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#心理学
いじめ対策を考える 1
この章では「いじめ」の概念をふまえながら、具体的ないじめ対策を考えていきます。
いじめをやめようから「いじめ」を知るへ 私が定義した「いじめ」は、暴力など起きてはいけないことが見過ごされてしまう集団の力のことでした。
対策として真っ先に考えられるのはこのことを意識することです。
現在は「いじめはいけない」「いじめはやめよう」というメッセージがよくいわれています。この思いをみなが徹底すれば
いじめとスクールカウンセラー 2
いじめにスクールカウンセラーはどう取り組むか では、いじめに対してスクールカウンセラーは何ができるでしょうか?
多くの人が誤解しているかもしれませんが、重大ないじめがあった場合に学校に行ってSCにカウンセリングを受けるというのはあまりお勧めできることではありません。学校で傷ついた心をわざわざその場所である学校でカウンセリングを受けるというのは、あまりいい方法とはいえないでしょう。大津のSCが心の
いじめとスクールカウンセラー 1
この章ではいじめととスクールカウンセラー(SC)のあるべき姿について考えていきます。
大津いじめ事件とスクールカウンセラー そのきっかけとなるのはやはり大津のいじめ事件です。大津の事件ではSCの対応が大きな問題になりました。
学校が自殺の主因についていじめではないという判断を下す際に、SCの見立てが影響を与えたことや、被害者の姉の面談の記録を学校の管理職が見れる状態であったことなどがSCの対
「いじめ」でいじめを考える
この章ではいじめのいくつかのトピックを、いじめは行為そのものではなく行為が見過ごされるメカニズムであるという「いじめ」の概念で考えていきます。
いじめられる方にも問題がある? いじめを巡る議論で必ずといっていいほど聞くのがこの言葉です。前の章でも取り上げました。
いじめられる側にも何らかの問題点がある。それを直せばいいのではないか。
これについても改めて「いじめ」を軸に考えてみます。
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