【家具の物語_バレーナチェアVol.1】
体を包み込むような
背もたれと座面の優しい丸み、
手に触れるアーム(肘掛け)の滑らかさが、
座る人を ゆったりとした時間へと誘います。
ようびのデザイナーと職人が
家具の本場、北欧の国々へ行き、
美術館や博物館、レストランで
古くから愛され続ける椅子たちを
見て、触れて、使い、感じたこと。
帰国後、その美しく、機能的な椅子たちを
体験した感動や喜びを表現しようと
探究を重ね、デザインされたものです。
日本人の体の寸法に合わせ、
どんな体型の人も、
どんな座り方をしても、
長く、心地よく座れるよう
1つ1つ手で縫われた、立体的な座面。
優美な曲線を描くアームは、
職人の手で、丁寧に、滑らかに磨き上げられ、
横から見るとまるで 海を悠々と泳ぐクジラのよう。
そこから、クジラの意味を持つ
「バレーナ」チェアと名付けました。
「ようびらしい」と言ってもらえる、
美しいアームを持つ椅子たちの始まりとなったデザインです。
伝統的な造形の美しさを保ちながらも、
誰にとっても座りやすい椅子を追求したバレーナチェアに、
ぜひ、触れて、座っていただけたら嬉しいです。
次回は、その滑らかなアームを形にするための、
職人の思い、木の選び方、技術を
お話しさせていただきますね。
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