映画の名言に学ぶ。ep.2 「ソウルフル・ワールド」※ネタバレ注意

生きる意味、人生の目的って、何？
と考えることが、誰しもあったと思う。

本作では、人が生まれる前の世界、人間の魂の個性を決める場所が存在する。
個性が決まったら、地球上で行われているスポーツや音楽や勉学に挑戦できる。
どこかのタイミングで「spark(きらめき)」を得られた魂が、地球に生み落とされることになる。

この段階で視聴者は、「なるほど、spark(きらめき)は、魂の生きる目的みたいなもので、人生を掛けて取り組むこと、それは生まれる前にひとつ決められる世界なのね。やっぱり魂の目的は予め割当られて、それぞれに役割があって、私にもきっと、生きる目的があるんだろうな…」なんて思う。

しかし、作中の終盤ぐらいに得られる「生まれる前の魂世界で働く人」(天界の人？)からの驚愕の回答がこちらです。


“We don’t assign purposes. Where did you get that idea?”
"生きる目的など割り当ててないですが、どこからそんな考えを？"

“A spark isn’t a soul’s purpose. - Your purposes. Your meanings of life. So basic. ”
"きらめきは、生きる意味ではありません。なぜ生きるのか、生まれる理由とは、など、(あなたがたは)なんて単純なんだ。"

はっとしました。
生きる目的、人生を賭けるべきことなんて、別に、ないんですよね。
きらめく心が備わっていれば、あとはすきにしたらよくて、作中の「きらめき」はきっと、幸せに気がつく力なんじゃないかなと、私は思いました。

本作の私個人的評価は星4つです！
高いメッセージ性。素晴らしい。大泣き。
また見直したい。