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2019年のYouTube業界の振り返りと2020年の予想と希望

どうも、こんにちは!2013年頃からYouTube業を行い現在250万人のYouTube登録者数を抱えるクリエイタープロダクション「ハニスタ」と所属クリエイターのプロデュースをしているまいんと申します。
さて、今回は2019年のYouTubeの振り返りと2020年のYouTubeはどうなるんだという予想と希望を交えた内容にしてみました。

YouTubeガチで勝負します!って人向けの内容へと有料制限にでもしようと思って書いたので、いつか気が変わるかも知れません。コチラの記事は、YouTuberの方に見て頂いても有意義な内容になっていると思いますし、無料公開なので是非部分的にでも使えそうな情報を得てもらえたらと思います。
11,000字越えの長文なのでお時間ある際にちらちらとご覧ください!(最後まで読んだ方宛にお願いもありますので、よろしくお願いします🥺)

皆さん、ご感想ありがとうございます!

SNSでシェアしてくれてサポートまでしてくれる皆さんに感謝です。すべてエゴサによるチェックさせて貰っています!ありがとうございます!
これから読まれる方も是非ご感想頂けると嬉しいです。

YouTube Rewind 2019(YouTubeでのトレンド紹介)

2019年を振り返る、という意味ではRewindをご覧頂くのが全体像を掴む上では都合が良いと思うので初めに紹介させていただこうと思います。

YouTubeのトレンドをその年に輝いていたクリエイターとともに振り返る作品が毎年面白くて、ピコ太郎の出ていた2016年(PPAPの年)と翌年2017年の映像は個人的に見るたびにワクワクできるので好きでたまに見ます。ただ2019年はトレンドに輝いた方の動画を流しながらの紹介なのでなんだか残念。まだの方は是非2014年あたりからさかのぼって見てみることをおすすめします。
YouTube Rewind

2019年世界で最も視聴されたミュージックビデオは、Lil Nas X(リル ナズ X)と Billy Ray Cyrus(ビリー レイ サイラス)の「Old Town Road」という ミュージックビデオで、19年5月に公開されてからわずか半年あまりで約4億再生もされた動画。ちなみに2019年日本での音楽動画トップは突如現れたアーテシストOfficial髭男dismの「Pretender」(19年4月公開 1.19億回)、次いでKing Gnu「白日」(19年2月公開 1.11億回)、菅田将暉「まちがいさがし」(19年6月公開 7,700万回)の順に続きます。音楽は同一ユーザーが繰り返し視聴が多いため再生回数は回りやすい傾向があるのはご存知のとおり。このあたりは世間の評価なので、追えてなかった方はこの機会に是非把握されると良いでしょう。ちなみに僕はKing Gnuを女性アーティストだと思っていたくらいに知らなかったので、この機会に評価されている背景を調べて解釈するところまでやりました。

音楽を除いた19年日本の再生数のトップは、YouTube Rewind2019 で再生回数が1.9億回転で世界第9位にランクインしているフィッシャーズから、「【100分間】大人気YouTuberたちvsシルクロードで本気の鬼ごっこした結果!?」が19年新年1発目企画として2,216万回転で堂々1位に。フィッシャーズは2018年も日本トップトレンドを獲得しているため2年連続でトップを飾ることになりました。どれだけ努力をしているんだと尊敬するばかりです。

2位以降は以下、(19年12月4日 時点 YouTubeFunFestにて発表)

2位 2,210万回
ガチャピンチャンネル -【公式】【音楽家ムック】街中で突然、米津玄師のLemon弾いてみた!!【ピアノ】【ドッキリ】street piano performance by Japanese character MUKKU !!!!!
3位 1,249万回
アニプレックス - TVアニメ『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』第3話エンディング映像 「チカっとチカ千花っ」
4位 1,082万回
はじめしゃちょー(hajime)- 全員はじめしゃちょーで「旅立ちの日に」歌ってみた
5位 1,207万回
HikakinTV - ヒカキン×デカキンついに会う!初対面でデカキンさんにドッキリしたら号泣www【感動】
6位 1,050万回
アバンティーズ - アバンティーズ エイジについて
7位 932万回
水溜りボンド - 本気でチャーハン作るドッキリwwwwww
8位 901万回
のがちゃんねる/nogachannel -【毎日2分】30日で腹筋を割るトレーニング
9位 890万回
オサミンティヌス3世 - ボイチャで乱入してきた歌ウマと奇跡的なハモリが始まったんだがwwwwwwww【丸の内サディスティック/椎名林檎】
10位 774万回
Fischer's-フィッシャーズ - EP 1 冒険のはじまり | フィッシャーズと失われし碧き秘宝

