碁会所のリアルなお金事情の補足

先日、あげた記事、

碁会所のリアルなお金事情

こちら、予想以上の方に見ていただけたようで、
幸いです。

いくつか、補足したい部分と、ご指摘、それに
DMなどで、聞かれた部分について、

補足説明が必要だと思い、

あらためてお話しすることにしました。

まず、この記事内の数字に関してです。

夢がない厳しい数字

もちろん、その通りです。

ご指摘の通り。

ただ、夢がないか、と言われると、

そんなことはない、と反論したく
なります。

ーもっと大規模な形で、生徒さんを集められたら

－級位者用イベント、大会などをもっとたくさんできたら

－お客さんが帰った後の、夕方から夜にかけて、
なんらかの集客力のある、催しができたら

－碁会所の営業時間外に、もっと碁会所を使って、
色々できたのでは

色々やれることは、あったはずで、

おそらく、実際にやって、
成功されている、
若くて、有能な碁会所の席亭さんは、
いるのではないでしょうか。

ですので、この数字は、まだまだ通過点、

まだまだ十分に、伸ばすことは可能、

との感触を得ています。

まぁ、とはいえ、

こういうご時世なんで、

リアルに人間が集まることが

多くの方から望まれることなのか？

という疑問は、常に頭から
離れません。

つまり、こういうのって、人それぞれなわけで、

・コロナはワクチンうてば重症化しない

・コロナをいちいち気にして行動しても仕方ない

・コロナの蔓延防止をしっかりした上で、
普通に行動した方が良い

という考え方があって、

私個人としては、全て賛成なんですけど、

ただ、そうは思わない

という考えの方もたくさんいるし、

それはそれでその方の自由なわけですよね。

・人との接触を極力減らす

という考えを一番に置く方が

実はかなりの数に登る、というのは、

「希望的観測」や「私個人の考え」を
抜きにして、

来客数のデータ、売上高のデータ
一昨年、去年、今年と比較して、
はっきり読み取れるところです。

客観的データから示される、
時代の流れの移り変わり。

そういう時代の流れに

なってきた時に、

果たして、碁会所が、必要なんだろうか？

この疑問の答えは、まだ出ていません。

家賃高過ぎ！

いや、これは、
ほんとに…。

まあ、とはいえ、
23区内の駅直結ビル、

となると、ある程度は仕方ないのかな、と……。

碁会所は、利便性を考えて、駅のなるべく近く、
を意識しました。

そして、用賀駅は、
近隣のバスターミナルにもなっているので、

なかなかに交通の便は良いのですが、

その分、家賃はそれなりにします。

駅が近いから、バス停から近いから

という理由で、来てくださるお客様も

少なくないとも思っていて、

ひとつの強みだとは思っています。

やはり、ご高齢の方々にとっては、
歩く距離は、なるべく
短い方が良いですから。

とはいえ、コロナ後の状況を考えると、

この家賃は、一番のネックで
あることは間違いないです…。

まぁ、単純な話として、

売上が下がっても、固定の経費は
下がらないわけで、

やることとしては、

売上を上げるか、さもなくば
固定費を下げるしかないわけですよね。

まぁ、売上が急回復する感じでもないので、

固定費を下げたいところなのですが、

駅から遠くなったり、

狭くなってしまう可能性もあり…

難しいところです。

副業としては、優秀

副業としてやると、

こういう数字にはなりません。

本業として、ある程度の年数と、
それなりの辛抱は、必要なわけです。

ただ、たとえば、

マイナスを出さないことを大前提として、
経費と売上をプラマイゼロ、でOK

であれば、

副業でもできるかと思います。

あと、これは、
もしかしたら多くの方が
お気づきになってない
ことかもしれませんが、

ここではっきり申し上げます。

副業としてやって、そこそこ利益が上がるなら、

そこらじゅう碁会所が乱立してます

現実としては、コロナ前から
碁会所は年々数を減らしていき、

さらに、コロナ禍の中、店を閉めた碁会所も
数多くあります。

つまりはそういうことです。

とりあえず、こんなところが

今自分が感じた、率直な
感想です。

コロナ、という、
全世界を巻き込む、大災厄の前に

なかなか身動きも取れないまま、

どんどん悪くなっていく、

それが、今の、偽りのない現状であったり
します。