厳しくとも信じて疑わず
4月も始まり慌ただしく過ぎています。新年号も発表され、新たな時代を迎える中、次代を担う自分たち世代も次代にチューニングしていく必要があります。自分たちの世代で残すもの、その次の世代に残すもの、それぞれ中長期的な視点を持って目立たないかもしれないけど着実に、本質を見極めたうえで対応する、そういうことをしっかりとやっていきたいと、それが自分がUターンをしてまでやろうとしたことだと、そういう気持ちでいます。
目立たなくても大事な仕事
まず、自分がやっている経済関係の仕事、公務としては本来不要だと自分は思っています。仕事がない=経済が自立している、ということであり、望ましい姿。自分たちが市場原理に逆らい、なにかを形成をしなければならない状態は決して健全とは言えないと思います。
もちろん、外部環境の変化や市場原理では望ましくない方向に行くことが多々あるため、全く仕事がない状態にはならないと思いますが、今の状況を見ると少しおせっかいをし過ぎ、世話を焼き過ぎ、過保護、とも映る状況かなと感じます。
外部環境として少子高齢化、人口減少、それに伴う労働人口の急激な減少というパラダイムシフトが起こる中、しっかりと本質である課題を見極めて、対応していくことが重要です。
厳しくともそこはぶらさず。
本来、経済政策は民間事業者のポテンシャルを最大限引き出し、自立化の可能性を最大化することが目的であるはず。なので私自身はその軸をぶれることなく追及します。時に企業に厳しいといわれようとも、その先にあるのは持続的発展、社員さんの幸せ、社会への大きな貢献という企業さんにとって存在意義そのものにつながるはずなので。
違うと思ったことは「違う」という。それがたとえボスであっても。おかしいことは「おかしい」という。公務員なので首はない。ある意味守られている中で、正しいと信じることを愚直に追及することは間違っていない。もちろん、人の話をしっかりと聞く。そのうえで何が正しくて、何がずれているかを判断する。
「信じて疑わず」「夢七訓」
この2つの言葉は高校生の時のキャッチフレーズです。忘れられずに毎年手帳の表紙に手書きしています。自分を、仲間を信じて疑わず。夢がなければ幸福なし。
鳥取県に戻ってきたときの自分の思いをちゃんと大切にしていきたいと思います。
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