2021年7月の記事一覧
コロナと放射能とオリンピック
この1年半、コロナに関する様々なニュースに流れる度に私はこの10年福島で起きたことを思い出していました。。ウィルスは見えず、それ故に怖いものですが、見えない恐怖というのを私達は一度体験したはずです。
福島で考えたことについては以前にまとめたのですが、この時書いたことがコロナ禍の今にも共通して言えるのではないかと考えるようになりました。それは見えない放射能を見える化することです。
それまで単
「オリンピックだけが特別なのか」への答え
前回で個人に対しては怖がる(感染を避ける)行動に対して広い幅を認めることを提案しましたが、それだけでは感染拡大を防げません。ここでは全体としてどうするべきかを書いていきます。
その前にこれを書いてる現在、オリンピックの開会式がやってるのですが、その開催や観客数を巡って是非が問われています。
緊急事態宣言下で「なぜオリンピックが特別なのか?」の声が上がってるのですが、実はこれ、多くの人が誤
見える化の次にすること
コロナの被害を可視化することができたら次にすべきことはコロナの被害を見ないようにすることです。”見ない”は”見えない”とは違います。見えるようにしたところで見る必要がない部分は見ないようにするのです。
コロナの被害がどれくらいなのか、そして対策によってどれくらい緩和できるのかが見えてきたら次にやることはなんでしょう? コロナの根絶と答えたくなりますが、どうもこれは難しいように見えます。
コロ
コロナは短期戦なのか長期戦なのか問題
今の日本のコロナ対策はなぜうまくいかないのか。その理由の一つはこの問題にあります。
コロナに関することで政治家やメディアから「今がこらえ時です」とか「今が一番の頑張りどころです」という言葉を何度も聞いたのではないでしょうか? 一方で街頭インタビューなどで「どうせなら短く強い措置をした方がいい」という声もよく聞かれます。
コロナ禍が1年以上続いていることからももう十分に分かることですが、対コ
オリンピック開催を認めさせる方法(オリンピックを止める方法)
コロナ禍の日本には政策を評価しその責任を明確にすることが欠けていると書きましたが、ここではそれをもとに東京オリンピック開催を反対派に認めさせる方法を書いてみたいと思います。この方法で政府に追及することがそのままオリンピックを止めさせる方法になりますので反対派の人もよければ最後までおつきあいください。
オリンピック開催を認めさせるのはこの手順にそってやればいいのです。
1 感染拡大の定義を
被害と責任を可視化する
対コロナの政策がなぜ迷走しているのか。それはコロナがちゃんと見えていないからです。といっても見えるようにすべきなのはコロナそのものではなく、コロナによる被害です。
原発事故後の福島県でその地域の空間線量を計りながら個人の空間線量を測定、推定しないことで健康被害の予想が難しくなっていた現状を以前に書きましたが、理屈はこれと同じです。大事なのは被害をできるだけ可視化すること、被害を定義することです