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初めてのkindle出版で原稿テーマを決めるときの考え方
1冊目のkindle本は書きたいテーマで自由に書こう!
kindle本を出版しようと思うキッカケは何ですか?
おそらく「この思いをいろんな人と共有したい!知ってもらいたい!」と思ったからではないでしょうか。
そんなワクワクした気持ちで出版を決めたのに、
「多くの人に読まれるためにはどうしたらよいのか?」と考えながらでは、筆が思うように進まなくなり、本当に書きたいものが書けなくなってしまいます。
kindle本を初めて出版するとき、「印税はいくら入るのかな♪」と、ほとんどの人が気になるところだと思います。
正直いますと、はじめの1冊から数万単位の印税を期待したり、ベストセラーを狙いたいところですが、インフルエンサーのような影響力がない限り、まず難しいと思います。
1冊目から印税やベストセラーが期待できるのは、こんな方です。
・芸能人や著名人
・インフルエンサーと呼ばれるようなSNSのフォロワーやYouTubeのチャンネル登録者数が多い方
・師範や先生と呼ばれる存在の方(ある程度の生徒をもっているような方)
といったところだと思います。
そうではない、いわゆる無名の個人は、ニーズのあるテーマで記事を書いたり、タイトル、表紙、商品説明欄、A+コンテンツ、ペーパーバックの申請など工夫次第でインフルエンサー同等の反応率や印税も期待できるようになります。
少しニッチなテーマでも、適切なタイトルをつけていれば必要な方の手に届き、気付いたらこんなに読まれていた!なんてこともよくあるので安心してください。
私も最初の印税は238円だった。。。
私がkindle出版を始めたばかりのときは、SNSもやっていなかったので本当に何もない無名の個人でした。
とりあえず出版した1冊目の本は「転職」についての本で印税は238円。
たったの238円です!!Σ(゚Д゚)
![](https://assets.st-note.com/img/1731747434-O3xz1bws9hB5HQqVmDtRyJZk.jpg?width=1200)
「うわ~これしか印税ないの?kindle出版、失敗だ・・」
って思ったと思いますか??
なんとその逆で、
「え~!!マジ~~?!kindle始めた月にお金がもらえるの~?!」
って感じです。
その昔ドロップシッピングやブログアフィリエイトが流行っていたときに、私も挑戦してみたのですが1か月目で収益化なんて夢のまた夢。
半年くらいたってやっと数百円か稼ぐことができた程度でした。
だから1か月目で0→1達成したことが驚きで、Kindle Unlimitedの印税の仕組みに感謝し、一気にkindle出版のトリコになっていきました。
だから上記の有名な人以外の方は、まずは何冊か出版してみるといいです。
では、1冊目はあなたの好きなテーマを自由に執筆し、そして出版の一連の流れをつかむことを目的としましょう。
1冊目は好きなテーマを自由に執筆し、そして出版の一連の流れをつかめればOK!
2冊目からは少しづつ読まれる工夫をしていきたいですよね。
では読者にとってどんなテーマにニーズがあるのでしょうか?
読まれる本にするには「HARMの法則」に当てはめテーマを選ぼう!
kindle出版に取り組まれている方でこの法則を知らない方はまずいないでしょう。
それくらいテーマを選ぶときに重要で、ここを意識するかしないかで読まれる本になるのか、はたまたなかなか読んでもらえず次々と押し寄せる新刊の波に埋もれてしまうのか…の枝分かれになります。
せっかく出版するのですから、一人でも多くの方に読んでもらいたいですよね!でしたらここで「HARMの法則」を理解しておくことで、あなたの本を手に取ってもらえる確率が上がります。
ぜひ頭に入れておきましょう。
HARMの法則とは?
人の悩みの多くはだいたいこの「HARMの法則」に分類するといわれています。
読者の悩みから関心を引きつけ、さらに購入意欲を高めるために必要な4つの要素はこちら。
![](https://assets.st-note.com/img/1731746510-9zqucCR7owlj6bU1IdnXGiF0.jpg?width=1200)
この頭文字を取ったのがHARMの法則です。
それぞれが多くの人々にとって普遍的な関心事です。
このHARMの法則を活用してKindle本のテーマを考えていきましょう。
1. Health(健康)
健康に関するテーマは幅広く、ダイエットやフィットネス、メンタルヘルスから、特定の病気への対処方法など、様々な角度でのアプローチが可能です。
例えば、「40代から始める簡単な健康管理術」や「ストレスを軽減するマインドフルネスの実践法」など、読者が手軽に取り組めそうな内容が人気を集めやすいといえます。
特にターゲット層を絞ることで心に刺さりやすく、より多くの共感を得られます。
2. Ambition(野望)
野望とは具体的に夢・キャリア・将来について、目標達成や自己成長に関連するテーマです。
キャリアアップや資格取得、趣味を通じた自己実現など、個々人の「野望」に関わるトピックを執筆していきましょう。
「未経験から始める〇〇」や「月収〇〇万円の会社員でもできる!FIREする方法」など、実行可能な目標にフォーカスすることで、読者のモチベーションを刺激することができます。
特に現実的なアドバイスや著者の成功体験談を盛り込むことで、信頼感が増すでしょう。
3. Relationship(人間関係)
人間関係は、どの年代の人にも影響を与えるテーマです。
家族関係、職場でのコミュニケーション、友人との関係改善など、多様な視点から執筆できます。
たとえば、「職場で信頼を得るコミュニケーション術」や「シングルマザーが育児とキャリアを両立する方法」など、特定の状況や立場に合わせたテーマは共感されやすいです。
簡単に取り組めそうな事例や実践方法を示すと、読者が実生活に取り入れやすくなります。
4. Money(金銭)
金銭にまつわるテーマは、特に今の経済状況では関心が高まっています。
節約術、投資方法、副業の始め方、家計管理など、読者にとって実用的な情報が好まれます。
例えば、
「初心者でも簡単に始められる投資の基礎知識」や
「社畜会社員でも月〇万円稼げる副業ガイド」など、読者にとってリアルな問題解決につながるテーマが好まれます。
また、数字や具体例を含めると、より説得力のある内容になります。
まとめ
HARMの法則に基づいたテーマ選びは、読者の「人生における重要な問題解決」を目指すことが鍵になります。
普遍的なテーマを選ぶことで、読者層を広く取り込むことができますが、よりターゲット層を具体的に想定し、王道から少し外したニッチなテーマにすることで、読者にとってより価値のある一冊になるでしょう。
また、具体例や実体験を盛り込むことで、あなただけのオリジナリティが加わり説得力が増します。
読者がすぐに行動に移せるような”役立つ一冊”として評価されるようになります。
テーマ選びは” 読まれる本 ”への第一歩です。
どんなに良い内容の本を書いたとしても、ニーズがなければ手に取ってもらえません。
ですので、適当に選ばずしっかりHARMの法則を意識して選びましょう。
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![ようこ|kindle作家/コラボ出版(インフルエンサー、経営者、フリーランス)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/160287273/profile_5d85c4e0a947e06c3a157d199f8264af.jpg?width=600&crop=1:1,smart)