成人式?もちろん行かなかったよ。
僕って変わり者じゃないですか。^^;
ましてや、二十歳になったころって、今より突っ張ってたんですよ。
その他大勢とおんなじことはやらない!って決めてました。
で、職場の先輩達4人と12月のボーナスを一万円ずつ出し合って、レンタカーを借りて、男5人で長崎から鹿児島までドライブ旅行です。
熊本の阿蘇を横切って、宮崎では、孔雀鳩を体中にとまらせてご満悦。途中、車のマフラー(排気管)がはずれかかって、そりゃあもう爆音まき散らして一路鹿児島へです。カーブ曲がったら、ダンプがその音におどろいて停車したらしく、運ちゃんににらまれました。長崎からと言ったら、修理工場を紹介してくれました。田舎の人はやさしい。
問題の鹿児島の夜は怪しいお店にも行かず、男5人だけでボウリングですよ。(なんか虚しかった)
終わって、旅館に帰るかと思ったら、一人の先輩が何やら地元の人と話してました。そして、振り返って僕に「おい、ストリップ行くぞ」。
僕が一人だけ帰って寝るというわけにも行かず、先輩方の顔をたててついていきました。ところが、入り口で中に入ろうとしない人がいました。
「どうしたんですか?ここまできて」「いや、メガネのなかぁ」(4人で爆笑)
無事、社会見学もすんで、旅館にもどったら大変。明かりも消え、玄関が閉まってます。わきにまわったら勝手口がありましたが、そこも中から掛け金が掛けてありました。僕は思わず胸のポケットに手をあてました。そのころリーゼントでもアフロヘアでもありませんでしたが、ステンレスの櫛(VANのロゴ入り)はちゃんと持ってました。その平べったい櫛を戸と壁の隙間に入れて上に勢いよくあげたら、OKでした。(侵入犯の基本技術)
5人とも脱いだ靴をもって、旅館の人に見つからないようにそ~っと部屋にもどりました。朝は食堂で食事をとり部屋へもどると、今度は靴がありません。帳場に確認しようと行ったら、ちゃんと玄関に靴が五足ならんでました。
以上が僕の成人の日前夜と朝のできごとです。
1回の投げ銭で、10匹の猫たちが喜びます。^^V