ラダートレーニングの疑問点!
こんにちは!youkaです!
運動部に入っていた方であれば、ラダーを使ったトレーニングを経験したことがある人が多いのではないでしょうか?
ここで一つ疑問です。
150cmの選手と180cmの選手が同じ幅のラダーを使用してトレーニングしていることに何か違和感を覚えませんか?
私は自分が150mであり、同じチームの170cmの選手と同じ幅のラダーでトレーニングをしている事に選手時代から疑問がありました。
体格の大きい選手より歩幅も大きくしなければなりませんし、その状態でスピードを上げろと言われる…
そんな疑問を抱いたまま指導側に回ったときに、
『だったらラダーの横棒をなくしてしまえばいいじゃないか!』
と思い、さらに『縦線も2本もいらないし1本でいいじゃないか!』
となりました。
そんなことを考えている同時期にライントレーニング等という名前でいろんなトレーニングが世の中に発信されていました。
プロ野球やJリーグのアップでも使われています。
ここでアジリティー(敏捷性)とスピードの違いを理解しておきましょう。
※アジリティーとは、機敏、素早いと言ったような意味ですが、一番は正確に、的確にこなせるかどうかです。
※スピードは、シンプルにいかに早く動くことが出来るかどうかです。
それぞれの目的を理解したうえで、ラダーを使うべきか、ない方がいいのかを考えてトレーニングをしていく事で、なんのために、何を上達させるためにその練習をするのかが見えてくるはずです。
「足さばきを良くしよう」、「細かいステップが大事だ」、「とにかく早く動かせ」と言ったことを選手に伝えている指導者をよく見かけます。
この時点でアジリティーとスピードどちらも選手に要求しています。
もちろんこれが悪いわけではありません。
ただ、その練習を何の為に行うのか。
その競技の何を上達させるためのトレーニングなのか。
目的をしっかり持って行うだけでトレーニングの質はグッと上がります。
常に物事に取り組むときは大きくても小さくてもいいので、目的をもって臨む事が大切だと思います。
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