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7つの習慣にもとづくコーチングを受けて人生が変わった話

コーチングを受けるようになってからコーチングという言葉を知らない人も多いことが最近わかった。

「コーチングとは」でググってもらうとたくさん出てくるけど、こんな感じでしょう(以下)。

ビジネスにおける「コーチング」とは、対象者の自主性を促し、能力や可能性を最大限に引き出しながら、目標達成に向けてモチベーションを高めるコミュニケーション手法のことを指します。企業の人材育成の場面でも活用され、「コーチング型マネジメント」と呼ばれることもあります。

大きな特徴は、「対象者の自発性を促す」ことです。

https://www.motivation-cloud.com/hr2048/c230
コーチングとは?仕事における意味や効果的なやり方などを解説

私の認知してたコーチングは、経営者など重要な決定権のある人が受けていて、
ソフトバンクの孫さんが受けているなどトップに立つ人ほど受けているイメージでした。


カウンセリングとの違い(主観)

私の学んだカウンセリング

何気に小学生の頃からカウンセリングには触れてきた。中学に入ると普通にカウンセリングのグループセッションに行って、カウンセリングとはなんたるものかは学ぶより慣れてきた。
そんな環境にいた私がコーチングを受けてみると、その違いが私にはとても興味深く写った。

カウンセリングは絶対に回答は渡さない。ただひたすらカウンセラーはクライアントの心と変化になぞって傾聴して言葉を繰り返す作業をする。

特にカウンセラー初学者はそれができなく、どうしても自分の言葉で要約しがちだが、私が身を置いていたカウンセリングの場所はそれを許さなかった。

相手の言葉は相手ものであることが重要だった。

クライアントが最後まで気持ちよく自分の心や感情をたどれる手伝いをするがカウンセラーの役割だった。
だからクライアントの発した言葉は絶対に変えてはいけない。「てにをは」の接続詞にいたるまでカウンセラーはなぞる。
その呼吸や間もカウンセラーはクライアントになぞっていく。

だが訓練や勉強をしていない人はだいたい主観でクライアントを見る。カウンセラーは自分の意見を持ちクライアントを操作しようとする。

「傾聴」というただ話を聞くことが普通にできないことが普通に理解していない人がどれほど多いか。
カウンセリングを通して私はそれを学んだ。

話をただありのままに聞くのが第一ステージ。
次のステージになると、深掘りすべきポイントを押さえてクライアントに話を展開させてみる。「〜って?」とか「こう聞いてもいい?」などクライアントに働きがける。
ただ、カウンセラーに迷いがあるとクライアントも迷わせる。
だから私が学んだカウンセリングは勉強と訓練(実践)が重要だった。

私の受けたコーチング

名前を出していいと思うので言ってしまうと、鈴木さとみさんのコーチングを受けた。

コーチングはカウンセリングと違い積極的にクライアントに関わる。
めちゃくちゃ要約するし言葉も変えてくる
でも、さすがコーチのプロであって、それが的外れではない。
相性もあるのかもしれないが、私にはさとみさんがとてもよく合っていた。

何故コーチングを受けようと思ったのか

コーチングは高い(お値段が)。ぶっちゃけ安くない。
興味があっても二の足を踏むのはその値段によるものだろう。
コーチングには興味があったが、私は最初からコーチングを受けるつもりはなかった。

きっかけは「7つの習慣」のセミナー

さとみさんは7つの習慣の1dayセミナーも開催していた。
7つの習慣といえば、経営者のバイブル。
私もいち経営者として履修しておきたい本だった。
7つの習慣は買ってみたものの、目次を見ただけでまったく手付かずに積み本していた。

守成でさとみさんと話をして、「7つの習慣もやってるよ〜」って言われて、その場で申し込みを決めた。
こうした機会でもなければ一生本を読まずに終わるだろうと自信があった笑。

