の実況中継】トルコで働くアフガニスタン出身のお医者さん
朝食を食べ終わった後、子どもが小学校に行く前に、NativeCampでフリートークした。
今日の講師の先生は、アフガニスタン出身で、今はトルコで働いている。聞けば、内科医で、コロナ対策として15日間連続勤務・15日間連続自宅待機を繰り返していると言う。なるほど。こうすればコロナの潜伏期間が2週間だとして、勤務中に感染したとしても、発症するのは自宅待機期間中だ。院内感染を抑えることができる。WHOが推奨しているやり方らしい。
なぜアフガニスタン出身なのにトルコで働いているのか。アフガニスタンは内戦が続いており、治安も経済も悪い。内科医として2年アフガニスタンで働いた後、治安のいいトルコに来たと言う。アフガニスタンでは、教育システムも十分機能していないから、医師になるには大学に7年間通う必要があるそうだ。不十分な教育のまま6年間で医科大学を卒業できてしまうよりはいい。以外とそこら辺はちゃんとしているのだと思った。
外国の医師がトルコで働くには、試験を受ける必要があるが簡単だと言っていた。どの程度簡単なのか不明だが、トルコに来て最初の6ヶ月は、トルコ語の勉強をして試験を受けたそうだ。もし日本で医師として働こうと思ったら行けるよと言うので調べてみた。
日本の場合は、外国の医師免許を持つ者は、日本語能力認定試験に合格すると国家医師免許試験の受験資格が与えられる。つまり、日本語で行われる国家試験に合格すれば良い。医科大学を卒業したのに国家試験に合格出来なかったという話は聞いたことがないので、そういう意味では「簡単」なのかもしれない。
日本の朝、つまりトルコの深夜に英会話レッスンの講師をして、日中は医者としてまともに働けるのかと思って聞いてみたら、いろいろ教えてくれたわけだ。自宅待機の15日間は暇だから、暇つぶしに英会話講師をしている。とは言わないが、日本の人とこうやって話すのは楽しいと言っていた。
なるほど。日本でもコロナで外出自粛が続いて、なかなか気分転換ができない人も多い。オンライン英会話を始めれば、人と話して気晴らしが出来るし、英語の勉強にもなるから一石二鳥だ。英語が出来る人は、ネイティブキャンプの日本人講師になれば、小遣い稼ぎも出来る。
これも調べてみた。以下の条件にひとつでも当てはまる人は、日本人講師の採用試験に応募出来る。TOEIC750点は結構低い基準だ。私は、TOEIC750点の人に英語を教えてもらおうとは思わないが、テキストに沿ったレッスンを進行するだけだから、大した英語力は求められないのだろう。報酬は予約レッスン1回(25分)800円だ。悪くない。
・TOEIC®TEST 750点以上
・英検準一級以上
・海外経験1年以上
・英語講師歴1年以上
子どもが学校に行く時間が近づいたので、フリートークは15分で切り上げた。長男には、日頃から大きくなったら医者になったらいいと思うよと言っていて、本人もなんとなくその気になっている。今日はここぞとばかりに、先生が医者だったこと、医者になれば、どこでも好きな国に行って働けることを強調しておいた。
アフガニスタンとかトルコとか内戦とか、まだ小2の長男には馴染みのない話だが、これも社会に目を向けるいい機会だ。レッスン途中にもちょくちょく日本語訳して、終わった後にも話したが、ぽかんと聞いているだけだった。
マレーシア移住計画; 今年10月母子留学開始▪️趣味サーフィン、バリ島・ロンボク島でレストラン経営・不動産投資▪️新卒で外資系経営コンサル=今のPwC strategy& 、現在ファストリ勤務▪️結婚10年目、2児の父 ▪️東京都出身、東大・東大院卒、米MBA、TOEIC970点