みんなにできること。青山にできること。
洋服の青山では、ビジネスに関わるゴミを減らすために、お客さまから不要になったスーツや洋品類をお引き取りし、リユースやリサイクルを行っています。
そして、一部のスーツはリサイクルされ災害救助用備蓄毛布に生まれ変わります。
今回はTeam AOYAMA Eco Projectの活動についてお伝えします。
Team AOYAMA Eco Projectの活動
洋服の青山では、環境に配慮した様々な取り組みを行っています。
営業店舗の電気使用量削減に努め、LED導入や空調設備の改修を行い、省エネ活動を推進。
また、本社・営業店で使用しているゴミ袋を、99%再生材からできているゴミ袋「FUROSHIKI」に切り替え、CO2排出量削減に努めています。
次項では、お客さまと一緒に行っている環境への取り組みを紹介します。
お客さまと一緒にできる環境への取り組み
一般的に家庭から回収した古着は、リサイクルやリユースされるものが全体の約3割と言われており、残りはゴミとして廃棄され焼却されています。
洋服の青山では、下取りした衣料の98%以上を再資源化しています。
これにより焼却処分した場合と比べて、CO2の排出を大幅に削減することができます。
*
1998年に下取りサービスを開始し、現在集められる下取り品は年間約400トン。
25mプール約1杯分!
回収した下取り品は、海外でのリユース、車の断熱材や荷物の緩衝材へリサイクルしています。
2018年には、全国的な自然災害の増加を受け、災害救助用備蓄毛布へのリサイクルも開始し、2,000枚を作製。
2019年より、災害対策の備えとして地方自治体へ寄贈しています。
これまでに石川県輪島市、新潟県佐渡市、鹿児島県奄美市、熊本県天草市へ寄贈しました。
では、下取りしたスーツがどのような工程を経て毛布になるのでしょうか?
下取りしたスーツが毛布になるまで
①店舗で回収されたスーツは工場に集められ、検品しながらリユースとして海外へ輸出するものと、リサイクル素材として分けていきます。
②リサイクル素材として仕分けられた一部のスーツは裁断され、「ガーネット」と呼ばれる反毛機で綿状に加工にされます。
③ 加工された原料の綿は紡績工場へ送られ、再生ポリエステルを混ぜ合わせます。その後、専用の機械で撚りをかけて糸に仕上げます。
④糸を織り表面を起毛させ、毛玉になりにくいよう毛先を整えます。反物のはしにパイピング仕上げを施し毛布が完成します。
⑤ 出来上がった毛布を検品後、1枚1枚真空パック詰め。梱包しセンターへ保管しています。
まとめ
「サイズが合わなくてもう着られない」「整理をしたら、不要なスーツやシャツが出てきた」
そんな時はぜひお近くの洋服の青山の店舗までお持ちください。
メンズ・レディーススーツはもちろん、フォーマル、シャツ、ネクタイ、ベルトなどの洋品類まで幅広く下取りいたします。
学生服、他社製品でも可能です。
▼ 下取りサービス詳細
お客さまと一緒にできるエコ活動で、地域の防災支援、廃棄物削減への貢献を目指していきます。
この記事がいいなと思った方は「スキ」を押してください❤