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夫のこと
さて、今日はわたしの夫のことを書こうと思います。
年上の友人(小説家)に、「あなたの夫はどんなひとなの?」と聞かれたことがあって。
わたし「どんなひとなんだろう…」
としか、答えられなかったことがあります。
どんなひと、って、そのときの文脈から、職業とか趣味とかそういうことを聞かれたのではなかったと感じたのです。
意外と夫がどういうひとかって、もっというと本質って、掴んでいないものなんだな、とその時気づいたのです。ちなみに、わたしと夫は結婚しておよそ15年、このやりとりは3年ほど前のことです。
じつは、夫婦のパートナーシップについては本当に書きたいと思うことがたくさんありまして。夫婦のことだけじゃなくて、親子とか、家庭とか、家系のこともね。こどものころから、ずーーーっとわたしの根底を流れるテーマなのですよ。この、家系というソウルグループに纏るいろいろなことは。
そう、それでね。わたしと夫は23歳ごろに出会いました。はじめは友人でした。でもわたしは一目惚れ。このさ、一目惚れって、ほんとありがちなんやけどオススメせんわー(笑)。恋は盲目とはほんと良く言ったもので、相手なんか実はなーんにも見てないもんね。
で、友人、途中からほんとに仲のいい親友といってもいい友人関係を5年ほど続けて、いい仲になり結婚、という運びになったのです。
この、良い友人関係がベースにあったから、結婚しても大丈夫だろうと思っていたんだけど、どっこい、なんですよ。いろーんなことがありますよ。でもそれはまた別の話し。
今日はね、わたしが夫に感謝している、ということを書きたいのです。
わたしがここまで学び続けることができたのは、夫のおかげです。もちろん学びに対するわたしのコミットは深かったのですが、小さいこどもが3人いて、学び続けることはとてもチャレンジングでした。
そして、たくさんの魂のレッスンも。一見それはネガティブに感じられることもありますが、それはわたしに気づきを与え、わたしという存在を錬金するときに、触媒となるものでした。夫という相手がいなければ、なかなか受け取れるものでも、ホールドできるものでもありませんでした。
だから、ありがとう、と感謝です。
ほんとに、ありがとう。
ありがたいことに、健康なこどもを3人も授かることができ、互いに支えあいながら、子育てという大きなミッションに取り組めることに、最近しみじみと幸せを感じます。
どんなひとにも、家族ってチャレンジがある。人によっては、機能不全やトラウマを抱えていることもある。でも、わたしたちは望むものに手を伸ばすことができる。もっと言うと、望む人生を創造することができる。家族はそれを支えるものだ。
そういう意識に至ることができたのも、あなたという相手がいたからです。ありがとう。
あなたがどんなひとなのか、わたしはまだ掴みきれていないかもしれない。そしてそれは掴むというよりも、変わってゆくものでもあるかもしれない。
でも、わたしたちの関係性に信頼はある、と感じられる。信頼があるって、素晴らしいこと、だよね。
ありがとう。