人に教えるのって超難しい。試行錯誤してる、あれこれ。
ライブ配信を教えるオンラインサロンを運営しながら「教える」難しさを感じています。ライブ配信は今まで独力で積み重ねてきたので教えてもらった事もなく試行錯誤をして習得してきました。今まで生きてきて、人にものを教える経験はありませんでした。コミュニティ運営も始めて。
そんな僕ですがオンラインサロンを始めて「人に教える」という課題に当たっています。このnoteは試行錯誤した内容を書いたもので、現在も最適解は見つかっていません。
オンラインサロンを始めた時は安直にマニュアルでも作れば(大丈夫)、と思ったんですが、これが全然上手くいかなくて。まず読まれないんですよね。同じように説明動画を置いていても見られず「わからない」という言葉が溢れていました。
僕も多分、参加者なら読まないし、聞いた方が楽だから「わからない(教えて!)」って書くよなぁと思ったりします。
かといってリプライに書いても「ありがとうございます!やってみます(読まない)」になるのは明白で、結局は自分で動かないとスキル習得はできない.....って思うと動いてもらうには。と考えるようになりました。
サロンの中で教える時の成功は「配信方法を知ってサロンの現場で活躍する」もしくはメンバーそれぞれの活動でクオリティの高い配信をしてもらう。
対して、失敗は「へー」で終わってしまうこと。もしくは「やらされてる感」が出てしまうこと。と考えています。
試した事1 やって見せる、させてみせる
山本五十六は「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」という言葉を残しました。同じようにやって見せて説明して「あとはやってみ」という方法にしてみました。
実際、現場に参加してライブ配信のスキルアップに興味を持っている人はこれで伸びてきています。今では「させてみる」という時に丸投げする形を取っています。
愛のある丸投げ(正当化)
過去、一部分だけお願いしてみたり段階を踏んで教える、という方法も試したんですが、どこか(人によるとは思うんですが)「困ったらやってくれるだろう」という意識があったりして、なかなかスキルアップを促すことができませんでした。
今では「まる投げは雑!」と言われながらも、#やわラボ ではこの形を取っています。
試したこと2 サロン内ゼミ
サロンで学びたい人を集め、サロン内でゼミを行ってみました。その場での熱量は高いものの、終わった後に熱を保つことはできませんでした。それぞれに宿題を作ってみたものの、やらされてる感が出てしまい失敗したなと思っています。
僕自身のゼミの作り方がマズかったのかなと思ってて、引き続き研究していきたいなと思っています。
試したこと3 メッセンジャーグループで集中訓練
ライブ配信を頑張ってみたいという人を集めてメッセンジャーグループを作って細かにフィードバックしたり知識を渡してました。これが一番の失敗。
結果的には自主的に頑張る人、学ぶ人が1人出て来て、それはそれで成功だったとは思ってます。しかし、褒める文化があったものの「仕事感」が出てきてしまったり、雰囲気も悪くなっていました。
練習しない、反省がない、クオリティを追求しないという姿勢に納得できず厳しい鞭を振るってしまったのが大きな原因。
課題
今はオフラインで会える、現場にこれる人には放置プレイ、結果を見て、修正して見せる、伝えるをして(上から目線ごめんなさい)伸びる人が増えてきました。
ただ、自主性を持ってもらう(=興味を持ってもらう)というところまで到達ができず難しさを感じています。僕の熱量が足りなかったり、環境作りがうまく行ってない結果だと思うので引き続き頑張りたいです。
また、関東以外でのライブ配信スキルの伝授はどうしたものかと思っています。現在、大阪と金沢に機材を貸しているんですが、テキストコミュニケーションが主な方法になっています。
まとめ
オンラインサロンをやってみて、スキル習得の道のりまで手を動かして学ぶ人、マニュアルを読んで人、いろんな人がいるなぁと感じています。また、その人自身のステータス(環境、状況)も大事だなと感じています。
忙しい時にはコミットさせない、集中できる時にインプットとアウトプットをする、というペース配分も気にするようになりました。
「教える」という事は勉強中で、まだ試行錯誤の多い分野ですが、これからも教えるのが上手くいくように改善を重ねたいです。
頂いたサポートは僕が電車を乗り間違えた時に凹み回復のにコーヒー代に使わせていただきます。あとソイジョイ。