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世界遺産富岡製糸場への初訪問記

今日は初めて世界遺産に登録されている富岡製糸場を訪れました。天気は小雨のチラつく曇天でしたが、日差しが無くて過ごしやすい一日でした。見学には専用のアプリを使い、音声案内を聴きながらじっくりと2時間半を過ごしました。家族と離れて自分のペースで動く時間もたまには必要だと感じました。

瓦職人が見様見真似で頑張って造ったレンガ壁


富岡製糸場は明治初期から115年も現役で使われ、保存展示も含めると150年の歴史を持つ建物です。築年数だけでもロマンを感じさせる場所です。特に西置繭所の鉄骨とガラスによる構造補強が、建築遺産の保存に非常にフィットしており、感動しました。建築を学んだ者として、こうした遺産をいろんな角度から楽しめるのは特権だと思います。

トラス架構と採光ガラス(江戸時代が終わって10年経過していない頃に出来たという感動)


見学を終えた後は、上信電鉄にも乗り、鉄道ファンとしての「鉄分」も補給しました。記念に購入した切符と無料配布されていた団扇は良い思い出となりました。

昔は絹糸運送に大活躍した路線です
記念切符(左下)と団扇


富岡製糸場の見学を通じて、明治時代の技術と現在の保存技術の融合を目の当たりにし、その歴史と価値を改めて実感しました。これからもこうした建築遺産を訪れ、自分の知識と経験を深めていきたいと思います。

今回の訪問は、建築や歴史に興味がある方だけでなく、家族連れや鉄道ファンにもおすすめです。ぜひ一度、富岡製糸場を訪れてみてください。

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