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KCカップ2021 Nov. インフェルニティで挑戦した結果

2021年11月開催のKCカップにインフェルニティで挑戦しました。レポートを書きます。

デッキレシピ

2ndステージで使用したデッキはこちら...

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エクシーズ・インフェルニティです。
※デュエルリンクスのデッキコピー用URL
https://t.co/OUO44dqq9X

エクシーズ・インフェルニティとは、
《インフェルニティ・デーモン》2体でランク4エクシーズを連続召喚してワンターンキルを狙うデッキです。
チューナーは一切使用しません。

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一般的にインフェルニティと言えばシンクロのイメージが強いですが、
今回わたしはこのエクシーズ型のインフェルニティを使用しました

構築の中でこだわったポイント

《インフェルニティ・デーモン》

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《インフェルニティ・デーモン》は3枚投入しました。
スキルでデッキから墓地へ送れるので1枚・2枚でも十分という意見もありますが、3枚フル投入以外ありえません。

その理由は、《インフェルニティ・デーモン》は素引きしたいカードだからです。スキルでデッキから《インフェルニティ・デーモン》2体を墓地へ送ろうとすると手札コストが2枚必要です。
手札コストで2枚消費しながら相手の妨害を超えてワンキルするのは困難です。

一方、《インフェルニティ・デーモン》を素引きしている場合はスキルの手札コストを1枚消費に抑えることができます。
スキルのコストに《インフェルニティ・デーモン》を使用することで手札・デッキから1枚ずつ合計2枚の《インフェルニティ・デーモン》を墓地へ送ることができるからです。

可能ならば《インフェルニティ・デーモン》は5枚入れたいと思うほど、《インフェルニティ・デーモン》の複数投入は重要です。

また、今回のKCカップ環境では攻撃力1800というのが優秀で、HERO相手に攻撃表示で出して壁にする役割もありました。

《インフェルニティ・ビショップ》

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《インフェルニティ・ビショップ》は2枚採用しました。

以前まで1枚採用でしたが、《サイクロン》や《月の書》の打ち合いで手札消費が激しかったのでスキルのコストを削減するために《インフェルニティ・ビショップ》を2枚に増やしました。

2枚にしたことで1回のデュエルで①の特殊召喚効果と②の身代わり効果の両方が使えるケースが増えて、デッキパワー増加に貢献してくれました。

今回のKCカップでは《狡猾な落とし穴》や《死者への供物》などの破壊による妨害が多かったので、《インフェルニティ・ビショップ》の身代わり効果が本当に大活躍しました。

《狡猾な落とし穴》

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妨害カード + 《月の書》対策カード。

エクシーズモンスターが素材を抱えたまま裏側にされた時に、《狡猾な落とし穴》で自分のエクシーズモンスターを破壊して貫通します。
ワンキルされない時は妨害としては使わずに温存して、次の自分のターンの攻めに使います。

妨害にも攻めに使える貴重なカードなので優先的に採用することにしました。
《狡猾な落とし穴》を採用する関係上、他の罠カードは採用できなかったので罠カードは《狡猾な落とし穴》だけにしました。


《ガガガザムライ》

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メインアタッカー。
《BK ベイル》を無視してワンキルできる点を評価して採用しました。
今回のKCカップでは《BK ベイル》が流行っていたので、採用して正解でした。

戦績データ

そんなエクシーズ・インフェルニティを使用して参戦したKCカップの結果がこちら...

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・最終順位:460位
・最終DP:40,153
・最高DP:45,009
・勝率:55%
・デュエル数:310

TOP100位を目指していたので、悔しい結果となってしまいました。

DPと勝率の推移

続いて、デュエル数ごとのDPと勝率の推移を確認してみます...

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150戦弱でDP4万に到達し、その後は沼から抜け出せず、4万前後をいったりきたりしてたらKCカップが終わりました。

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次の表はDPごとの勝率と対戦数をまとめたものです...

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3万DP帯で124回も対戦しています。とても辛かったです。

次の円グラフは対戦相手のデッキ分布です。

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事前に予想していた通り、ハーピィが一番多かったです。
苦手な時計塔HEROも多くて辛かったです。
有利対面のサンダー・ドラゴンとガイアの数が多かったのが救いでした。

対戦相手デッキごとの戦績と意識したポイント

続いて、対戦相手のデッキごとの勝率と意識したポイントについてお話します。

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ハーピィ

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勝率47.62%。
シェア率トップのハーピィに対して少し負け越してしまいました。
前回のKCの時はハーピィに対して勝率70%以上出せていたので、大きく勝率が下がってしまいました。