セミナーは確かに本を読み進める手助けになった。
その後、本をスイスイ読めるようになったのでとても良かった。

セミナーが終わり、さとみさんが自分のコーチングの話をしたので流れで申し込んでみた。

潜在意識コーチング

ビジネス利用とは直接結びつかないのだが、さとみさんの提供するサービスの潜在意識コーチングを受けてみた。

結論から言うと、人生変わった。
いや、まじで変わった。

コーチングは視点を増やすことだとさとみさんが教えてくれた。
「コレは良くない」という考えを違う側面から見る技術だと言うことらしい。
だから、今まで”良くない”と自分の体験や周囲の人を見てたものに対して、「そうではない」視点を自分の中で増やすのだと言う。

潜在意識コーチングでは自分の”良くない”と見ていた先入観に対して徹底的に取り組むセッションをしていたように思う。

先にも書いたが、カウンセリングを体感していた私はコーチングを受けてコーチがクライアントに積極的に言葉を投げ、関わる姿勢に最初から度肝を抜かれていた。

カウンセリングはクライアントが喋らなければカウンセラーも何十分も(何時間も)黙ったままなのだが、さとみさんはめちゃくちゃ関わってくる。

次から次へと私の言葉に言葉を返してくるし、質問もめちゃくちゃされる。
「何故そう思ったのか?」を何度も繰り返し聞かれて、「これ以上深掘れないよ!?」ってぐらい追い詰めてくる笑。

今考えると、その質問全部が必要だったかと言われると疑問でもあるが、しかし結果良かったのだから良かったのだろう。

それに何より、ここまで他人がただひたすら私のことを話題に付き合ってくれることなどない。他人が何時間もかけて一緒に私の課題に取り組んでくれる体験は興味深かった。

それにさとみさんの言葉は時々、とても鋭く私を定義づけてくれた。
それがあまりに小気味よくて面白かった。

コーチングで得られたもの

この頃、私は7つの習慣の本を毎日のように読んでいた。
特に第3章までをめちゃくちゃ読み込んでた。
もともと自省大好き人間なので、自分を探る第3章までが私にとても合っていた。

潜在意識コーチングは7つの習慣のテーマともずれることなく調和しており、私の学習を促進させてくれた。
特にこのセッションは「主体的である」ことの意味を実践で落とし込んでくれたことが私にはとても良かった。

反応的に生きてきた自分に気づいた

7つの習慣で、「事柄と反応の間には隙間があり人はそれをコントロールできる」と、夜と霧のフランクルさんの言葉を用いて説明していたのがとても印象的だった。
極限まで追い詰められた人間の言うことは重みが違う。そうした人が言うことならば真理だろう。

私はいままで事柄(ファクト)と感情(ストーリー)に隙間がなく直結して受け止めていたことに気づいた。
そして、反応的に生きてきた自分を見つめ直すことができた
さらに、訓練次第でその隙間に判断を加えることで受け止め方を変えることができることを知った。

客観的に物事が見れること。
人の言うことにいちいち動揺しないこと。
聡明な人はちゃんとやっているが、私にはできない。
そんな自己否定を繰り返してきた。

だが、セッションを進めるうちに、過去においても現在においても自分がどれほど反応的に生きてきたのかを気づく機会が増えた。

7つの習慣に書いてあったが、「〜だったら」「〜であれば」と言う言葉を使うのを辞めた。

主体的に生きる価値に気づけた

私はストレスを自分に向けていく人間である。
相手を変えようとするタイプではなく、自分を変えようとストレスを向ける人間だ。

周囲の不満をいかに自分の中で解消するかが課題だった。そのためにただひたすらに受け止め方を変えようと無理をしていた。が、そんなことは必要でも重要でもないことが分かった。
周囲の人間がどんな人間であることよりも、自分がそれにどう関わるかの方がよほど重要なのだ

ストレスを溜める時、だいたい私は「なんであの人はああなのか」「なんでそう言うことを言えるのか」「どんな精神構造をしているのか」など、相手を分析しまくって理解しようとしていたけど、そんなことはまったく重要ではなかった

