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狙うは視聴者維持率40%、駆け出しYouTuberが考えるべき視聴維持率と投稿ジャンル

こんにちは!YouTube登録者60万人のもえりんちゃんねるを始め登録者250万人のプロダクションを運営しているまいんと申します。
さて今回も4,500字弱で内容が長くなるため結論を先に伝えたいと思います。

駆け出しYouTuberの皆さんは、需要のあるジャンルで適切なポジションを取り視聴者維持率40%を出せる内容の動画をアップしましょう、というのが結論です。

視聴者維持率と投稿ジャンルの需要について

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今回は駆け出しYouTuberという事で登録者5,000人未満のチャンネルを目安に記事を書いていきます。駆け出しということで実際のところ1,000人までのチャンネルの方が相応しい内容かと思いますが、アナリティクスに触れていることもあり少し規模を広げての内容になればと思っています。

・視聴者維持率
・投稿ジャンルの中でのポジショニング

みなさんはこの2つの項目へどれほど思考に時間を使っているでしょうか?はたまたこの2つの項目の検証のためにどれほど試行錯誤しましたか?
YouTubeのアナリティクス画面でいくつも見れる数字あるけど、登録者数や収益のタブしか見てないなんて方も少なくないのではないかと思います。
やはり、多くの方に自分の動画を見てもらうためにYouTubeの活動をしているし、それで収入を上げることを目標にリソースを使っている方も多くいると思います。ただ最初に意識するのは収益ではなく、収益をあげられるレベルのチャンネルであるか否か。すなわちチャンネルを構成するコンテンツ単位で好成績を上げられているかを第一に考えなければなりません

Google が掲げる 10 の事実

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突然ですが、「Googleが掲げる10の事実」というのをご存知でしょうか?僕もスラッと言えない事が多々ありますがGoogleの思想として理解しておくと何かを考える際に便利なので紹介させてください。

1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
2. 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
3. 遅いより速いほうがいい。
4. ウェブ上の民主主義は機能する。
5. 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
6. 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
7. 世の中にはまだまだ情報があふれている。
8. 情報のニーズはすべての国境を越える。
9. スーツがなくても真剣に仕事はできる。
10. 「すばらしい」では足りない。  
                    参考:Google について | Google

今回僕が書いているYouTubeに関する内容も、Google検索のSEOも同様に、評価指標となるアルゴリズムは公開されていません。評価されるために正しいだろうと思われることをする他ありません。その上で 1. にかかれている「ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。」という思想はYouTubeにおいても非常に大事になる考え方になります。

好成績なコンテンツの定義

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僕はよく「好成績なコンテンツ」という表現を使っているのですが、そもそも好成績なコンテンツとはどういう動画かを説明したいと思います。
YouTubeの動画には以下のように項目毎にいくつかの数値があります。

・高評価 / 低評価
・視聴時間
・視聴者維持率
・インプレッション数
・インプレッションのクリック率
・トラフィックソースの種類
・チャンネル登録状況     などなど…

書き出したらキリがない程に項目と数字がYouTubeアナリティクスにはいくつもあります。
その上で良い動画と判断される為にはどんな動画が対象となるでしょうか?
またその動画は何を持って良い動画と判断されるのでしょうか?
良い動画とは、

・(視聴者にとって)面白い、楽しい
・(視聴者にとって)便利、有益

細かな感情の差はあれど大きくは上記につきると思います。
(視聴者にとって)つまらない、ムカつく、邪魔な情報って、いらないですよね。良い動画ではなく粗悪で必要のない動画だと思います。
ではその良い動画とはアルゴリズムは何をもって判断するのでしょうか。

・面白い動画だから、Goodボタンを押される
・楽しい動画だから、長く見られる
・便利な動画だから、後で見るに登録する
・有益な情報だから、シェアする

というように上記の文章は自然に理解できると思います。
面白い動画だけどBadを押す、楽しい動画だけど途中で視聴をやめる…といった事は不必然であり、考えがたい因果になりますよね。そのためYouTubeでは以下の項目がアルゴリズムに影響する項目であり、数値が高ければ高いほど好成績なコンテンツと考えています。

(1)視聴時間が長い動画 = YouTubeに視聴者を長時間維持出来る力のある動画
(2)Goodボタンが多い動画 = 視聴者にとってポジティブな動画

好成績なコンテンツを作るために改善する指標が「視聴者維持率」

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「よし、じゃあ視聴時間長めに狙っていくぞ」と考える前に、アナリティクスの大事な指標である視聴者維持率の数値を改善していくことを考えていきましょう。
この視聴者維持率は平均15~20%(※)とされており、視聴者維持率が高い動画ほどユーザーを動画に長く留めることのできている良質な動画であるという判断が出来る大事な指標となります。10分の動画であれば1分30秒~2分の視聴時間が平均であるという数値になります。
※…2018年辺りの調べなので、もしよければご覧の皆さんの直近2-3本の維持率を僕のTwitterDMで教えてもらえると超絶嬉しいです!

