【シワになりにくい】ワイシャツ・ブラウスのたたみ方
シャツの収納方法は、ハンガーにかけてクローゼットに吊るすか、たたんで収納するかのどちらかが一般的です。
ハンガーに吊るして収納する場合は、正しいサイズのハンガーにかけ、スペースに余裕を持って吊るすことでシワを防止できます。
衣替えでしばらく着ない場合は、たたんで収納しておけば次のシーズンまで省スペースでしまっておけます。
この春に研修や、出張などでたたんで持っていくシーンが多くあるでしょう。
今回は、意外と忘れがちなシャツのたたみ方について解説します。
シャツのたたみ方
アイロンをかけた場合、すぐにたたむと湿気でシワになりやすくなります。ハンガーにかけ30分ほど放置し、湿気を飛ばしてからたたみましょう。
STEP1.ボタンを留めてシャツを裏返す
あらかじめボタンを止めておくことで、たたんでいる途中に生地がずれてシワになることを防ぎます。
着るときに外すのが面倒な方は、第1ボタン・第3ボタン・第5ボタンと1つ飛ばしで止めるとよいでしょう。
STEP2.左身頃を折る
左身頃を肩幅の真ん中(襟からアームホールまでの中心)で折り返し、袖がシャツの中心軸に並行になるようアームホールから折り返します。
袖にシワがつかないよう丁寧に端を揃えて真っ直ぐ折るのがポイントです。
STEP3.右身頃を折る
左身頃と同じように折ります。たたんだときに左右の袖は重なっている状態でかまいません。
上から見て左端・中心線・右端の3本のラインが平行になっていることが重要です。
たたみジワが気になったら、軽く生地を押さえてシワをのばしましょう。
STEP4.2つ折りにする
シャツの裾部分と袖口を一緒に折り返し、さらに2つ折りにします。
第4ボタンの辺りで折り返すとバランスがよくなります。
STEP5.ひっくり返し、形を整える
ひっくり返し、形を整えます。
余った裾を最初に折った両肩部分の中に巻き込むと、あとで形が崩れにくくなります。
できれば重ねずに収納
シャツはシワになりやすいので、なるべく重ねずに収納しましょう。
どうしても重ねて収納しなければならない場合は、他の衣類と重ねないようにし、きれいにたたんだシャツ同士を重ねることでシワを防止しましょう。
シャツを重ねる場合、上下(襟の部分)を交互に重ねましょう。
同じ向きで重ねると、襟側に厚みが出て、下に入れたシャツの襟が潰れやすくなってしまいます。
襟部分は厚みがあるので、上下交互に重ねることで厚みを一定に保つことができます。
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シャツのたたみ方についてご紹介しました。
今回の記事を参考に収納の工夫や、この春からの新生活に向けて準備しましょう。
以前にも、シャツに関する記事を更新しています。ぜひ併せてお読みください。