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泣きっ面に蜂だったけど、実は描いていた事

私は今、鹿児島県垂水市にいる。
6月の下旬から2週間フリーダイビングの合宿を過ごし、1人残って10日ほどたった。
この1ヶ月、自分の中で波乱万丈な日々だった。

全てがうまくいかず、
楽しみで楽しみで仕方なかったダイビングの練習は体調不良で2週間のうち、1日しか潜れなかった。
1人になって、首も痛め、悩み事が溢れて、怒ったり、泣いたり、人のせいにしたりした。

そして、自分の一番痛いところに触れた。

それは、本当は自分に自信が全く無いということ、
存在の肯定ができないこと、
しょっちゅう、自分以外の全員がすごいって思うこと、、、。

なんでこんな思考回路なんだろう、、と幼少期を掘り下げ、ショッキングだったことの影響を考え、どんな思考がベースで生きてきたのかと、本を読み、、、。

調べるほど、
怒りや、切なさが出てきて、余計に自信がなくなった。
育った環境のせいにもした。


いつからか、楽しくて気持ち良いフリーダイビングが、
私にとって「逃げ」になっていた。

ボンベを持たない水の中は、極端に言ったら『生きるか死ぬか』しかない。

水面で起きていることは、一旦全て忘れる。

それが、何か大事なことを陸に置いてきている気がしていた。
でも、それが何なのかわからなかった。

好きなことしかしてない自分を否定して、でもどうしたらいいかわからないから知らんぷりしていた。
いつもなんだか後ろめたい気持ちだった。

それが今回の「合宿に来たのに何もできない事件」で、知らんぷりできなくなった。

でも、それは光だった。

私はここ数年、白馬にいることがちょっとキツくなっていた。

・たくさんたくさんお世話になってきた白馬へ何もできないこと
・家族のことで悩むこと
・スキー引退したかと思えば、今度は海?!いい加減にしろ、と自分の中の誰かが否定していくること

このような理由で実は実家に帰る事が前向きではなくて。
(どうしても帰る理由があるので帰っている)

でも、2つのあるきっかけで、180度考え方が変わった、、!

1つ目、
私の呼吸の友、真央さんの書いた本を読んで!

移動している間にこの本が必要な人がいたら、どんどん回してもらおう!って思って持って来たのに、まず私が助けられる!
一瞬で、思考がワクワクしてしまう魔法の本。
(Amazonで買えます!詳細は一番下に載せます)

その中に、「毎日床ふき掃除をするといいことがある!」ということで、
大の掃除が苦手な私だけど、お家に住まわせてもらっているし、(暇だし)やってみた。

そしたら、
母もずーーと、「家を掃除すると家が守ってくれるよ」とか、言ってたなあ、私が好きで出かけている間も、きっと部屋の換気とかしてくれてるんだよなあ、と思うようになった。

なんだか、自分のお世話になった家に対して感謝が湧いてきた。

2つ目、
ある日、思考が行き詰まって、なんだか滝に行きたいな、、!と、滝を目指すことに。
山道をぐんぐんあがり、滝までもう少し、というところで、車道にまたがる巨大な鳥居が!
そこは霧島神社だった。
迷う暇なく霧島神社へ。
今自分のいる場所の神様に挨拶した。

どこのタイミングか忘れたけど、突然、
「私の本殿を、大切にしなきゃ」
って湧いてきた。

それは、白馬であり、住んでいた家であり、家族だ。

(その後、1人では絶対行けない龍神の水汲み場の出来事もすごかったけど、今日は割愛)

この歳で実家にいると当然、価値観の違いも出てくる。
小さい頃は絶対的だった親が、社会を見て、色々口を出したくなる。

けれど、今回色々なことを通して、家族・家・地域を蔑ろにしては前に進めないと思った。

数日しかいれないけど、一度自分の本殿・白馬に帰ってまた出発します。

8月は、長崎県壱岐島で私のフリーダイビング師匠のもと、トレーニング。

もう「逃げ」はなくて、真っ向からいこう!


真央さんの書いた本↓
思い込みの魔法で、らしくご機嫌に生きる簡単な方法

お掃除の話以外にも、さっきまで泣きっ面だったのに、一瞬でニヤニヤ、ワクワクできちゃう!まさに魔法〜!
暗いことも、楽しいことも、自分で作ってるんだと本当に思った。

今回のタイトルである
「泣きっ面に蜂だったけど、実は描いていた事」
というのも、今までのスキー人生は辛いこともあったけど、たくさんの人が応援してくれて、努力以上に素晴らしかった。
これからの人生は、”努力して努力しても、どうにもならないこと”ってきっとあるんだよなって、思っていたし、実は体験したかったことだったのかも。

だから今起きていた、”どうにもならないキツいこと”も私の思い込みがつくったこと。
もう、体験したからもういいや。キツいもん。笑

悩む事や大変なことはこれからもあるけど、
自分の機嫌を自分でとって
これからは、ワクワクニヤニヤすることを思い込もう!

私も、周りも、満ちる日へ。

ありがとう、まおち!

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