これまでいくつかのチャンネル運営者や、Google担当者との会話の中で僕が一定の基準においているのが「視聴者維持率40%を超える動画」を作れているか否かということです。僕の中のサンプル数だけになり恐縮ですが、往々にして伸びているチャンネルや今後伸びるチャンネルは40%を超えている動画を多く投稿しているチャンネルが多くありました。

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勿論、視聴を維持させるためには視聴者にとって価値のあるものを提供しなくてはならないので、視聴者維持率を保つためには動画の長さは短い方が難易度は下がり、反対に長尺10分を超えるものは維持率を保つ難易度が高まってきます

視聴者維持率を落とさない為には、あったら良いを排除し、必要な要素だけで構成する

まだ登録者数の規模が大きくなく、YouTube視聴者全体の中であなたのことを知っている視聴者は非常に少ない状態です。
その上であなたの動画を何かのきっかけで視聴している方の多くは、サムネとタイトルで内容への期待値を感じて視聴している状態です。動画を作成する際や編集する際にはその点を十分に理解した上で制作することが大事です。
視聴者の背景や感情についてはこちらの記事で紹介しています。

サムネとタイトルに多少の盛りはあったとしても、視聴者の背景や感情に最大限配慮した動画制作を心がけるとこが視聴者維持率を高める為には大事になります。

徐々に長尺にチャレンジする

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比較的尺の短めである2分や3分の動画で徐々に視聴者維持率を保つことができてきたあなたは、次のステップとなる動画の尺を伸ばすことに挑戦してみましょう。伸ばすのは30秒でも1分でも良いです。普段よりも伸ばしても視聴者維持率を保つことができているか否かを見ていきましょう。
多くのトップYouTuberが行っている長尺動画(10分以上の尺)への挑戦は、まだもう少し先です。尺が短い中でも視聴者維持率を保った先に、長尺コンテンツを投稿して、長い再生時間や収益を手にする事ができるようになるでしょう。

ニーズのあるジャンルで適切なポジションを取って公開をする

ニーズのあるジャンルと書きましたが、あなたの投稿出来るジャンルや投稿したいジャンルがあるので、それに反するものを投稿することは難しいでしょう。ですのでジャンルにこだわる必要はありません。大切なのはその選択したジャンルでどのようなポジションを取るかということが重要になってきます。分かりやすく最近おもしろいなー!と思った方を例にご紹介させていただきます。
「柴犬ぷんちゃん」です。

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かわいいですよねぇ柴犬。この方の動画をサムネを見るだけでもイメージつくと思いますが、「柴犬」*「料理」の掛け合わせのポジショニングを取っています。ペットとしての柴犬は1時間に何本もアップされており競合はたくさんいますが、柴犬と料理をかけ合わせた動画は他にはない唯一なポジショニングといえます。
今でこそVlogやルーティンという動画ジャンルがググッと伸びていることもあり、このポジショニングは本当に綺麗だなと思っています。「柴犬」*「Vlog」という見方もあるのかなと思います。

柴犬と料理といえばTwitter始め色んなSNSでバズりにバズったこちらの動画をイメージする方も多いのかな?と思いますが、まさにこちらの動画も唯一なポジショニングを取れる動画になるなと思います。最高にシュールです。

まとめ:視聴者維持率の改善を意識しよう

おさらいしましょう。今回は駆け出しYouTuberの方々の悩みであるうちの一つに関連して視聴者維持率とジャンル内のポジショニングについて紹介しました。哲学のようになってしまいますがGoogleの思想を元に、視聴時間を伸ばすコンテンツを生み出すべく、一つ一つ動画の視聴者維持率を改善していきましょう。

・コンテンツ単位で好成績を上げる
・視聴時間が長い動画、Goodが多い動画は価値がある
・視聴者維持率を40%以上を目指そう
・適切なポジショニングを取ろう

いかがでしたでしょうか?今回は1,000人到達前のクリエイターの方が主な対象者になるかと思いますが、動画投稿をしていく上で少しでも参考になり、ストレスの軽減できれば嬉しく思います。こういった内容を相談する相手だったり話し相手がいない場合がほとんどかと思いますので価値になればと思い次回以降もまた続けていく予定です。
視聴者維持率が大事なのは伝わったかと思いますが、具体的な改善方法には触れられていないので別の記事にて詳細に触れていこうと考えています。

▼マーケターやコアな方向けの中国版TikTok記事もおすすめです

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それではまた次回の記事にて!
前回の記事がまだな方は是非です!

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