そもそも自分が周囲の人間や環境が受け入れられないのに、受け入れようとがんばる必要などない。
私を理解しようとしない人間を理解する必要はない。
そんなことよりも、自分がその環境にどう関わり、どう身を置くかが重要なのだ。
端的にいえば、「そこにいたいか、いたくないか」だけなのだ。
その上で身の振り方を考える。
そのことになんとなく気づいていたが、コーチングを通して明確に理解できるようになった。

良心の重要性に気づけた

主体的であることは時に自分勝手に見えるかもしれないがそれは違う。

7つの習慣は「良心」も大事にしている。
私はコーチングを通して、さとみさんに私の軸を教えてもらった

「共感できること」
「理解しあること」
「誠実であること」


これが私の価値観であり、価値基準であるらしい。

誰しもが自分の軸から外れることをすると、とても苦しい。
だから自分の軸を知ることが重要だと教わった。

私も一時はライスワーカーに徹しようか、など考えたが、それは軸とズレていた。だからあの時苦しかったのだと理解できた。
過去を振り返ってみると仕事でもプライベートでも私の価値基準からズレると確かにとても苦しかった。
共感し合えない、理解し合えない環境は私を追い詰める一番の原因であったと気づいた。

私の座右の銘は「誠実」だと気づけた

誠実さに外れた行動を私がすると、私が一番つらい。
愛のない行いをすると私がつらい。

一方で仕事でも相手から一方的な対応をされると「そこに愛はあるのかい?」と問いたくなる。
自分とスタンスの違う仕事相手とはやはりストレスになる。

自分がもっとも快適になる状態で居続けることに徹することが私の人生の命題であると気づけた。

ありのままで良いと気づけた

ここまでくると、私が自分の人生や周囲との関わりに求めているものは決してズレているものとは思えなくなった。

今まで自分が嫌いで、否定ばかりしていて、何をしても他の人と比べていたが、私は私の命題に沿って生きていけさえすればいいんじゃないかと思えるようになった。

私が自分への取り組み方を間違えなければ、私が大事にしている「共感」や「理解し合えること」や「愛があること(誠実であること)」を大事にしている人が自然と集まってくるだろうと確信した。

もっとしっかり、もっとちゃんとしなければならないと常に自分を脅迫し、逃げていた。
そんな自分も大嫌いで、自分に対してマルを出すことが少なかった。

自分の中心に気づけて、
その中心の軸に沿って生きることが自分にとってもっとも快適な状態で、
周囲の人とも調和できるのなら、
それでいいじゃないかと思えるようになった。

自分の軸や中心や本質は間違っていないと信じて、
そこからズレないよう人生を歩めばいい。

さとみさんのコーチングはそこまで分からせてくれた。
最初に言ったように人生を変えてくれたのは間違いない。

取り組む方向を間違えるとつらい

自分の本質に気づけて、そこに取り組めば良い。
ただそれだけのことだったのにずっと気づけず、自己否定をしていた。

私は本質からズレると人より強く違和感や気持ち悪さが自分に届くらしい。
とスピ系の人から言われた。
すごい理解した。

違和感や気持ち悪さを感じてもそれを無視していた自分の生き方に気づき、取り組む方向を変えた。

カウンセリングでも徹底的にやってきたことだけど、
答えは自分にしかないんだな、とめぐりめぐって改めて気づいた。

だけど、まだ取り組み中なので言うほどちゃんとできてないんだけどね。

今はグループコンサル受けてます

さとみさんの1on1のセッションはいったん終えて、グループコンサルを受けています。
参加者の皆さんは7つの習慣と潜在意識コーチングを終了した人たちで、コーチングのマインドをお持ちです。

こうした人たちの集まりなので、放っておいても根本から自己肯定感を爆上げしてくれます。笑

うわべの賞賛じゃない言葉をいただけ、まじでありがたいです。

やっぱりね、自己肯定感、大事ですわ。






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