2021.3.28
「養護教諭のための診断学 外科編」より
主訴の捉え方
1.医学的根拠に基づいた判断
子供の表現は正確ではなかったり、誤った判断に基づくものも多い。嘘を言うこともある。
提示の仕方
①苦痛の種類
②自分に起きた異変の種類
③処置の請求
③はダメ。子どもの勝手な判断だから、誤っていることもある。
受け止めつつも、専門家として根拠を持った判断の後、処置と正しい指導を行う。
2.聞き取り方、質問の仕方
①偏見(どうせ…、またか…)を持たない
②子どもは未熟だと覚えておく
→質問や促しによって正しく、掘る。
③落ち着かせる
④同行者を使う
⑤言葉の奥を考える。(何が伝えたいのか)
→つたなくとも、待つ。
3.子どもとの接し方
①共感
→人ごとではなく。辛さを想像する。
②受容
→まずは辛さを受け止め処置。
③冷静さ
→どんな時も慌てず。