いずれも2019年に公開した作品にも関わらずこの回転数はすごいですね。個人的に注目しているのは8~9位の顔ぶれでした。
トップクラス同様の認知がなくとも上位にランクインできるということが注目の理由です。
8位の、のがちゃんねるさんは今年一気に跳ね上がったクリエイターの一人で、知っている方も多くいるかと思います。サムネイルや動画編集の作り込みが素敵なクリエイターで、9位のオサミンティヌス3世さんは2年ほど活動をしているのですがゲーム実況者なので初めて名前を見る方も多いかもしれません、水曜日のダウンタウン的な企画でファンを獲得するクリエイターです。
いちプロデューサーとしては、自社クリエイターにて2020年にインパクトを残せるようなサポートに力を入れていきたいと思います。がんばります。

YouTubeガイドラインの2019年主な変更点

YouTubeを語る上でも話題に上がるのはプラットフォームのルールです。例えば2018年は「収益化」に関する規約変更が行われて収益化が適用されるチャンネルの条件が以下のように定められました。

・チャンネル登録者数:1,000人以上
・総再生時間:年間で4,000時間以上

上記の変更によって、「YouTubeやりづらくなる」「アフィリエイターが厳しい」云々の話題が上がったのが記憶に新しいかと思います。そんなこんなで2019年はどのような変更があったか振り返ってみましょう。

ガイドラインのギリギリグレーゾーンを攻めるコンテンツを牽制するかのようなアップデートがされてきた2019年のガイドライン変更。実はこの1年でYouTubeは30回以上のガイドライン変更をしていたとのことです。(参考:YouTube公式ブログ
大きな変更点をピックアップしてみましょう。

1月 過度なドッキリ(いたずら)・チャレンジ(検証)系への制限
6月 炎上・侮辱目的系への制限
8月 チャンネル登録者数表示の簡略化
11月   子供向けコンテンツ申告制(COPPA法) 広告収益が予想される

この変更はドッキリや物言い系、子供向けを主軸にしていたYouTuberにとって大きな問題になったことでしょう。いずれも未成年の若者らへの悪影響を鑑みての対処であることは間違いないと考えられます。ネットへのリテラシーが不足していることで良し悪しの分別がつかず、未成年らの身体に危害が起こることはルールで避けるほかなくなっているのです。2020年もこういったガイドライン変更は繰り返されるでしょうが、今後どのような方向に向かっていくのかは楽しみも不安でもありますね。そういった事で2020年、よりマス的な規制は避けられないのではないかなと考えています。ちなみにキッズ系クリエイターとしてトッププレイヤーであるせんももあいしーのパパさんいわく6割の減少をうけているとのこと…これは厳しい(泣)

こういう現状がある以上、クリエイターは、プラットフォームから突如想定外な事が起きるものだと想定して、早いうちにプラットフォームに依存しない収益ポケットを複数育てていく事にも意識していく必要がありますし、こと私のようなプロダクション側の人間としては、より高いサポートを提供していく必要が出てくると思っています。

タレント・芸能人・スポーツ選手のYoutuberが急増

オリラジ中田敦彦藤田ニコル辻希美水嶋ヒロデビィ夫人EXELE ATSUSHIヒロミローラダルビッシュ投手高木豊元コーチ那須大亮選手朝倉未来選手堀口恭司選手(敬称略)…もうパっと書ききれる量ではなくなるほどに皆さん運用を開始しましたね。既に特定の認知や人気をもった方がYouTuberでも活動の機会を持つようになったのが2018年以上にたくさん増えました。"テレビや舞台にいるあの人達"は普段どのような生活を送っていて、どんな顔を持っていて〜…などなど、気になることがすべて視聴ニーズになるので、自身を客観視した企画を盛り込めるとYouTuberとしても成功が見えてくることでしょう。YouTubeで伸びているタレントと伸びていないタレントの違いはそういった姿勢で差がついています。(別途の記事でYouTubeを開設したタレントのジャンルと現在の登録者数や再生数をまとめるのも面白そうで、需要ありそうなので、近いウチ考えてみます。)
2020年、タレントやスポーツ選手のYouTubeチャンネル開設サポートは各社が力入れてゴリゴリと営業やコネで掘ってくると思います。これは19年現時点でもAnyMind社FIREBUG社サイバーエージェント社をはじめに活動されているので、継続した動きになりかつ取り組む企業が広がると考えています。この辺りは実績よりも営業力で差がつくような気がします。

