11/9 本当のオススメ

今日に限った話ではありませんが、AmazonやInstagram等で見られる、リコメンド機能ってすごいですよね。

今までの検索履歴を機械学習させて、アルゴリズムによってオススメを一人一人に提供することができるという機能は、今や大手ECでは当たり前になりました。

それによって、購買行動が引き起こされるということは、AIが営業を消費者の側に付き添って、営業しているのとかなり近いものがあると思います。営業職という役職においては、場合によってはAIの方が優秀である可能性は、否定できません。

営業職は、この潮流によって次第に淘汰されていくのではないかと思われていますが、減少するとしても、完全には無くなりません。

もちろん、今の高齢者世代の中にはそのようなシステムを使わず、「人を信用する」方が多く見られるのは、皆さんも感じるところだと思います。

しかし、購買行動がある程度方向付けされてしまうAIの持つ力というのは、加速度的に上昇し、今の50~60歳が後期高齢者になる頃には、その年代の方々は、むしろAIに信頼を置く方もいるかもしれません。

そこで、人間の営業としての役目は、人口減少とともに、少しずつ減っていくというのは理にかなっていますし、実際そうなるんだろうなと思います。

しかし、それでも人間の会話や人柄など、人間にしかできないことは、まだまだたくさんあります。その主たる例が、「感情の表現」です。

機械が今一番苦手としているのは、感情の表現だと思います。感情は、一つの物事や環境などに拠らず、個人の感じ方、つまりバックグランドや性格、その物に関して持っているストーリーなど、人間のより内側から出てくるものですよね。

その感情によって、人を動かしたり、逆に影響を受けて動かされたりします。なので、人間のリコメンドというのは非常に価値が高いものであると思います。

とても簡単に言うと、オススメできる力というのは価値があります。今のYouTubeを見ると、そこら中でレビュー動画が見られ、そこからその商品やサービス等の商品に飛ぶことが出来ます。

さらには、Tik Tokなどのこれからより力を持つだろうものは、動画メディアであることが見て取れます。youtubeが衰退することはなくとも、用途の棲み分けは起きていくでしょう。

話は逸れましたが、人間のリコメンドというのは価値を持つものであることは明らかであり、そのオススメされるものこそ、人間が本当に求めていることである可能性があると言うことを、AIのリコメンドばかりに従う現代人は意識しなければいけないかもしれません。




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バートリーのさいとう
エンジニアリングとコーヒーをこよなく愛する新米エンジニア 夢は、「世代を超えて、それぞれの幸せを追求できる社会を創造する」こと エンジニアだけどコーヒーを上手に淹れます。 頂いたサポートは、より良いnoteの記事を生み出すために使っていきます。