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よく見るとエロい妖怪民話

妖怪と私

誰も怖がらない心霊番組を見て本気で一人でお風呂に入るのが怖くてたまらなくなるビビりな私ですが、子供の頃はその手の番組が大好きでよく見てました。
令和の今より頻繁にやってたし内容も怖かった気がする。
ゲゲゲの鬼太郎も好きだったし、友達の家で水木しげる先生の妖怪大図鑑にビビりながら見入ってました。
ちなみに妖怪やオバケを見たことはないです。
会いたい人はいるけどお盆ですら会ったことはない。
私はニュータウン育ちで、母校の小中学校は私が在学中に10周年を迎えるとかのレベルの新設校でした。
学校の七不思議なんかはありませんでした。
赤い猫の地縛霊とか狛犬妖怪の兄弟とか見えてたら違う人生を歩んでたと思いますが……
余談ですがさくらニュータウンの町並みのリアリティにかなり親しみを感じてます。
今でも怖いものは苦手だけど、何故そんな人間が妖怪ジャンルで何年も活動してるのかは謎です。


よく見るとエロい妖怪民話

このむかしばなし絵本の日本の方、鶴の恩返しが最近お気に入りのCPでした。
おさらいがてら鶴の恩返しの動画も見て、その流れで雪女も見漁りました。
雪女は童話というか怪談だけど。
他の童話も改めて読んでみました。
「狐の嫁ご」というお話がかわいそうでかわいそうで……
人間のお嫁さんになりたいコンたんだと思うとかわいすぎて……
フジパンのサイトによると岐阜に伝わる民話のようです。

鶴にしろ狐にしろ、日本の民話には異類婚姻譚というものが多いんですね。
昔からケモナー大国だったのかと言ってしまうと身もフタもないけど、これはどうも人間と自然(動物)を近いものとしてとらえる日本人の感覚と関係があるみたいです。
異類婚姻譚と聞いてすぐに思い浮かべたのが「蛤女房」です。
地獄先生ぬ~べ~でこの民話の存在を知った時は衝撃でした。
ぬ~べ~では他にも「パウチ」が衝撃でした。
パウチカムイとか淫魔とかは今でも妖怪二次創作でお世話になってるくらい好きだし、けっこう調べました。
これらに限らず、妖怪とか伝承とか怪談とかってよく見るとうっすらエロな雰囲気なものが多くないですか?
川姫とかストレートにエロいし、小泉八雲の「雪女」ではお雪が美女すぎて巳之吉がナンパしちゃうらしいし。
前述の鶴の恩返ししかり、これをベースにした「夕鶴」はもっと大人向けな内容なんですね。
意外と恋愛色が濃くて、若者と娘は愛し合って体を重ねるまで描写されてるらしいです。
与ひょうとつうがどうやって惹かれ合って夫婦になったのかつい妄想してしまうので、そりゃそうなりますよね。
助けた動物が美女の姿になって恩返ししにくるってとこが子供心に「なんかエロいな」と思ってました。

蛤女房と似たお話に「鯛女房」というのも見つけました。
いずれも佐賀の民話っぽいです。
川姫は福岡の、アマビエちゃんは熊本の民話らしいのでLEVEL5というか妖怪ウォッチと昔話はやっぱり相性がいいですね。

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