この原因は《狡猾な落とし穴》の減少にありました。
《狡猾な落とし穴》がまったく効かないのがエクシーズ・インフェルニティの強みです。
しかし、《万華鏡 華麗なる分身》がリミット2に入ったことでハーピィでの《狡猾な落とし穴》の採用率が減少し、《禁じられた聖杯》や《サイクロン》の枚数が増えていました。
この採用カードの変化が勝率低下の一番の原因でした。


時計塔HERO

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勝率31.31%。
どうしても《サイクロン》確定サーチ+《幽獄の時計塔》による防御が突破できず、前代未聞の負け越しを記録してしまいました。

敗因はプレイングにありました。

ずっとスキルを使ったターンに《幽獄の時計塔》の上から無理にキルを取ろうとして失敗し続けました。

しかし実は《幽獄の時計塔》が場にある時はキルを取りにいかずに1ターン耐えるプレイをする方が良かったです。途中で学びました。

HEROは1枚で1800打点超えることもできません。
相手の《サイクロン》を《インフェルニティガン》で踏んでから《インフェルニティ・デーモン》や《インフェルニティ・ビショップ》を横に並べてターンを返すようにしたら勝率が上がりました。

また、《D-HERO ドリルガイ》の特殊召喚効果にチェーンして《月の書》を打つと手札からの特殊召喚が不発になることを最終日まで失念していました。
これのせいで10試合は落としました。

サンダー・ドラゴン

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勝率72.97%。
《孤高除獣》のリミット化のおかげで、大きく勝ち越すことができました。

《フォトン・ストリーク・バウンサー》率が激減し、短いターン数でワンキルされることもほぼなかったので簡単に勝てました。

インフェルニティがワンキルしてこないデッキに対して有利であることが再確認できました。

ガイア

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勝率60.61%。
ガイアに対しては大きく勝ち越すことができました。

ガイアはワンキルしてくることが少なく、メインの妨害手段が《竜魔道騎士ガイア》による破壊なのでインフェルニティが有利です。
《インフェルニティ・ビショップ》の身代わり効果が大活躍しました。

プレイングとして特に意識したのは《恐牙狼 ダイヤウルフ》の使い方です。

相手の手札に《暗黒騎士ガイアソルジャー》がある時に《No.70 デッドリー・シン》で《竜魔道騎士ガイア》を処理しようとすると《No.70 デッドリー・シン》が守備にされてしまってキル取れないことがあります。《竜魔道騎士ガイア》は《恐牙狼 ダイヤウルフ》で処理するようにしました。

また、《恐牙狼 ダイヤウルフ》を出す時は攻撃表示で出すようにすると《禁じられた聖杯》で妨害された時に守備表示の《竜魔道騎士ガイア》を攻撃で倒せるようになります。
ついビビッて《恐牙狼 ダイヤウルフ》を守備で出してしまいがちですが、意識的に強気に攻撃表示で出すようにしました。

幻奏

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勝率44.83%。
《幻奏の音姫マイスタリン・シューベルト》の墓地除外効果がきつく、ワンキル力もあったので不利でした。

《月の書》を引けている時は《幻奏の音姫マイスタリン・シューベルト》を出されないように《幻奏の歌姫ソプラノ》に対して《月の書》を打ちます。
《幻奏の音姫マイスタリン・シューベルト》が出てきてから《月の書》を打つと《死魂融合》で墓地融合されてしまうことがあります。
融合素材が墓地にそろってしまうのを防ぐために、《幻奏の歌姫ソプラノ》に対して妨害を合わせるようにしました。

幻奏は《狡猾な落とし穴》の採用率が高いので、砂時計で相手の伏せを読み、《狡猾な落とし穴》だと分かった時は踏み越えてしっかり勝ちを拾うように意識しました。

トラミッド

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勝率77.78%。
トラミッドに対して勝ちまくりました。

《サイクロン》はフィールド魔法ではなく《古代遺跡の目覚め》に対して打つようにしました。

トラミッドモンスターが2体並んでいる時は1体目の張り替え効果にチェーンしてもう1体に対して《月の書》を打つと張り替えを2回されるのを防げるので、積極的に狙っていきます。

トラミッドに破壊耐性を付与する《トラミッド・フォートレス》がやっかいです。
しかし、《トラミッド・フォートレス》は基本的に2枚しか入っていないので《恐牙狼 ダイヤウルフ》で2枚踏んだあとに《No.91 サンダー・スパーク・ドラゴン》を通しに行くプランで勝てることが多いです。


対戦の様子

KCカップ中の対戦はYoutubeチャンネルで配信していました。
すべてアーカイブ残っています。
とても楽しそうに対戦していますので気になる人は覗いてみてください。


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