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【超短編戯曲】『私の綺麗な感情』

はじめに

私が運営チームとして参加している演劇ネットワークぱちぱちのメンバー限定コンテンツ、「戯曲研究会」の活動の中で、有志が超短編戯曲を書くことになりました。

ルールは、岸田國士『ぶらんこ』を読んで、何らかの影響を受けて書くこと。

なぜ『ぶらんこ』なのかというと、戯曲研究会の中で読みたい戯曲を募集したときにこれを読みたいという声が挙がったからです。
まずこれをみんなで読む(音読する)会を行ったのですが、「読んで終わりにするのではなく更に発展させたいね」となり、では有志が読んでみたことを受けて何か書いてみよう!という流れです。

この企画で書いた戯曲は、「戯曲研究会」に参加しているメンバー同士だけが見られるように共有し合っていたのですが、私は自分の記録として個人的にここでも発表してみたのでした。何かの種になるかもしれないし、ならないかもしれないので。


☆『ぶらんこ』から踏襲した内容☆
男と女の会話
見た夢の内容を語る
終盤の第3者の存在

※上演時間約5分ほどの超短編戯曲です。
※戯曲としての価値というよりは別冊「伊藤優花」みたいな意味合いの強い読み物です。私の思考とか使う言葉とか文章の書き方に興味を持ってくださる奇特な方向け。


登場人物

男(中性的な女性でも良い):20代後半
女:20代半ば~後半

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1,912字

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演劇が好きです。観て、考えて、書いて、読んでもらう。演劇はその場で消えてなくなってしまうけど、私たちが何度も思い出すことで永遠になるなんて、素敵だと思いませんか。