チャンネル登録100万人以上のYouTuberが180組突破

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2018年の組数をしっかりカウントしていなかったので新たに増えたクリエイター数を追うことが出来ないのですが、2019年12月31日時点で180組となりました。(参考:yutura
2019年最後の100万人達成者はてんちむさんのようです。5-10万人の頃から近い距離にいたので嬉しい限りです。おめでとうございます。
2020年末には100万人登録者チャンネルが300組程にまで膨れており、また、100万人とまではいかずとも、10万~30万人の登録者数を抱えるチャンネルは現在の3倍程度にまで膨れるほど、中堅クラスのクリエイターが増加をしてくることでしょう。今まだ名の知れていないクリエイターが後発でドカッと盛り上げることも何度か目の当たりに出来るのではないかなと思っています。ただし登録者数だけ多くても価値はなく、これからは人を(特定の場所に)呼べる・モノを売れるクリエイターへの価値がより高まって行くことでしょう。

TikTokをきっかけに多方面に活躍するクリエイター増加

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2017年からじわじわじわじわとシェアを伸ばしてきたTikTok、ついにトップクリエイターのフォロワー数は300万人を突破をし、フォロワー数が100万人を超えるクリエイターも18組にも達しています。TikTokの中で活躍したクリエイターがマネタイズや、さらなるユーザーコミュニティの為に、YouTuberとして活動の幅を広げていく事例が多く見られた年だったと思います。

Erika & Marina
仮メンタリストえる
妻が綺麗すぎる
なこなこかっぷる
こたつ(全力○○)
こちゃにカップル
マナル隊
ジャックポット…他

上記には2019年以前から活動しているクリエイターもいますが、代表的なクリエイターでもあるので頭の片隅にでもおいても損はないかなと思います。
取り上げておいてなんですが、TikTokで有名になったからといって継続的にYouTubeで再生回数を稼ぎ出せているかというと実は多くのクリエイターが失速しています。その原因として、もともとTikTok向けの動画尺や企画だったママをYouTubeにて展開しているがためにYouTubeでのニーズとはそぐわない、というのが大きな理由となります。そんな中でも元々YouTube前提で運用していた「マナル隊」は爆速で伸ばしているので是非注目してみると良いです。2019年最もTikTokからYouTubeへの導線、YouTubeでの表現を上手く行っているクリエイターだと思います。

あのラファエルや、レペゼン地球がーどまんをも超える再生数を叩き出し続けているのがマナル隊です。この機会に是非ご覧ください。

TikTokは認知こそありますが、まだ具体的なマネタイズが一般ユーザーにまでリリースされていないのでまだまだクリエイターの数はほどほどですが、本家TikTokこと抖音Douyinにて展開されているマネタイズ方法は、日本でも展開される可能性が高いと考えて準備をすると、いざリリースされた際には巻き返しが聞かないほどの差が発生すると考えていますので、クリエイターの皆さん是非早期参入をおすすめします。この未来を書いたコチラの記事は必見です

ビジネス系大人YouTuber(教育・ハウツー)が増える・伸びる

以前の僕の記事でも紹介しましたがビジネス系YouTuberが非常に伸長した年だったなと思います。理由としてはいくつかありますが大きくは、

・4G、WiFiの通信普及
・大人が動画を見るようになった
・人は文字を読むより見聞きしたい欲がある
・教育、ハウツーのような問題解決型のコンテンツが少ない

上記が背景にあると考えられています。

もはや急上昇の常連になりつつあるホリエモン(堀江貴文)メンタリストDaigoを始め、動画制作のYusukeOkawa、自己啓発のマコなり社長、ストレッチの美容整体師川島さんなど、エンタメとは異なる課題解決が出来るYouTubeコンテンツに関心のある視聴層が増えてきています。教育とは異なるジャンルでVlog的ではありますが前ZOZO社長前澤友作も大人向けなコンテンツにもあたると思います。2020年はそういった大人視聴者や大人配信者がドカっと様々なジャンルにて増えてくることは間違いないでしょう。
是非、そんなことに触れているコチラの記事を合わせてご覧ください。

