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2024北京ライヴ
2年前ロンドン以来の海外ライヴ。今回は🇨🇳北京へ!アーティストVISAの手続きは他国と若干違って、演奏動画や数曲の音源と歌詞の提出が必要でしたが🇨🇳プロモーターさんの鉄壁の下準備のお陰でスムーズにクリア。
次の課題は楽器と機材の携行渡航(初体験)。調べてみると、セミハードケース、ソフトケース+緩衝材、もしくは機内持ち込みなどなど色んな情報が飛び交っていて、結局当日になりソフトケースに緩衝材で預託手荷物にする事に。ペダル類はバッテリー問題で機内持ち込みにしました。結果ベストな方法を選べたかもしれません。ギターの預託手荷物手続きに関しては、関空だとチェックインも受け取りも向こう任せでOKだったのが、北京首都空港だと別の窓口まで行く必要がありました。fragileステッカーを貼られて行きも帰りも何の問題もなく受け取ることができました。航空会社によるのかもしれませんね(利用したのは海南航空)。
北京首都空港に0時半頃到着。入国審査も問題なくスムーズに済ませる(エフェクターとか怪しまれなかったよ)。音源はメンバー1人につきCD/LPいずれか20枚以内持ち込み可との事だったが、詳しく調べる事もなくスルーでした。
今回のライヴのオファーを頂いたFanさん(Thrashing Cult Records)と興行主のMurkさんが空港まで車で迎えに来てくださり、張自忠路駅のホテル(ライヴ会場から徒歩3分!)まで。ホテル周辺の街並みは、大通りからひとつ入れば(深夜なこともあって)いまにもキョンシーが出て来そうで雰囲気満点。明日の打ち合わせを軽く済ませてチェックインした後、外で一服してたら可愛いノラさんがこっちを凝視してた。まん丸ほっぺのカリン様顔。さすが中国(笑。
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明けてライヴ当日。ホテルの玄関で、今夜対バンのAir Quake(中国在住・ヨーロッパ在住の混合バンド)のメンバーらと遭遇。同じホテルを取ってもらってたらしい。
会場入りの時間までに私達はFanさんの案内でランチへ。折角の本場なので北京ダックやってるレストラン。MurkさんもFanさんも豪快にオーダーしまくる。きっとザ・北京な味を色々堪能してほしいって気持ちなんだろな。どの料理も日本の中華料理とは違う初めての味で全部すっごく美味しかった。すぐ満腹になってたくさん残ってしまったけど、中国では食べ切るよりも残った方がおもてなし的に善しとされる文化らしいので結果オーライかな💦
あとびっくりしたのは、HOTジャスミンティー頼んだら角砂糖が付いてきた。あちらはお茶甘くして飲むらしい。
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一旦ホテルに戻り機材を持って今夜の会場 Yue Space 乐空间 へ。美術館やカフェなどが併設されてる公営の文化施設らしき一角の中にあるとても大きな会場。北京のメタルヘッズがどれだけ集まるのか未知数💦
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リハ後Fanさんに周辺を案内してもらいレコ屋探索。1軒めのレコ屋でSithterの劉くんがギター弾いてるバンドSun Moon Holy CultのCD発見。2軒めの(↓画像)レコ屋で、イエローサブマリンロンTとスマパンのメロンコリTをセルフお土産として購入。その後立ち寄った楽器屋で偶然、今夜観にくるらしい若者に声をかけられて記念写真など☺️ちょwwオレら有名人じゃんw
店主のお兄さんはBadnewsからリリース経験もあるバンドマンで、グドフォーなど日本のメロコアバンドとも交流あったとのこと。思わぬ出会い嬉しいね
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会場に戻って物販のセッティングなど(ほとんどFanさんがやってくれたので見てるだけ)。自分たちには出来ないちゃんとしたブースが出来上がりました(アリペイのQRがバーンとw)。今回の物販、Tシャツはアートワークを送って中国で製造してもらい、音源は買取対応してもらいました。ほんと頼りっぱなし^^;
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開演後各バンドの転換の時に一服しに外出たらまたもノラたんに遭遇。こやつもぷくぷくカリン様顔。全然撫でさせてくれるやん(しばらく触れ合った後食べ物ないんかいってプイっと去られる)
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さて我らBlackLabの出番。程よい緊張と会場のアツい空気のお陰でブチ上がりましたぜ!なんせお客さんのボルテージがスゴかった。度々誰か叫び声上げてるしモッシュ起こるしカバー曲は大合唱。若いってスバラシイ!終演後はレコードCD、Tシャツにまでサイン攻めそして写真攻め。嬉しい限り。アフターパーティーは会場に隣接するバーにて。簡易サーバーみたいなんでビールが出てきたw。私はコーラ頼んだらHOT/ICE聞かれたんやけどHOTコーラがあるのか?常温てことかな?あとドミノピザが2枚あったんだが、焼リンゴとカスタードクリーム乗ったのと、ツナと桜田麩が乗ったやつ。どちらも甘いピザ。北京ではスタンダードなんだろか
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赤いのがセルフビアサーバ
明けて日曜日、刀削麺のお店でランチ。ちょうど前日に気になってたお店だったんでバッチシ!Fanさん曰く地元の年配のお客さんばかり=いい店との事。モチモチでたいへん美味しかった。
Murkさんが迎えに来てくれて空港まで送り届けてくれた。最後まで素晴らしいおもてなしに感謝しかない!
北京発のフライトは関空発よりセキュリティチェックが厳重で、ほぼ全員キンコン鳴ってかなり激しめのボディチェック入る。使い捨てライターも往きは1つならOKだったのに帰りはボッシュートされた。同じ航空会社なのになんでだろ。ギターの荷物チェックインに少々手こずる。特殊荷物カウンターに行くと行商みたいなスゴい荷物の列が出来てて、係の人に説明して横入りさせてもらってなかったらフライト間に合ってなかったかも…。勇気出してよかった。約3時間のフライトでほぼ定刻に関空着。ここでのギターの受け取りは普通の預託荷物と同じレーンでOKだった。当然ながら無傷でご帰還。
2年前のロンドンも今回の北京も、サポートしてくれる人たちが素晴らしすぎていい思い出しかないです。つくづく、自分たちだけじゃこんな体験出来なかったと確信してます。ほんとに感謝感激!もっと力付けて色んな国行ってみたいです。
最後まで読んでくれたひとにも感謝です。
おわり