今日読んだマンガ:それでも歩は寄せてくる(15)/地雷忍者るるの失恋(1)/潮が舞い子が舞い(10)
こんばんは。今夜も読みました。
これはこの巻に限った話ではなくてこのマンガにずっと思い続けてることなんだけど、こんなにかわいいくて時に蠱惑的で時におバカな様子もまたかわいい凛ちゃんを見せられてこっちはどんな気持ちになったらいいんだ……かわいいよ凛ちゃん……
残念スパッツでしたーは本当にそれは本当にダメなやつだぞおい。
確か初めて読んだ西瓜士さんのマンガはこの読み切りだったんですけど、
女性同士の恋愛を軸にある種の社会における厳しさを描きつつそれでいて読み味がさわやかで、なんて繊細かつ鮮烈なマンガを描く人なんだ!と衝撃を覚えたんですが、まさかホスト狂い存在感希薄地雷忍者のマンガが連載になるとは思わなくてさらなる衝撃をくらったものです。
でも「るる」も破天荒なだけのマンガのようでトー横が出てきたり、そもそもるる自身が結構な生きづらい境遇にいる子だったりして、コメディでぼかされてるけど実は作者が抱えてる問題意識は今作でもどこかに埋め込まれているような気がしつつ、一方で謎の理屈でど素人にバッサバッサ切られる忍者たちの様子を見てると前頭葉を脇に置いといてニコニコになってしまう、そんなマンガでした。
潮が舞い子が舞いが、終わってしまった―――――――――――
最終巻を読んだ上であの子もあの子もあの子たちもあいつらもみんなみんな俺を置いてかないでくれ―――という気持ちがいっぱいいっぱいあるけど、まさか歌野ちゃんにあんな置いてかれ方をするとは思わなかった。あれの前半のあれマジで何。