一年越しの歌ってみた企画
「歌ってみた、をやりたい!!!」
そんな気持ちを抱いた昨年、なんだかんだで行動に動かせず年が明けて動きました。
宅録ナレーターとして機材を集めると大体は歌ってみたなどにひっかかり、今の機材で行けることを知り、DAWもインストールしていたもので使えるとわかったのも大きかったです。
まず最初に決めたのが楽曲。
ここでボカロ曲を決めたのには理由があります。
著作権や原曲の音源の問題が容易にクリアできること、です。
その中で問題があったのは、
「私がボカロ曲をあまりしらないこと」でした。
黎明期しかボカロ曲は知らなくてほぼ最近は触れていない!!
その頃の曲でもいいけれど、やっぱり最近の曲がいい!!
知ってるのはKING、グッバイ宣言、命に嫌われている…でも歌えないものが多い。
改めて楽曲を聴くことと、実際に歌ってみてハマるもの、楽しいもの、好きなものをチョイスしていく。
そんななかでKanariaさんの楽曲がやはり好きなことを認識し、その中から選ぶことにした結果「エンヴィーベイビー」に決めた。
その次に決めていたのは「予算」と「依頼先」。
お年玉的な臨時収入が本当にあったので予算は「1万円」
イラスト、mix、編集がありそれぞれの相場が大体
イラストが¥4000~
mix、編集ともに¥3000~
(依頼しやすさを考えて今回はココナラで依頼をしました)
宅録ナレーター意外と編集ソフトを触ることもあるので、なんだかんだでできるだろうと思い編集は排除しイラストとmixにお金をかけることに。
イラストは以前エンヴィーベイビーのサムネを描いた経験がある方に依頼させていただきました。特に目が印象的でこの方にお願いしたいという気持ちが強かったのです。
ラフ修正や、完成が上がってくるとキャーキャー声を上げていました。
いや本当にいいんよ。理想としたものが目に見える形になるのはすごい嬉しいですよね。何回か修正していただき、丁寧にしていただいて素敵に仕上がったのでした。
次に歌ってみたの音源を作成し、mix師様への依頼です。
歌ってみたことがなかったので何回も何回も練習、身体になじませるのに1週間くらいはかかりました。
毎日毎日とれる時間の中で歌って、本家のMVや他歌ってみたの歌い手さんのを聴いたりしてもう本当にエンヴィーベイビー漬けでした(笑)
この日に収録したものをmix師さんに渡そう、と決め依頼したいmix師さんをこの時に決めました。
歌った感じなんですが、自分の中では今までで一番納得のいくものが録れました。しかし、このときの自分の気持ちは後程打ち砕かれることになるのです。
mix師さんなんですが、依頼した方がめちゃ早でした。
音源を送った翌々日には上がってきて、確認したらものすごく良かったのです!!すげー
ただエフェクトが多い?と感じて何度か修正を依頼したのですが
「自分の歌が下手だということにここで気づいたのです!!」
だからこそ良い耳をもっているmix師さんがめちゃくちゃよく修正を加えて頂いてるのが第一弾だったのだなーとかんじました。
そこで折衷案で、エフェクトや修正を最小限にし人らしさを出した編集にしてもらいました。
めっちゃお世話になりました。
ありがとうございました。
ここで編集のための「イラスト」と「歌」ができました。
あとは動画のための素材を探して、組み立てていこうとして……
事件が起こりました。
「パソコンのスペックが低すぎる!!!」(某携帯会社のCM風)
どのくらいのスペックか把握していないのですが、PCが欲しい時に最低限やれればで購入したので2万くらいの安物…
(たぶん持ってる子が2、4GBくらいで編集適正が16GBだったハズ。単位合っていないかも)
何が問題かというと、素材の大きさにパソコンが耐えられずフリーズしてしまうといった現象が発生するといった感じです。
致し方なしと画像のデータを圧縮したものを使おうとしたら
今度は絵がザカザカになった!!?
折角描いていただいた大切なイラストが台無しになる…これは、わたしではやれないぞ?とおもい改めて編集をして下さる方を探すことに。
ちなみにこの時の予算がココナラでは難しいのでTwitterで可能な方がいないか探すことに。
そこで嬉しい誤算が。
友人から動画編集したいとの連絡が!!
あなたそんなことしてましたっけ?という新たな疑問が浮かぶことになったのですが、よくよく話を聞けば歌ってみた動画の経験はないけれどこれから編集をやっていきたいということ。
元々編集技術がないくらいの私がやろうとしていたのだから、だったら是非糧にしてくれと依頼(金額は支払ってますが伏せさせてください)
未経験の歌ってみた編集、仕事もあるし半月はかかると踏んでいたところ3、4日であがってきました!!!?すごくない????私の友人は天才だな!!!!
そうして完成した歌ってみた動画。
本当に私に歌の技術があればもっともっといい作品になったと思わずにはいられません。
歌の反省点は
・よく歌を聴き気持ちよく歌わない
・人に聴いてもらい反省点を見つけ直す
・自分のフラットな音を維持する努力をする
この3つだと思いました。
特にフラットな音というのは自分の素の声を大事にできるのがいいと思いました。
実は歌ってるとノってくるのかサビに入ると低く、Aメロとかだと中音域(素の声)になっていてサビ部分に合わせようとなったのですが…
完成すると違和感を感じざるを得なかったのです。
それでも有難いことに普段の喋りとのギャップを感じてくださり、カッコいいと良く思ってくださる方もいました。
低い音は持ち味としても、それをコントロールして自分の音を大切にした方が聴いた時に自分の声である良さを感じるのだと思いました。
たぶん次歌ってみたをあげることはないと思いますが、もし機会があって歌うことがあれば自分の音を大切にしながらメロディを正確に聴ける力をつけて挑みたい。
そう思う経験を積むことができました。
この経験をできたことや、たくさんの方に制作に関わっていただいたこととても感謝しております。
改めて御礼申し上げます。
そしてそんな拙い歌の作品ですが、一度聴いていただければ幸いです。
ありがとうございました!