無観客無現場配信Day3を終えて振り返り
ホットリンクさんが主催するオンラインカンファレンス#NEWWORLD2020のライブ配信をさせていただいています。
現在、新型コロナウイルスの影響を受け、政府による緊急事態宣言の発令や各自治体からの外出自粛要請によって、経済活動への影響が出始めています。この時代の変化に適合していくためには、どう立ち向かえばよいのでしょうか。
ホットリンクは各業界をリードするゲストをお招きし、このヒントを皆様と探るべく、カンファレンス「#NEWWORLD2020」を開催いたします。(PR TIMES)
同時視聴者数1000人を超える大型オンラインイベントでご一緒させていただける事、とても感謝しております......!
僕の運営するライブ配信コミュニティ、#やわラボでは無観客無現場(スタッフ無し)のライブ配信に挑戦しています。
この取り組み、研究がアフターコロナ、ウィズコロナの時代に対して、オンラインイベントの形を新しく切り開くきっかけになったら......なんて思ってます。
無観客無現場(スタッフ無し)ライブ配信のメリット・デメリット
無観客無現場(スタッフ無し)のライブ配信は感染拡大を防げると共に、住んでいる場所や配信場所を限定しない、登壇者の待機時間の短縮、移動時間の削減と出演者にとってメリットが大きいと感じます。
一方でカメラの画や音声、Wiifi環境は演者の環境に依存する点。視聴者の人数や瞬間的な増加によってZoomサーバーの処理が追いつかなくなる点。と技術側でコントロールが利きづらい要因はデメリットに感じています。
今の情勢ではどうしても外出がしにくく安全第一ではありますが、逆に全て遠隔だからこそできる事もあるのかな、とも思ってます。
Day3
今回の登壇者もスペシャルな方々が登壇されました。
第一部のゲスト:ベイジ 代表 枌谷 力様
第二部のゲスト:ウェブライダー 代表取締役 松尾 茂起様
第三部のゲスト:ティネクト代表取締役 Books&Apps編集長 安達 裕哉様
なお
まさか松尾さんのお話を聞けるとは思いませんでした。
今回の配信の裏側
前回の配信の反省を活かしてスマホではZoomへログインをしない!最適音量を把握しておく!(昨日、最適になった段階でメモしておき、最終的な音のレベルが同じになるよう調整しました)
準備も15時から開始し、バックアップも二重三重を重ね、リハも念入りに行いました。少し欲が出て小さなアップデートを行いました。
改善点1:音声面を改善。
コンプレッサーを導入してみました。コンプレッサーは音を圧縮するエフェクトで音圧を上げたり音量差を縮めたり、トリートメントする事ができます。
Zoomの音声は既に圧縮されてビットレート(音質)がかなり下がっているので、せめてものあがきで音量差を減らしつつ、EQ(低音や高音を増やしたり減らしたりできるエフェクト)で調整をしてみました。
ミキサーをYAMAHAの6chに変えました。先のEQで調整するためです。
改善点2:見せ方を改善
今回は資料があるとお伺いしていたので中央に資料を置きました。ここはスイッチャーを追加してマルチスイッチングで対応。
ワイプの位置はこれで良かったのだろうか。と未だ疑問符だったりします。枌谷様を左上に持ってきて、いいたか様を右下とかカッコいいのではと思ったんですがアンバランス感も無きにしもあらずで.......一番安定感ある置き方になりました。
また資料の文字が小さかったので、部分部分拡大を入れる......事も検討したんですが事故が怖く思い切れませんでした。もしかしたらチャレンジした方が少し無様な感じになっても見えやすくなってユーザーライクだったのかなぁとも思ってます。
レイアウトは他にも資料が左、2人のワイプを縦に並べる、とかも試したんですが、資料終わりの画面で2人並べる図にする事を考えて(間に合わなくなるため)今回の形になりました。
あ、反省点としてお名前が少し被っちゃってますね(´・ω・`)
改善点3:動画と音楽の流し方
これまでiTunesとQuickTimeを使用していましたが今回はFinal Cut ProXを導入しました。これによってOPで使われる動画があとどれくらいの尺かわかる、再生バーが出ない(ブサイクにならない)というメリットを得ました。
すこしPCが重くなってしまうのが難点ではありますが、リスクを減らせることができました。最近は無くなったんですがライブ配信初心者の時、動画プレイヤーと音楽プレイヤーが再生されてしまい、MIXした音が出る......をやった事があります。
音が出る系統をFinal Cut ProXだけにする事でリスクを軽減させる事ができました。
Day3を終えて
かなりのリスクを分散させる事ができるようになりました。同時に、無観客無現場(スタッフ無し)ライブ配信のメリットも考える余裕が出来て、より興味深い配信技法の一つに感じています。
この配信の難点としてPCの持ち込み台数がめちゃくちゃ増える事、メンテナンスが大変な事がありますが(今回は5台)
NEWWORLD2020も残りあと4回。次は演出をどう入れ込んでいくか考えて実装していきたいと思ってます!宜しければ僕の成長も頭の片隅に置いていただいてw、視聴いただけましたら幸いです!↓
https://www.hottolink.co.jp/event/20200415_107215/
※モリジュンヤさん、昔仲良くしてくださっていたので今回、僕が裏側でご一緒するのが不思議な感じです笑
Day4: 4/27(月)18:00-19:15
第一部のゲスト:アナグラム 代表取締役 阿部 圭司様
第二部のゲスト:オイシックス・ラ・大地 執行役員CMT 西井 敏恭様
Day5: 4/28(火)18:00-19:15
第一部のゲスト:ニューバランスジャパン マーケティング部 ディレクター 鈴木 健様
第二部のゲスト:inquire Inc CEO モリジュンヤ様
Day6: 4/30(木)18:00-19:15
第一部のゲスト:オールユアーズ 代表 木村 まさし様
第二部のゲスト:ナノユニバース 経営企画本部WEB戦略部部長 越智 将平様
Day7: 5/1(金)18:00-19:15
シークレットゲスト
これまでの配信の裏側
頂いたサポートは僕が電車を乗り間違えた時に凹み回復のにコーヒー代に使わせていただきます。あとソイジョイ。