ここまで膨れたか!伸びる増えるYouTube漫画

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(推しの漫画チャンネルのカレコレ

ココの所ずっとYouTubeの急上昇タブで見かけない日が少ないんじゃないでしょうか。2019年になってドカっと増えた動画ジャンルで、増加量と消費量(視聴時間)はここ3年間のYouTubeJPで最も増えたのではないかなと体感で思っています。同ジャンルでトップを走る「フェルミ研究所」の月間再生数は4,500万回にも達します。ざっと有名所を以下にまとめてみましょう。

フェルミ研究所    登録者184万人 月間再生数4,500万回
ヒューマンバグ大学登録者64万人   月間再生数4,200万回
アシタノワダイ    登録者 非公開   月間再生数3,000万回
モナリザの戯言    登録者29万人   月間再生数4,400万回
テイコウペンギン   登録者55万人   月間再生数2,700万回

いわゆるYouTuberとは異なって演者の概念がなくなるので、複数人でのチャンネル運用や横展開が利くことと、YouTuberとしての素養よりもプロジェクトマネージャーとしてのスキルがあればカタチにしやすいこともあり、一個人から大学生サークルや企業プロジェクトとしてなど様々な形態での運用が爆発的に増えましたね。一時期(2013~15年頃)のキュレーションメディアみたいな動きだなぁと一連の流れを見て思います。2020年、漫画動画ジャンルはよりバーティカルになることは間違いないと思います。今はまだ広くエンタメとして漫画動画が配信されていますが、今後は課題解決型の漫画や、主婦層向け漫画、スロパチ勢向けの漫画、職業特化の漫画等々広がると思います。
個人的には20本程用意して今スグにバーティカルに攻めるはありだと思いますが、その漫画制作力をWeiboやBiliBiliなど中国向けに流してみると面白いと思っています。誰かやりましょ!ただ、漫画動画に関してはこの半年程の間でIP醸成に舵きり出来るか否かで漫画動画の波を勝ち切れるかが決まってくると思います。そういう意味でカレコレは僕の中で推しになってます。YouTube漫画ってなんぞやって人は是非こちらの記事をご覧ください。

安定の川のせせらぎから、咀嚼音、生活音まで様々なASMR

YouTube漫画が最も増えたと書いた瞬間によぎったのですが、ASMRこそが最も増えたのではないかと思いました。ASMRとは、「Autonomous Sensory Meridian Response」の略で、日本語訳で「自律感覚絶頂反応」という意味だそうです(実際には絶頂ではなくゾワゾワとくすぐったいような気持ちの良い感覚程度ですが)。この英語は何度見ても覚えられないですね...。
映像や音声によって落ち着きや、幸福感などを感じられるのがASMRです。
人気のあるASMRクリエイターのことを「アスマーリスト」と呼んだり、2019年JC・JKの流行語になる程の盛り上がりを見せています。

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まだ日本での人気なアスマーリストは数少ないのでこの領域はコンセプト次第で後発からでもグイッとまくることは可能なジャンルだと思います。中でも2020年は「顔出し*モッパン*ASMR」「女性*胸推し*ASMR」がたくさん出てくるのではないかなぁと思っています。個人的に「女性*胸推し*ASMR」と「ペット*咀嚼音*ASMR」の数字は見てみたいので誰か僕の操り人形になることに興味がある人いれば口出しさせて欲しいレベルです。
そんなASMRの人気動画・ジャンルをいくつか紹介紹介します。
ASMRの好き嫌いは個人差が強くでるので色々と試してみてくださいw

■定番の耳かき

ゴソゴソされてて本当にくすぐったくなる音…ふぉぉとなってしまうので僕は苦手な音w
■スライム

スライムをそのまま使う他に、ビーズや発泡スチロールを混ぜたものをこねこねしたりと様々なスライムの様子を見て聞いて楽しめます。
■咀嚼音

僕、映像がセットとなる咀嚼音がなかなか苦手なんですが、この方は綺麗に食べてくれるので採用ですw
■囁き声

くすぐったくなるけど慣れるとまた其れも良し…みたいな感じになるやつです。
■変わり種 ペット咀嚼音

僕がフレンチブルドッグ好きというのもあるのですが、フレブルのふがふがが可愛すぎてずっと見てられます。用意している食材も気分が乗らないと食べないという変数がいい味出しています。誰かASMRもやりましょ!

