新型SurfaceではなくiPad Proを買ったワケ
こんにちは、Business Insider Japanのテック専門メディア・Tech Insiderの「ゆうこば」こと小林優多郎です。
今週も1週間のテック記事の振り返りつつ、編集裏話をお送りします。
今週はマイクロソフトの発表が大きな反響を呼びました。
マイクロソフトが「Copilot+PC」というブランドを立ち上げ、生成AIがより快適に使えるWindows PCを展開していく、という話です。
自社PCブランドである「Surface」も、もちろんこのCopilot+PCに準拠しています。普段はインテル製のチップセットが主要構成になるSurfaceですが、今回はクアルコム製のチップセットを搭載しており、いわゆる「生成AIエンジン(NPU)」が強化されています。
実は、次期Surfaceがクアルコム製のチップを搭載することは、業界内では水面下で囁かれていた内容でした。自分も非常に楽しみだったワケです。
実際、生成AI性能だけではなく、有機ELディスプレイ搭載やBluetooth機能のついたキーボードなど新要素もあり、購買欲はかなり高まりました。
けれど、今回自分はちょっとタイミングが合わなかったなと感じています。
理由は、日本では5Gや4Gといったモバイル通信に対応したSurfaceの発売が、2024年後半になることが明らかになったからです。
クアルコムといえば、スマホ向けのチップとしてお馴染みのメーカーです。スリープから復帰後すぐに仕事ができる理想の未来……を想像していたのですが、そう簡単にはいかないようです。
今のところCopilotやFireflyなど自分の使うAIツールはオンライン環境が必須ですしね。
というわけで、先週購入したセルラー版の「11インチiPad Pro(M4)」はやっぱり「買い」だったんだなと、ほっと胸を撫でおろしました。
今はとにかくiPadを決済したカードの引き落とし日が怖くて震えています。
iPadを買って仕事がどう変わるか、はまた記事かこのコラムで。
本稿はBusiness Insider Japanのメルマガ(無料)用に用意したコラムを加筆・修正したものです。Tech Insiderでは毎週土曜日11時にその週のテック記事振り返りレターをお送りしています。ぜひ、ご登録ください。
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