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あとがきのような反省会 #1〈ふゆのてがみ〉


*はじめに*

どうもどうもはじめまして、るっくるっくこんにちは、高埜です。

noteにお引越しを初めてそろそろ二か月くらいが経ちましょうか。

新規の作品を書きながらの引っ越し作業なので、荷運び荷解き飾りつけはだいぶゆったりのんびりなのですが、見に来てくださる方が少なからずいらっしゃるようで、なんというかもう恐悦至極にございます。

せっかくのnote、小説本編ばかりでもつまらんかなと思いまして、ちょっと……あとがきというかですね、なんかそんなものを書いてみようかなー、なんて思い立ちましてですね。

あんまり自分の書いたものを解説したりああだこうだと発信するのは得意ではないんですけれども、わたくし高埜、自作を扱き下ろすのだけは超がつくほど得意でございまして。

書きあげるたびに独り反省会をしては頭を抱えていたりします。
いや、書いてる最中も常に頭抱えてるんですけれども。
いやいや、かきむしってるといったほうが正しいかしらん。

ともかくも、読んでくださった方になにかしらのプラスが残されればいいかなぁなんておこがましいことを考えて、こうして筆を執ってみた次第です。

とりあえず、スキの数が多いものから書いてまいりますので、はなくそでもほじりながら半目でお付き合いいただければ幸いです。


*『ふゆのてがみ』という作品*

本編は ↑ こちら。公式プロローグは ↓ こちら。

これは私が作家を目指しはじめて、二年目?くらいかな、そのころに書いたものです。

当時は、長編・短編ともに月に最低1本は公募に出すというノルマを自らに課してひたすら邁進しておりました。これは小説家になろうの企画に合わせて書いた童話でございます。イベントだったのでコンテストではないんですが。

「せっかく童話なんだからやっぱり理屈とかぶっとばした幻想的なものを書きたいぜ」という思いからスタートいたしましたお話です。

季節の塔が女王さまによって姿を変えたり、女王さまの使うペンがつららだったり花のみつで作られていたり、こぼす涙が氷のつぶだったり花びらだったりするのも――なんというか、童話だからできることかなぁと。雪うさぎが伝書鳩みたいになったりね。

楽しく執筆できたし書けてよかったなと思える作品ではありました。


た だ !


最後が蛇足だという指摘もいただき、読み直してみるとおっしゃるとおりと言わざるをえない。入れてもいいとは思うんですが、もっとコンパクトに纏めるべきだったかなぁと。筆が滑ったような感じです。

これもご指摘いただいたんですが、基本的にシンプルに、余計なものを省いて書いていたというのに、王さまとのシーンで「会いたいです(ぼそ)」「いまなんと?」という謎な迂回会話を挟んでしまっていて、これが抜群に浮いてるんですよ。
荷ほどきのときに直そうかなとも思ったんですが、恥をかくのも経験だとそのままにしておきました。ひとつ直したら周りも直さないといけませんしね、バランスくずれたりしますのでね。うん。(めんどくさかった)

あと読んでくださった方の中には気づいた方もおられるのではと思うのですが……途中にトンデモネェおかしな描写がまじっております。

女の子が眠りについたあと、おかあさんがしくしく泣いてて、女の子はそのことも知っていました――みたいな、ざっくりいうとそういう感じなんですが……眠りについたらわからんだろーがよ、とついついセルフツッコミです。
書いていたときはたぶん、トイレかなんかで起きたときに泣いてるおかあさんの後ろ姿をドアの隙間から見た、みたいなイメージだったように思うんですが、完全に書き損じてますね。伝え方間違ってるよ、わたし。

ここも直そうかと思ったんですが(以下略)


せっかく見出しつけたんですが、短編なこともあって多く語れず、見出しつけるほどでもなかった。がちょーん。令和に昭和。なにいってんだ。

ともかくも、そのうちまた公開自己反省会を行うと思います。よろしければ覗きにいらしてくださいませな。私の作品なんて別に読まなくたっていいんですが、人の振り見て我が振り云々、他人の反省によって書く上での小さな気づきがあるかもしれないかもしれない。ないかもしれない。

それでは、また次回。
次はたぶん『眠れぬ幽の夜』。……これもなー…。



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