■ポケモン公式によるASMR

これは驚きました。 面白い動きだと思い思わず追記をしましたw(追記:2020-01-17)

どうなる?2020年のYouTube業界

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(画像:さくらちっぷさんによる写真AC)

2014-15年のときにグワッとYouTubeへの参入を行うクリエイターが増えたなぁと感じるのと同程度かそれ以上の勢いを感じているのが2019-20年の今だと感じています。
2014-15年頃はスマートフォンアプリが加熱しているさなかであり、様々なタイトルで頭角を現すクリエイターが多くいて、ゲームに限らず周辺のエンタメ系のクリエイターも増えた時期でした。
これまで2019年の話を触れてきて、2020年のYouTubeはこうなるだろうと僕が考えていることを記載してみます。

■視聴ニーズの増加
・多種多様なニーズが動画で消費される様になる(動画SNS放題プラン登場)
・問題解決手段としてYouTubeが第一想起となりつつある
・楽に動画で満たすニーズが増加(人はテキストを読めない)
■コンテンツジャンル/クリエイターの増加
・課題解決ニーズにハマる手に職を持つクリエイターが増加
・飾らない日常、おしゃれな演出のVLogクリエイターが増加
・ファミリーYouTuberやカップル/夫婦YouTuber増加
・VTuberの再燃
・タレント、芸能人、スポーツ選手(オリンピックが後押し)が増加
・海外の翻訳コンテンツ増加
■YouTube投稿のハードルの低下
・TwitterやInstagram同様にYouTubeもラフに投稿される年になる
・YouTuberのテレビ進出(若年層獲得目的)
■ハイクオリティコンテンツの増加
・短尺ハイクオリティコンテンツの増加(スキマ時間のドラマや映画)
・テレビ局のYouTubeチャンネル開設(無料で視聴→TVer)
・キャラクターIPの創造(第二のリラックマ、すみっコぐらし)増加
■音声の価値が高いコンテンツが増加
・ワイヤレスイヤホン普及に伴う音声コンテンツ増加
・YouTube Premiumへの課金率向上
■MCNに属さないクリエイターらの独立(組織化)
・MCNの価値が問い直される(クリエイターの組織化シフト)
■WEBでNG/グレーコンテンツが急増
・アフィリエイトサイト同様のコンテンツ
(クレカ比較、コンプレックス商材など)
■こうなったらいいなの希望
・YouTube上でのEC機能/アプリDLの追加

書いたあとに多さと当たり障りない事書いているなぁ…と感じていますが、記載したことについて少し補足します。

■視聴ニーズの増加
キャリアプランや5Gなど通信のアップデートによって通信量(情報量)の多い動画が馴染みやすくなる事も背景に、人々が何か探しものをする際や疑問を解消する際にYouTubeで解決をする事が増えてきます。(2020年以降、5Gによる高速大容量通信でモバイルからのトラフィックのうち75%以上が動画になると言われています。)
人はより楽で便利な方に利用が流れてるのは明白だと思います。ブログやWebページのテキストを視覚のみで読み理解するよりも、視覚+聴覚で情報が入る動画の方が理解しやすく人々にとっては便利に感じる結果、視聴ニーズが増加していくと考えています。現に若年層初めリテラシーが低い層は動画で課題解決をしていることが多くなっています。
これをご覧になられている皆さんの意見も是非伺いたいです。
  
■コンテンツジャンル/クリエイターの増加
視聴ニーズの増加にあわせて求められるコンテンツも多種多様になっていき、これまで需要が少なかったジャンルにも除々に需要が高まるようになります。暇つぶしの為の動画ではなく、学び/教育(大人・子供双方)の為、課題解決の為、癒やしの為…など様々なニーズに対応するコンテンツを提供できるクリエイターも増えてきます。その代表的なものを箇条書きにて出してみました。どのプラットフォームも時間が経過するにつれてプレイヤーは増えてくるので、足踏みしている方がいたら気にせず飛び込んで、まずターゲットとジャンルを決めて1本でも動画を公開してみることをおすすめします。

