見出し画像

文系大学院生の24時間徹底解剖

こんにちは、言語学系大学院生のよーかいです。

学部生と違って、大学院生は一日のスケジュールが固まっておらず、比較的自由に時間を使えます。

特に、研究室のコアタイムなどがない場合は決められた時間に研究をしなければならないということもありません。

そこで気になってくるのが、「他の人は一日にどれだけ研究しているんだろう?」ということです。

もちろん、他人と比べても自分の研究が進むこともなく、また研究内容も人それぞれで、時間をかけたからどう、ということではないのですが、人間どうしても他人のことが気になってしまうもの。

というわけで、今回は文系大学院生である私のとある一日の過ごし方を紹介したいと思います。

1. 前提条件

今回、一日の過ごし方を紹介する上で抑えておくべき、私の生活環境及び条件についてここで提示しておきます。

生活環境

1. 東京での一人暮らし

一日の条件

1. 講義・研究会等無し

2. バイト無し

3. 外出予定等無し

2. 一日の過ごし方概要

今回は、Android アプリの "aTimeLogger" を使って、2020年8月7日のタスクの時間を計りました。

その結果がこちらになります

1. 一日のタスクの割合

画像1

2. 実際のスケジュール

画像2


3. 一日の過ごし方解説

午前中

9時30分ごろ起床

朝ご飯を食べながら、メールチェックなどを済ませる

運動とリフレッシュがてら少し遠めのスーパーへ買い出し (その間に洗濯機を回す)

帰宅後、洗濯物を干し、シャワーを浴びた後、家計簿チェックなどの雑務をする

その後、昼食を食べる (料理している時間も「食事」の時間に含まれています)


午後

研究を開始

晩御飯を食べるまでは、基本的には参考文献を読み込んだり、理論の勉強をしたり、読書系のことをすることが多いです。

今回読んだのは、

・益岡隆志 (1987) 『命題の文法』: 全246ページ

・Mittwoch, Antia (1988) 'Aspects of english aspect: On the interaction of perfect, progressive and durational phrases' : 全53ページ中22ページ

その合間合間に休憩でyoutubeを鑑賞

英語論文の方は、先日一度読んで理解できなかったので、下記の画像のようにノートにまとめながら詳しく読み込むという作業をしていました。

コメント 2020-08-08 151009

論文の読み方などは、また機会があればnoteにまとめたいと思います。


晩御飯を作って食べる

いつもやっているゲームのデイリータスクを消化後、研究を再開する

夜はもっぱら論文を書いたり、データの検証をしたりと作業系のことをやることが多いです。

今回は、例文を作って検証する作業が必要だったので、ひたすらそれをまとめていました。

休憩がてら入浴をはさんで、また作業の続き

研究が早めに終わったので、趣味の読書をする

深夜は、ちょうど好きなゲーム実況者が配信をしていたので、それを見ながら寝落ちしました。


どうでしょうか?

この日は研究したのが6時間ほどでしたが、他の日は別の用事があったりしてもう少し短い時間になることもあります。

また、この日は朝から活動していますが、たまに昼12時頃に起きてくることもあるので、その場合は家事などのタスクが後ろにずれこむことも多いです。

大学生や大学院生、研究者の方は、自分の研究生活と比べてみて、研究している時間が短すぎだのなんだの、わいわい盛り上がっていただければと思います。

その他の方に向けては、大学院生の日常について少しでも知る材料になれば幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?