虫探し
朝の自由遊びの時間、年中組の子ども達が友達と一緒に、観察ケースを片手に虫探しをして遊んでいました。観察ケースの中を見せてもらうと、ショウリョウバッタやコガネムシなどが数匹入っていました。虫と一緒に、ちゃんと草や葉の類も入れてあります。「幼稚園で見つけたの?」と尋ねると、「そう。ここの草の所にクルマバッタとかもいるんだよ」と教えてくれました。実は昨年の夏から秋に、園長が捕まえてきたバッタやカマキリをこっそり放しておいたのですが(もちろん子ども達には内緒です)、その虫たちが居着いて、新たな生態系が出来上がることを願いつつ、嬉しく思いました。改めて、子ども達の興味関心のためにも、草木のある自然環境(草むら等)を敢えて残しておくことの大切さを感じます。
このように身近な虫を捕る中で、自然への興味関心を深めたり、捕まえた虫の名前や種類、生態を調べたりすることは、知的好奇心や探求心を育むことに繋がります。そして、友達と一緒に虫探しをすることで、友達関係も深まっていきますね。今後も、こうした自然と親しむ遊びが楽しめる環境について、大切に考えていきたいと思います。