4月の日記。
長らく会っていない人たちに会いたいと思うことが多くなった。
いや、会いたいと思うよりは、会わないと、という気持ちのほうが近いかもしれない。
会わないと後悔するかも、死ぬまでにもう一度だけ会っておきたい、といった具合。
だから精算していくように、脳内でリストアップした人たちに会っていく。
最近は花が綺麗だと思うようになった。
雨の降る直前の、もわっとした空気や匂いが心地よく感じることが増えた。
風に揺れる木々を見て可愛らしく思うようになった。
花を見て何かを感じることなんて今までなかった。
今年は桜が咲く頃、わくわくして仕方がなかった。
花見をして写真を何枚も撮るなんてしたことがなかったけれど、今年は近所の公園を巡って桜を何枚も撮った。
雨だって別に好きではない。
直前のあの独特な匂いも、空気も、苦手だった。
お天気雨の時に思うのは、晴れてるのになんで降ってんだよ、で苛つくことばかり。
なのに最近では、明るさに煌めく雨粒が綺麗だと感じて、なんだか少し嬉しくなる。
最近、景色の見え方、物事の考え方が変わってきた。
死期でも近いのだろうか。
望んでいるから、考え方までそちらに近づいているのかも。
別に、死にたいわけではない。
かといって、死にたくないわけでもない。
いつ死んだっていいくらいには思っているけれど。
何も根拠はないけれど、若いうちに死ぬ気がしている。そうなればいいと思っているだけかもしれない。この歳で中二病になってしまっただけかもしれない。
いつ死んでもいいという考えが、自分にとって良くないこと、生きたくても生きられない人にとって失礼だということ、わかってはいる。
でも、自分のこと、自分の人生が大事なものだと、大切にしたいと、本気で思うことはなかなか難しい。
結局はいつ死ぬかわからない人生なのだから、どうせならいろんなことに執着したいのだけれど。
欲がないんだよな。というか、薄い。どの感情もどこか冷めている。
つらいことも多いけど人生楽しいわって、胸張って言いたい。本当は。
いつも病み気味なことばかりここに書き落としているけれど
病んでいるわけではない。
根暗なだけだけど、かといってものすごく根暗なわけでもない。
学生時代は部活やサークル仲間と休日でも遊んでいたし、数は少ないけれど、心の底から信頼している友人もいる。飲み会とか好きだし、会社の人たちとも上手く付き合えているし、テレビ見て笑ったり、音楽聴いてリラックスしたりもする。
…なんか文面だけだと根暗が意地張って否定してるだけに見えるな。
でも、それだけで十分なのかな。そんなもんなのかな。
そんなの、考え方次第か。
予定のない休日はあまり向いていないかもしれない。
同じことばかり、考えなくてもいいことばかり考えてしまうな。
こういうところが病み体質なのかも。
あぁ、なんか、デートとかしたい。
きらきらした青春みたいなことしたいわ。
心に潤いが必要な気がするね。潤いは大事だね。
久しぶりに恋人がほしい。潤いを与えてほしいし、与えられる人間になりたい。
好きな人のことはもう諦めることに決めたし、新しい出会いがあるといいな。
出会いがないことには好きな人を見つけることはできないし。
今日は世界が綺麗に見えるようになった話から、病み気味な話、前向きな話まで長々と書いた気がする。書き始めるとつい色々書きたくなる。
考えを巡らせていると、最終的に前向きに考えられるようになってきた。
いいことだよね。
だから、無理して自分の考え方を否定しなくてもいいよね。
もう少しね。