北九州まで船で行った人【にじたび!】
みなさん、こんにちは。
ようぱなです。
今回は、少し前の話にはなりますが、7月下旬に開催された「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 にじたび!TOKIMEKI FANMEETING TOUR福岡公演」(以下にじたび!福岡)に参加すべく阪九フェリーやまとに乗船した時のことを書いていきます。
ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会とはなんぞや?というお方は公式サイトをご覧いただくとよく分かるかと思いますのでどうぞ。
つたない文章ですが、今回もよろしくお願いします。
ちなみにタイトルの「北九州まで船で行った人【にじたび!】」のスレを意識しているというか、アンチテーゼみたいな風に考えて決めたものでありますw
それでは、北九州まで船で行った人の話、スタートです!
今回の旅程
さて、今回の旅程ですが、ざっくりこんな感じです。↓
1日目 おふねオタクの友人と神戸で合流、阪九フェリーやまと乗船
2日目 阪九フェリーやまと下船
北九州それいゆホールでにじたび!福岡Day2昼・夜公演参加
打ち上げ、北九州市内宿泊
3日目 山陽新幹線こだま号で帰岡
それではさっそく、岡山から神戸に向かうこととしましょう。
まずは神戸へ
神戸までは岡山から山陽新幹線で相生まで行き、その後は山陽本線の普通電車で姫路へ、姫路からは新快速京都方面野洲行きで三ノ宮へ、という経路を辿りました。
岡山~相生を新幹線利用にしたのは、岡山・兵庫県境を越える山陽本線の電車の本数が少ない、距離のわりに時間がかかってキツイ、電車が古い、意外と混む、というのが主な理由です。
逆に相生以東を在来線利用にしたのは、新快速に乗りたいから、新幹線代をケチりたいから、というのが主な理由。
関西方面に行くとき、特に急がなければ相生または姫路までは新幹線、姫路以東は新快速、という行き方をかれこれ10年くらいしています。
明石を出てから車窓に目をやるとこんな景色が見えてきます。
明石海峡大橋や須磨の海辺の景色です。
何回乗っても、この景色は写真を撮ってしまいますねw
また、今回はこの海を阪九フェリーで通るわけで、いつもよりワクワク感があります。
そんなこんなで神戸・三ノ宮に到着です。
三ノ宮は兵庫県イチの繁華街、神戸の中心地で、活気があっていつ来ても好きな街です。
高校時代や浪人時代はお小遣いやバイト代を貯めてよく遊びに来たものです・・・
神戸では、友人との集合時間まで時間があったので、三宮センター街でぼっかけそばめしをアテにお昼から日本酒をキメたり、
地下街の趣深いサ店で冷コー(レイコー・アイスコーヒーのこと)をシバいたりして過ごしました。
まったり過ごしていたらいい時間になったので、友人と合流しさっそくフェリーターミナルに向かうこととします。
阪九フェリー やまと乗船
北九州・新門司行き阪九フェリーが出るのは、神戸・六甲アイランドフェリーターミナルと大阪・泉大津フェリーターミナルとなっています。
今回は神戸・六甲フェリーターミナル発の便に乗船するので、阪神神戸三宮から阪神電車で御影まで行き、御影からは連絡バスに乗ることにしました。
阪神御影駅からは210円、約30分の乗車で、六甲アイランドフェリーターミナルに到着。
目の前には今夜お世話になる阪九フェリー・やまとが停泊していました。
阪九フェリーやまとは、2020年6月に就航した、全長195メートル、総トン数16,040トン、航海速力23.5ノットを誇る大型カーフェリーです。
この日は土曜日でしたので、神戸を20時出港、新門司に翌朝8時30分入港というスケジュールでした。
また、隣のさんふらわあターミナルには神戸~大分航路に就航するフェリーさんふらわあ・さんふらわあぱーるが停泊していました。
こちらもいつか乗ってみたいものです。
フェリー見物等をして過ごしていると、乗船時刻の出港1時間前になりましたので早速乗船です。
フェリーターミナルからは、右舷に接続されたボーディングブリッジで乗船していきます。
乗船してすぐの船内には、5甲板から7甲板まで吹き抜けのエントランスがあり、なかなか豪華な雰囲気となっています。
エントランスのエレベータで6甲板へ移動し、お部屋へ。
今回予約した部屋は、6甲板左舷前方にある「デラックス和洋室」でした。
室内は靴を脱いで上がるタイプで、シングルベッドが2つとエキストラベッドが1つ、テレビのほか、ツイートの画像には写っていませんがトイレ、洗面台が付いています。
まさに海の上を走るホテルです。
この時点で大感激してしまいました。
出港と晩ごはん
船内の見物や荷物の整理をして過ごしていると、出港の時間が迫ってきたので、デッキに出て風景を眺めることにしました。
となりのさんふらわあターミナルでは、大分行きのさんふらわあぱーるが出港しようとしているところでした。
