28)布地を傷めないマグネットホックの付け方
新作型紙の研究に追われていて、今月noteを一度も更新していないことに気づきました。
ということで…今回は新作バッグの口部分にも使う「マグネットホック」の付け方について解説します。
もっと簡単に付けちゃう方法もありますが、この方法がいちばん布地に負担をかけないと思っているのでぜひ最後までお読みくださいね♪(3分あれば読めます)
マグネットホックの付け方
まず、力布ってご存知かしら?
布地に貼り付けて使う補強の為の布地です。
残布の裏側に布用両面テープを貼り、マグネットホックよりも大きめのず力布を4枚作ります。
いきなりめんどいですが、この力布があれば薄手の布地でも安心してマグネットホックの開け閉めができるようになるので、気持ちを込めてちょきちょきしてくださいね♪
付け位置の裏側に力布を貼り、座金を当てて切り込み位置を記します。
★写真の黒い部分は接着芯です。
ナイロンなどの素材は難しいですが…コットンなど接着芯を貼れる布地は、付け位置の裏側に補強の芯も貼っておくと力布のあたりが出にくくなります。
半分に折って布切りバサミで切り込みを入れ、マグネットホックを表側から差し込み、裏側に座金をかぶせます。(切り込みはカッターナイフで入れてもOK)
手でしっかりと座金を押さえて、ペンチを使ってキワから折ります。
この部分。指先で折ってもいいのですが、ペンチを使うとピタッと根元からきれいに折れます。
ペンチはアクセサリー用が先端が細くて使いやすいです。100均にも似たようなのがあるそうですよ〜
傷がつかないようにゴム版などを敷き、木槌で叩いて爪をフラットにします。木槌というのがポイントですが、金槌でも叩き具合を優しくすれば大丈夫です♪
ちなみにこの木槌は300円で売っていました。ゴム版がない方はマウスパットでも大丈夫ですよ!
最後にもう一枚の力布を貼ります。
これで金具部分がすべてカバーされるので、金具のあたりがでなくなります。力布の大きさは爪を折った時でもカバーされるぐらいの円にしてくださいね!
ちなみにパターンレーベルのマグネットホックが入っているセットには力布の型紙も付いています♪
マグネットホックには凹側と凸側があるので、作り方レシピを見ながらどっちがどっちになるか確認しながら付けてくださいね。
集中してないとだいたい逆に付けてます…わたしもよくやるので安心してください。凹側の青いシールはバッグが完成した時に外します。
あとがき
マグネットホック付けられそうですか?
今までテキトーに付けていたって方も、時間があったらこの方法で試してくださいね♪
せっかく作ったバッグを長く使ってもらいたいのです!
実際に付けてみたいってやる気がでてきた方は、ぜひ新作の「ニュースペーパーバッグ」を!既製品みたいに仕上がる材料セット(マグネットホック入り)とともにご紹介しています。
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