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注文の多い猫
現在、僕は2種類のキャットフードを持ち歩いてる。
発端はこうだ。
大学猫の1匹がある日いつもの100円ショップのキャットフードを食べなくなった。
その猫だけ、食べさせないわけにはいかないので、別の割高キャットフードをその猫専用にした。
そして、昨日のことだ。
もともとその猫は、臆病で動作が遅い。他の猫がチャッチャッと食べるのに、ビクビクしながら食べるので、まだ食べてないキャットフードにアリが寄ってきた。
アリに遠慮したわけでもないだろうが、アリがついたものは食べないのだ。
足元に雪見だいふくの容器が落ちていたので、中を拭き取ってキャットフードを入れてやったら、鼻先でズリズリ容器を動かしながらも食べてくれた。
「あぁ、もうめんどくさい。」この感覚、前にも経験がある。
身障者に接したときと同じだ。
僕は、小さきもの、か弱きものに対してはやさしいので、できる限りのことはするがそれにしてもイライラする。
毎日、雪見だいふくの容器が猫のそばにあるとは限らない。
僕は今日、その猫専用の食器を100円ショップで買うだろうか。
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