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【まじめ読み】List12仕事に追われて「すべきこと」ばかりやっていた~『40代を後悔しない50のリスト』第2章
これは、「すべきこと」に追われてやりたいことをできなくて後悔した、という話ではない。
「何がやりたくてこの会社に入ったんだっけ」なんて思いながら仕事する羽目になっている、モチベーションの話だと思う。
40代、意識的に自分のモチベーション管理をすることは難しいけど大事だ。
そもそも、モチベーションを下げるようなことに囲まれているし。
自分自身の20代30代を振り返ると、波のように日々押し寄せる「すべきこと」にもまれてもがいてるうちに学べたことが多かった。
そんな日々が今の自分の血肉になっている感がある。
もちろん残業続きのしんどさなどは忘れないが、一緒に頑張った仲間がいた。なんというか、きらきらした日々だったな…とか思ってしまう。
40代になってみて、今どうかというと。
今の自分の責任は誰かをシェアできない。同じレイヤーにいる仲間は似た境遇を愚痴ったりすることもあるが、交渉相手、調整相手だったりもする。
メンバーが目標を追うことを間接的にフォローし、彼らのモチベーションを気遣う。彼らとの1on1だって「すべきこと」だ。
会社によって、その人のポジションや与えられている裁量の大きさによって、条件は異なるとは思うが、会社は自分ではない、それは確かだ。
同じところ、同じ状態にあるものなど何もないのだから、会社の中で自分が置かれている状況なんて不安定なものだ。
社内外ともに責任もあり、周りにも振り回される40代。
自分で自分のモチベーションを保つすべを見つけて過ごすのがよい、ということだと思う。
仕事でも仕事でなくてもいいし、ご褒美があってもいい。
長期的な目標と繋がっていなくてもいい。
自分が何かを追いかけて達成感を得ているという状況を作る。
確かに、それでいいんだと思う。
どこからどうみても穴のない業務フロー図を描き上げたとしても誰も褒めてくれないけど、自分の中の基準を満たしたなと思うレベルのものになると、一人で勝手に盛り上がる。
こうやってnote投稿を1日1記事目指そうとしてそこそこ頑張れるとうれしい。スキしてもらえたならもうご褒美だ。
「すべきこと」との距離ができて俯瞰できる余裕ができてくると、落ち着いて優先順位もつけられるものだ。
なんなら、やらない判断や塩漬け判断もしてしまえる。
ここまで経験を積んできてある程度なんでもできるはずなのだから、あとはそれを発揮できるコンディションを保つのが大事なのだと思う。
20代でも30代でもない、40代は複雑で困難なことも多いが、振り返って、40代の日々もきらきらしてたなと思えたらいいな。