ブレイクスルー
【ブレイクスルー】[breakthrough]科学技術などの行き詰まりを打開すること。また、その突破口。(三省堂国語辞典)
「breakthrough」は、下記2語を合わせた言葉で、ブレイクスルーは、2語の意味を併せ持った言葉と解釈できます。
「break」破壊する
「through」通り抜ける
ちなみに、似たような言葉として、『【イノベーション】[innovation](経済発展の基本動員となる)技術の革新。』があります。
イノベーションは、新しい発想で新たな産物を生み出すことであり、イノベーションのひとつに、ブレイクスルーがあると考えられます。
◎ブレイクスルーのポイント
日々様々な取り組みをと繰り返していると、トラブルが発生したり行き詰まったりすることがあります。そのような状態を打開したり、難関や障害を突破することで、進むべき道がはっきりとしてきます。
しかし、このままではいけないとわかっていても、実際は行動しないと何も変わりません。
具体的に行動を起こしてブレイクスルーを起こすことができれば、自分自身の成長にも繋がります。
悩んでいるその時こそブレイクスルーポイントです。
◎行動のポイント
ブレイクスルーを起こすための行動を考えてみます。
1. あえて日常に変化を起こす
日常やルーティンは安心感をもたらしてくれます。しかし、同時にマンネリに感じてしまうこともあります。
そこで、あえて日常の中に変化を起こしてみましょう。
例えば、、、
・いつもとは違うテイストの服を着る。
・普段素通りしていたお店に入ってみる。
・いつもより30分早起きしてゆっくり朝時間を過ごす。
・いつもと同じ、ではなく食事の内容を変化させる。
2. 新しいことへのアンテナを張り巡らせる。
新しいことへの挑戦は、一歩踏み出すきっかけや勇気が必要です。でも新しいことへのアンテナを張り巡らせておくだけで、選択肢が増えます。
挑戦する際にたくさんの選択肢があれば、比較したり組み合わせたりと取捨選択することが可能になります。
例えば、、、
・本屋で新刊や人気の本をチェックして“今”を知る。
・職場の人、友人などと直接話して情報を得る。
・雑誌やSNSなどで気になったことは徹底的に調べる。
・「私にはあわない」という先入観を捨てて、柔軟性を持つ。
3. 客観的に見る
目標に向かって突き進むことも大切ですが、時には立ち止まってみてはいかがでしょうか。
今の自分の行動や仕事の方向性を客観的に見ることで、自分が置かれている状況をきちんと把握できます。その都度修正を加えたり方向性を変えたりすることが、最短距離になるかもしれません。
4. 継続する
方向性や方法が間違っていなくても、すぐに結果が出ないこともあります。だからといって諦めたり、目標をすぐに変えてしまったりではブレイクスルーを起こすことはできません。
コツコツと続けていくという継続性が、ブレイクスルーポイントに必要なことともいえます。
ブレイクスルーを起こすためには、たくさんの時間や努力が必要になります。乗り越える、という言葉だけでは消化しきれないことも。
でも「私ならきっとできる!」と自分で気持ちを盛り立てて頑張ることで、心を強くして自分自身を成長することになるかもしれません。
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