一般論が自分に合うとは限らない
さて、納車したばかりのバイクフライデー
早速問題勃発
いや、それは乗りたいスタイルをよくよく考えて、そこから逸れることなくパーツを選べていたら、少しは問題の大きさは変えられたかもしれない。
納車したバイクフライデーのニューワールドツーリスト
文字通り、ツーリング車として使用目的で選択した。
ツーリングに適したハンドルの条件。
それはハンドル位置をたくさん持てる場所があるってことがよく言われることの一つ。
代表格がドロップハンドル。
あとは、手が不自然にひねってるフラットバーは向いてないとも言われてますよね。
そんなわけで、よく考えもせず、ドロップハンドルを選択。
調べれば、ドロップはロングライドに向いてるとか、ツーリング車につけるハンドルとして最適解かのような記事がたくさん目に入る。
「なるほどなるほど、やっぱりドロップがいいでしょ、カッコいいし、すぐ慣れるでしょ。」と
ドロップの中でショートリーチ、落差の小さめのフレアハンドルにすることにした。
納車時もちょっと乗ってみて高さとかを変えてみる。
「まぁ、慣れないのは当たり前だよね、初めて乗るんだもん。」それくらいしか思ってなかった。
週末ごとにちょっとづつ慣らしていこう。
そう思って無理のない範囲で乗る。
コンポの軽さを求めた結果、私には不釣り合いな105になったせいか、踏めば踏んだだけ進む感覚。
そう言う意味じゃあ、確かにロングライド出来そう。
でもね、今まで乗ったことのある自転車で感じたことない感覚が以下である。
・基本のんびりライドのためかフラフラする。(ハンドル幅が狭いせい?)
・今までだったら見えてた視野が明らかに狭まった(前傾姿勢だから?)
・手がすぐ痛くなる(インナーマッスルがなく手で体重を支えているためと思われる)
結果、常に頭がフル回転してしまい、体は平気なんだけど頭が疲れて、全然楽しくない。
それにビビリで安全に楽しみたいので、結局降りて自転車を押す時間が増えてしまった。
いつもスワローで乗っていた50キロ、60キロなんてとてもじゃないけど乗れない。
慣れる前に苦手意識ばかりが増えていく。
もっと調べていくと、ツーリングにおいて、ドロップは決して最適解とは言い切れない記事を目にした。
その記事はドロップハンドルに苦戦する私には深く深く入ってくる。
私の今回納車したニューワールドツーリストに求める条件を改めて箇条書きにしてみる。
・軽いこと。(これはクリア)
・長く乗ってられること。(これには1.長距離を早く移動することと2.速度は関係なく長時間乗っていられることと異なる捉え方があると思う。私は2だ)
・それなりの積載量をまかなえること。(これもサドルバッグと前輪のパニアラックでクリアと思われる)
・のんびり景色を楽しめること(ここがマッチしてない)
・速度は求めていない。自分の身体能力を鑑みて、高速運転する気ない。20キロ台後半出るのであれば十二分。(こぎ方次第ではあるが、これもマッチしてない)
・操作が自分の手足のように容易であること(ここもマッチしてない)
軽量化を求めた結果コンポが105になったことで「早く走れる!」と思ってしまったこと、長く乗っていられることの意味を深く考えなかったことにより、自分に不釣り合いな選択をしてしまったように思う。
経験しないとわからないことではある。
でも、痛い…
改めてスワローの懐の広さを感じた…
まぁ、でもここで一番痛いのは、高いお金出してカスタムしたのに乗らないことである。
追加費用はかかるがこれから私だけの最適解を探す旅が始まるみたいだ。
この旅に出る前に輪行の旅に出たかった笑