さんふらわあから出港を知らせる銅鑼や、操舵室からの「オールラインレッコー(すべての係船索を外せ)」のアナウンスが聞こえてきて、おふねオタクの友人とテンションを上げるというオタク仕草をしてしまいました💦
さんふらわあが出港するのを見送って、本船も出港となりました。
阪神の夜景を眺めながらの出港は、まるで豪華客船に乗っているかのような気分になります。
出港を見学した後は、レストランに移動しディナータイムです。
阪九フェリーのレストランは、自分の食べたいおかずをトレーにピックアップしていき、清算した後で食べる、といういわゆるカフェテリア方式となっています。
おかずには刺身、鶏肉の炭火焼、天ぷら等の酒のつまみになりそうなメニューのほか、カレー等のごはんはもちろん、プリンなんかのデザートも充実していましたよ。
ビールや日本酒、焼酎などのお酒も多数取り揃えてありました。
各々好きなものをピックアップして、早速乾杯です。
私はカレー、貝汁、刺身、鶏肉の炭火焼、日本酒をピックアップしました。
お値段はトータルで3000円くらいで、居酒屋さんでたらふく食べたと考えれば妥当な値段かなと思います。
刺身は鯛の刺身で、コリコリしていてとても美味でした。
九州の甘めの醤油がよく合います。
また、カレーは意外とピリ辛で、これもなかなかのお味です。
さんふらわあもそうでしたが、やはりフェリーのカレーはおいしいですね。
おいしいお酒とご飯に、友人とのフェリー談義、ラブライブ!談義にも花が咲きました。
船内でまったり
楽しいディナーの後は、船内を散策です。
デッキに出るとちょうど明石海峡大橋をくぐるタイミングでしたので、見物です。
世界最大級のつり橋、明石海峡大橋はやはり海の上から眺めても圧巻です。
見上げているのもつかの間、意外とあっさりくぐり抜けてしまいました。
フェリーの速さも実感することができました。
明石海峡大橋の見物をした後は、風呂に入ったり、
友人と持ち寄ったぬいぐるみの撮影会をしたり
追い酒をキメながら話し込んだり、
部屋のテレビで涼宮ハルヒの憂鬱上映会を実施したりと、なかなか楽しい時間を過ごすことができました。
船内の風呂ですが、大浴場があり、露天風呂も設けられています。
瀬戸内海を行き来する船や、島に灯る民家の明かりを眺めながらのお風呂は最高でした。
涼宮ハルヒを見ていたら夜も更けてきたので、ここで就寝です。
おやすみなさいzzz・・・
瀬戸内海を眺めながら朝ごはん
翌朝は7時過ぎに目が覚めました。
現在地を確認すると山口県の瀬戸内海の沖合を航行しているようです。
天気は曇りでしたが、カーテンを開けたら海のど真ん中、という非日常な状況にはちょっと感動を覚えました。
海のど真ん中という「非日常」がフェリー旅の醍醐味だと、つくづく感じました。
身支度を整えて、レストランで朝食です。
朝カレーセットを注文。
海を眺めながらの朝食、贅沢が過ぎます。
カレーは昨日同様、非常に美味でした。
部屋に戻り下船の準備を済ませた後は、フォワードサロンでまったり。
新門司港に停泊するフェリーや接岸作業をゆっくり眺めることができました。
日常生活ではバタバタしてしまう朝の時間を、のんびり過ごせるのも非日常であり、贅沢ですよね。
新門司港が近づいてくると、新門司港や苅田港に出入港する船とすれ違うようになりました。
新門司港の沖には名門大洋フェリーが錨泊中でした。
友人とは「早朝に到着する名門大洋1便が、後に到着する2便のために沖合で錨泊して港を空けているのでは?」という結論に至りましたが、真相は不明のままです。
ご存じの方いらっしゃいましたら、コメント等で教えていただけると幸いです・・・
新門司港に入港すると、各地からのフェリーがたくさん停泊していました。
さすが新門司港、総トン数1万トン超の大型カーフェリーだらけです。
いつか全部の航路を制覇してみたい・・・ とか考えているとこちらも接岸作業を開始。
12時間30分に及ぶ船旅も終了です。
もうちょっと乗ってたかったなぁ。
私と友人も部屋に戻り荷物をまとめて下船、下船後は無料連絡バスに乗車し、小倉駅へと向かったのでした。
おわりに・まとめ
今回は九州への移動に、関西発の阪九フェリーを利用しました。
新幹線よりも時間はかかりますが、新幹線よりも安く(新大阪~小倉 1万3540円・六甲アイランドフェリーターミナル~新門司港 デラックス和洋室 1万1650円)、ベッドで横になって移動でき、非日常を味わいながらのんびり移動できたのはよかったと思います。
特に翌朝の起きてからの風景。
目が覚めてカーテンを開けると海のど真ん中、という光景には感動しましたね。
また、船内の携帯電話の電波事情ですが、窓際の部屋というのもあり、ストレスなく携帯電話(ドコモ)を使用することができました。
阪九フェリー、また利用したいと思っています。
ご覧いただきありがとうございました!