【読書感想文】「年収90万円で東京ハッピーライフ」
本ばっかり読んでます。
友人に勧められて読んだこの一冊
「生活水準って、一度上げたら下げられないよね~」みたいな話をよく聞きますけど、私は下げた人の一味ですので、「そう?」と思っていつも聞いてます。
この作者は確かに極端かもしれませんが、(この本は2016年発行ですが)こういう人が今のコロナ禍でも全然気持ちヘーキな人達なんだろうなと察する。
雑草の食べ方とか丁寧に描写してたのとか面白かったですね。
僕も幼少期はおばあちゃんが土手でとってきた土筆の佃煮とか、とってきたヨモギで餅作ったりとか、してくれてました。
今のおじぃおばぁがどこまで土筆・よもぎの採取と摂取をしているのかの国勢調査はないでしょうが、さすがに減ってるでしょうね。そう思うと、いま35くらいの年齢が、土手産の新鮮な土筆やヨモギを自宅で調理して食べてたLast Generationsなのかもと自負してます。(昭和なんで!)
お金の話をすると、なんかしらんけど月に40万も50万ももらってた時代もありました。昼休みにアルマーニでスーツ買ったり、グッチでバッグ買ったり(笑)でも、どっかいきましたね。物なんてそんなもんです。
今思うと一瞬でもそんな”有り余るお金”を稼いで良かったなことは「本物に多少なりとも触れられたこと」じゃないでしょうか。ブランドがいいとかじゃなく、ああ、この生地いいなとか、本革ってこんな匂いするのね。とか。(トップブランドでもちゃっちいもんも沢山ありましたけど)
別に僕は「違いが判る男・・・(ネスカフェゴールドブレンド!)」ほどじゃあありませんけど、ブランドじゃなくても、いいカシミアとか、多少お金出しても触れといてよかったですね。
二年前にモンゴル行ったら、カシミア100のマフラーなんかセールで一本2000円くらいで買えました。いい買い物でした。チクチクしないしあったかい、しあわせ~。今後モンゴル行く知り合いとかいたらまたカシミア買ってきてもらお~。と。当時の買い物が今のそんな感覚?知恵?に多少でも繋がっていたら、散財した甲斐もあったもんです(笑)
本当に、20代で稼いだあのお金、どこに消えたんですかね?謎です。本当にそんなもんです。謎です・・・