後悔とは
「あ〜あの時、ああしていれば良かったのにな」
という後悔は
誰にでもあるものです。
あの時に違う選択をしていれば
今の状況はもっと良かったかもしれない
という後悔
そのような後悔をするのは
今の状態が望んだ状態ではなく
望んだ状態でないのは
その時の選択を誤ったのが原因
と思うからです。
あの時の選択を誤らなければ
もっと良い状態だったはずと思うから
後悔するわけです
でも、よくよく考えてみて
本当にその時の選択は誤りだったと
言えるでしょうか。
その時に違う選択をしていたら
今の状態は格段に良くなっていると
言えるのでしょうか
絶対にそうだとは言えないのです。
なぜなら
そこには「こうなったら必ずこうなる」という
法則性はないからです。
法則性がないと言うことは
その後悔は「単なる思い込み」
と言うことになります。
あの時の選択を誤らなければ
もっと良い状態になっていると
思い込んでいるだけ
と言えるのです。
あなたが過去の選択を「誤りだ」と
解釈しているから
いつまでも後悔し続けているのです。
もちろんあなたが
「あれは誤りだった」と思うのは
それを選択したことで
あなた自身が辛い
不安
悲しい
怒り
罪悪感などの負の感情を
感じたからですよね。
でも
これも言えるのは
負の感情を感じる経験=選択の誤り
と言う定義はないということです 。
つまり
あなたが何かを思い出し後悔することで
すごく悲しい気持ちになるのも
あなたが過去の選択を「誤り」と
解釈しているからなのです。
だって
「あの選択は正しかった」
と思うことは
後悔しないはずです。
そう考えると
あなたが過去との後悔に囚われて
悲しい気持ちにならないためには
「あれはあれで良かったんだ」と
思えればいいということなります。
もちろんそんなに
簡単に割り切れないのも承知です。
なぜなら
過去の後悔には必ず
『強い負の感情』が伴っているからです。
そして
いつまでも過去の後悔をし続けるのは
その時の強い負の感情が
処理されていないからなんです。
感情はエネルギーですので
きちんと処理しないと溜まっていきます。
それが溜まる先は体です。
感情は体で感じるものですから。
感情が処理されていないので
何かトリガーとなるような出来事が起こると
体が自動反応します。
その時の負の感情を感じた体の状態になる
ということです。
そしてその体の反応に合わせて
過去の記憶が蘇り
「あ ~あの時」と後悔する
というメカニズムなのです。
さらに言えば
感情が処理されていないと
無意識レベルでは常に
意識していることになります。
意識しているので
脳のフィルター機能(RAS)は
その記憶が蘇る現象を
捉えやすくなります。
脳には意識したものだけを
目や耳で捉えるという機能が
あるからです。
そうなると目と耳は
強い負の感情を呼び覚ます出来事に
意識を向けやすくなるので
それに意識がいくことで
体が自動反応し
さらに後悔の記憶が蘇るという
ループになりがちです。
後悔に紐づいた悲しみや怒り
罪悪感などの負の感情の状態が続くのです。
そして
この状態がから抜けるためには
まずはその後悔に伴っている
負の感情をきちんと
処理することが必要です。
では
その感情はどうすれば処理できるのか ?
簡単な処理方法は
その感情をきちんと受けとめて
感じてあげる
ということです。
その感情を無きものにしたり
その感情にフタをしたりせずに
ただ感じるのです。
そうすれば
徐々にその感情は処理されて
抜けていきます。
しかし
その「ただ感じる」ことが難しいと
思えるのですね。
ただ感じるためには
「受け止める器」が必要になるのです 。
その器が対応言語です。
対応言語を用意しておいて
そして感じるのです。
その対応言語とは
「安心と自由を軸に生きていくため」です。
例えば「何故、あんな決断をしたのか?」
という思いが湧いてきたら
「それは、安心と自由を軸に生きていくための体験」
と対応します。
こうすることで
同じ失敗や後悔という不安が
解除できるのです。
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わたしにとっての後悔は
言い訳をせずに
大切な人にもっと会いにいけばよかった
カッコつけず
もっと質問をすればよかった
立ち止まったその後ろ姿に
声をかける勇気を出せばよかった
この感情をきちんと受けとめて
感じてあげる…
それを繰り返してきました。
あなたにも
自分を責めたくなるような
大きな後悔があるかもしれません。
その感情を無視せず
感じてあげてください。
安心と真の自由を手に入れ
それを人生の軸としていく
未来のあなたが見えますように
YOUYOU
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