【何故?】オンライン授業が主流にならないたった「1つ」の欠点。
世界中でロックダウンが再試行される今、多くの学校が オンライン授業 へ後戻りだと思います。
日本は例外で学校は引き続き登校可能ですね。
著者の住むマレーシアもは例外ではなく、学校では「オンライン授業」が導入されました。
一部テストを受ける学年のみ登校が許可されていますが、インターなどでは閉めている学校がほとんどです。
去年からオンライン授業と対面式授業の切り替えが激しく、オンラインへ後戻りしたのはすでに4回目。
ここまでくると流石に慣れてきます。
しかしオンライン授業が今後の教育システムとして主流にはならないであろうたった一つの大きな弱点があります。
オンライン授業
「オンライン授業」という言葉、去年からあちらこちらで聞くようになりました。
今まではオンライン授業というのはほとんどなく、一部の通信制の高校のみで行われてきました。
しかしこのご時世オンライン授業を経験した生徒の方が多いのではないでしょうか?
オンライン授業のメリットやデメリット、両方を多く体感した方も多いでしょう。
親御さんだとメリットより「デメリットの方が大きい」と思っていませんか?
その意見に同意です。著者は高校3年生の学生ですが、「デメリットが大きい」と思っています。
学生さん(特に小さい子)はオンラインの方が良いと思っている子も多いです。その理由は簡単「隙間時間にだらけられるから」ですね。
高学年になってくるとこの考え方は変わってきていて「オンライン授業は嫌だ」という生徒が大半を占めています。
Zoomで行うオンライン授業、わかりずらいし、勉強量は減るし、良いことなんてありません。
強いて言えば「通学する時間分の空き時間が出来る」位ですかね。
小さなデメリット
オンライン授業を受けていて感じるデメリット、それはとても多いです。
実際にオンライン授業を受けた学生さん、子供が受けていたという親御さん、どんなデメリットを感じましたか?
実際に多く聞いた意見TOP3をまとめてみました。
ただ、これらのみならず他にも多くのデメリットはあります。
ネット環境に左右
これは学生さん、オンライン授業を提供する側の先生から多く聞いた意見です。「ネット環境に左右されてしまう」という点。
もしインターネット接続が弱い地域の場合、オンライン授業は回線が飛び飛びになってしまい大問題。
学校の先生も自分の意思でオンライン授業をやりたいと思ってはいません。多くの先生はオンライン授業に対しては反対意見を持っています。
先生側ももしインターネットの環境が安定しない場合、しっかりとした教育を与える事が出来ません。
先生としても不満が残りますし、学生からも「聞こえない」と不満が来ますし良いことは全くありません。
インターネット環境が整っていても雨や雷の影響を受けて不安定になってしまう場合もあり、時間帯によって繋がりにくかったりとオンライン授業は完全にインターネットに頼っているのでそのインターネット環境が不安定な場合は多大な影響を受けてしまいます。
体育・音楽がやりにくい
これは学生さんから聞いた意見のですが、「体育・音楽」がやりにくいという点。もちろん先生方のオンラインの慣れ具合にもよりますが、数学や国語に比べてオンライン授業を行いにくい教科です。
体育の場合、チームで行うスポーツな完全にNG。
なので定番のサッカーやバスケットボール、野球などはできません。オンラインで出来るスポーツ何かあるでしょうか?
そこで多くの学校では低学年(小学生)はほとんどが「カメラの前で体操・カメラの前で踊る」程度。
それって体育って呼べますか?
これはまだましな方、高学年になるともっと体育ではない体育の授業になります。
「筋肉の名前を覚える」「エッセイを書く」
それ、保健体育でやればいいじゃない。
そう思いませんか?
体育とは体を動かしてこその体育、それに関しての勉強は「保健体育」という違う授業が提供されているはずです。
音楽の授業も例外ではありません。
学校音楽のなにが楽しみって「友達・先生とセッションをする」という事です。
しかしZoomを使ってのセッションは不可能、どうしてもZoomではタイムラグが発生するので全員で合わせる事はできません。
ストリングオーケストラに入っているのですが、オンライン授業の期間中はずっと「一人で練習」のみです。
事前に先生が全員へ楽譜を配り練習、弾いている動画を送信して先生がアドバイスをくれます。
一人一人へしっかりアドバイスをくれるのはいいのですが、これでは個人レッスンと一緒です。
それなら普通に一人で楽器を習うのと一緒。
これに関してはオンライン授業でこれ以上の策は思いつかないので、学校側としてもこれで精一杯だと思います。
親の手がかかる
最後の小さなデメリット、これは学生さんは感じていないかもしれません。
オンライン授業は親御さんの大きな負担になっています。
特に低学年の場合はですね。
というのも高学年になってしまえばある程度ほったらかしでも「勝手に部屋でオンライン授業を受けている」のでそこまで負担にはなりません。
但し低学年の場合は違います。
学校であれば先生がしっかりと監督していて環境が整っていましたが、家となると誰がずっと面倒見るのというと「親」
ずっと息抜きも出来ずに毎日接続の手伝い、オンライン授業をちゃんと受けているかの監視、「あれ必要」「これ必要」と言われた時に物を用意、、、
その大変さは想像もつきません。
大きなデメリット
さあ、そんなオンライン授業ですが一時期「これこそ新しい勉強の方法だ!」と騒がれました。
「もう留学はしない時代、これからは授業はオンラインで取ればいいじゃないか!」と業界からは言われていましたが、著者は断言します。
それは絶対にありえない。
最低でも現代の技術の状況ではオンライン授業が主流になる事は無いでしょう。
それは何故ならたった一つの大きなデメリットが関係しています。
「集中できない」
集中できない
オンライン授業の大きなデメリット、それこそが「集中できない」からです。
普通に集中している生徒もいるだろう!?
それがですね、ある程度集中できる学生はいるものの、絶対的に学校に通っている時よりは全員集中力が落ちています。
どんなに真面目な生徒でも、しっかりオンライン授業へ参加して全ての課題をやっても学校にで勉強する時と比べると確実に「集中力は落ちています。」
やはり環境が「家」という集中出来ない場所になるのでどうしても勉強の効率は落ちます。
著者もそれは実際に体感していて、授業中先生の言葉を一語一句聞いていません。重要な所は聞いているものの聞き流してしまう事も多い。
後から録音を見返したり、課題がメールで送られてきてから始めて「こんな事習ったっけ?」と疑問になっています。
それから個人的にインターネットで解き方を調べて勉強して、、、
こんなこと、普通に学校があればやっていませんでした。
学校に通学していれば「学校の勉強は全て学校で終わらせてくる主義」だったので家で学校の勉強をしたことはありません。
家では基本的に自分の好きな事か違う勉強をしています。
これは特殊なケースでは無く、他の生徒に質問しても同じ答えが帰ってきます。「勉強する時間が長くなった」とはよく言われ、それは何故なら勉強効率が落ちたからです。
集中力が落ちる=効率が悪くなる。するとまた集中できなくなり、、、「悪循環」極まりない!
最後に
「オンライン授業は新しい留学の方法」と言われていますが、実際に数か月のオンライン授業を受けた高校生は反対意見です。
学生からはオンライン授業に対し不満が上がっているのは「集中力が下がって勉強出来ない」という意見。
実際に集中力が落ちる事で勉強効率が悪くなり、勉強量も低下します。学生にとってマイナスでしかありませんね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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