■YouTube投稿のハードルの低下
プラットフォームが成熟し一般的になることによる影響として、2020年は他SNS同様にYouTubeにて発信することは当たり前になってき始めるでしょう。またテレビ局が若年層のテレビ離れへの対抗策としてYouTuberをテレビ出演させる機会がより増えてくるでしょう。2019年の流れが増すイメージです。


■ハイクオリティコンテンツの増加
日常生活のスキマ時間で視聴に適した番組が増加するでしょう。主に若年層向けのコンテンツにはなると思いますが、オオカミちゃんやあな番等の視聴環境にあわせたコンテンツが作られると考えています。

テレビ局のYouTube公式アカウントが開設され、番組のダイジェストが発信され、YouTubeをテレビやTVerのリード獲得として活用するようになるのではないかとも考えています。YouTube上には多くのテレビ番組の無断転載があがっている事や、AbemaTVのユーザー獲得にならっても可能性は考えられるかなと思っています。

■音声の価値が高いコンテンツが増加
ワイヤレスイヤホンの普及とUX向上により、これまで以上に着用しながら生活をする時間が増えてきます。それにあわせたラジオだったりAudibleのようなコンテンツが普及してくると考えています。

以前からその右肩上がりな売上は周知でしたが、Adobeよりも売上が高いというのは驚くべき事実です。収益が伸びる=販売台数増加 としても遜色はないと考えても、デバイスの普及によりビジネス書の解説コンテンツのような耳だけで成立するコンテンツが増加してくるでしょう。

■MCNに属さないクリエイターらの独立(組織化)
MCNとは、クリエイターがクリエイター活動に集中出来るようにするために、クリエイター自身が行う必要の無いその他あらゆることをサポートすることで一定パーセンテージのフィーを頂戴してビジネスにしていますが、影響力が高まったクリエイターは自らの資金や繋がりで必要な役割を揃える事が可能になってきます。月n百万もn千万円も稼いだうちの10%(仮マージン)をMCNに支払う程のサポートであるかと考えると難しい事から、独立し自らでチーム作りをする動きが加速すると考えています。現に公表/非公表ありますが登録者100万越えクリエイターにもちらほらと動きが見えています
我々が運営しているハニスタは非MCNで基本パーセンテージを頂戴していないとはいえ、耳が痛い話で、クリエイターにメリットを継続的に感じてもらうためには、提供クオリティは高めて行く必要があると感じています。

まとめ:2020年、より一層YouTubeが盛り上がる

いかがでしたでしょうか? 2019年のYouTubeは、ここでまとめきれないほどの様々なことが起きたと思います。大物YouTuberが傷害罪で逮捕されたり、レペゼン地球のパワハラ騒動、ジョーブログの書類送検が起きたりもありましたね。色々な事がYouTubeで起きて、YouTubeやYouTuberの言動がニュースになるほどに世間の注目度も高まってきたな、と強く感じる一年だったと思います。テレビ進出するクリエイターも多く、YouTubeに進出するタレントも多く、垣根がなくなってくるようになりました。

そんな状況から、2020年はより一層の注目度を集めるプラットフォームとなり、様々なムーブやスターが産まれてくることだと想像しています。僕が考えている2020年のYouTubeがどれほど現実に起こるのか、はたまた大スカシとなるのかはわかりませんが、綴ってみました。最後までお読み頂きありがとうございました!

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普段、僕の中でYouTubeについて書きたくてもかけない事はあまり無いので基本は惜しみなくオープンにしています。その他直接質問したい事などをTwitterでドシドシ聞いて頂ければと思います!

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書いた公開した、という達成感とは別の嬉しさがこのスキにはあると思うんです。それにシェアにもあるんです。嬉しさがグワーッと出てくるようなあれがあるんです。何とぞ🥺

■さいごに
せっかくなので、2020年無さそうでギリ有り得そうな予想をして絞めにしたいと思います。

「2020年、叶姉妹がVlogメインでYouTubeチャンネル開設しラーメン屋でラーメンすする動画を公開する」

それでは2020年もどうぞよろしくお願いします!



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まいん|TikTok*YouTubeプロデューサー
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