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自己紹介・決意表明

どうも初めまして。

週末になるとカメラ担いでジムニーで山に凸っている富田洋平と申します。




24歳の時、「観たい映画がある」と友人に誘われた。
映画館について初めて自分がこれから観る映画を知った。


2009年8月1日公開のサマーウォーズだった。



期待感のないまま観た映画のエンドロールが始まる頃、友人にバレないように泣いていた。


何に心が動かされたかというと「カッコいい大人達の姿」だ。


特に「栄お婆ちゃん」の電話で皆んなを励ますシーンだ。





    『あんたならできる



当日、仕事を逃げ出すように辞め、働きもせずフラフラしていた。


自分にできることなんてあるんだろうか⁉︎ 何もないんじゃないか⁉︎

そう思っていた私の背中にそっと手を当ててくれたような気がしたのだ。

「あんたならできる」この言葉をどれだけの人が求め、どれだけの人が救われるのだろう。

自分もいつか栄お婆ちゃんのように誰かの背中を押してあげることができるだろうか。

そう思いながら映画館をあとにした。


それからひと月ほど経ったある日、米農家の祖父から連絡がきた。

「暇なら稲刈りの手伝いに来ないか?」と

ニートなので勿論暇だ。運が良ければバイト代が出るかもしれない。
そう思い、ふたつ返事で行くと言った。



祖父の家に着き、田んぼでしゃがみ込んでいる祖父に声をかける。


いつも祖父はしゃがみ込んで雑草を抜いていた。

挨拶もそこそこに祖父がコンバインを運転しはじめた。


その姿が何故だかめちゃくちゃカッコよくて、興奮気味に70代のおじいちゃんにカッコいいと連呼していた。働く姿が兎にも角にもカッコよかったのだ。



しかし、その姿をもう一度見ることは叶わなかった。祖父が他界した。


祖父は入院中も「田んぼが見たい」「ワシから田んぼ取ったら何が残るんや」そう言っていた。
働くということに本気で、自分の仕事にプライドを持っていた祖父のあのめちゃくちゃカッコいい姿を何かに残せなかったことを後悔した。


この後悔を自分以外にもする人がいるかも知れない。ましてやサラリーマンが多い昨今、父や母がどういう思いで仕事と向き合っているか知らない子供がいるかもしれない。

そう思ったとき、「働いている人を撮りたい

自然とそう思った。


夢に向かってる人、挑戦している人、応援している人、様々な思いで働いている、栄お婆ちゃんや祖父のようにカッコいい大人を「働く」ということを介してその人の物語をかたちに(写真と記事)しようと決めました。

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他己紹介という形で働く人の物語を手触り感のある写真と記事で応援できたらと思います。



どうか、みなさん


「よろしくお願いしまぁぁぁすっ‼︎

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フォトローグという名前で「写真から物語を」を理念に写真を使った活動をしています。

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