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情報処理安全確保支援士試験の午後問題にどう向き合うか(ただいま研究中)

平成29年から令和6年度までの過去問を一通り解きました。現在の心境としては、「まだまだ全然足らないわ。」です。足りないところをバネにして成長していきたいので、その辺りをメモしていきます。

1. 問題選択戦略

昔のスタイルでいえば、午後1の3問、午後2の2問で、難易度にそれなりに差があります。今のスタイルでいえば、4問の中でどの2問を選ぶかも、合格に近づくかどうかを左右しそうです。
そもそも得意領域がないのでどれを積極的に選ぶかという方針がなく、唯一あるとすればセキュアコーディングを捨てよう、というくらいなので、ここはこれから過去問を繰り返して、「問題のカテゴライズ力」を身につけて「得意なカテゴリー」を作ることを磨く予定です。

2. 問題の読み方

問題の中に回答を作る上のヒントがあったり、問題の言葉をそのままつぎはぎして回答ができたり、と問題さえきちんと読んで、マーキングしておけば解ける問題が数問あります。大事なポイントとして書いておきます。

  • 問題をよく読む。

  • 表の欄外にある注記にもヒントがある。

  • 読みながらマークする。

  • 聞かれそうなことを予測しながら読む。

  • 回答に使っていない重要そうなポイントは、使い漏れがないか確認する。

3. 回答文の書き方

自分の回答と比べると、IPA発表の解答例とのギャップに面食らうことがしばしばです。確かに、IPAの解答例は公式発表なので、洗練されたものになっているので仕方がありませんが、まだまだ鍛えられるはずです。

  • 自分の回答があいまいで、限定が足りない。

  • 問題文の言葉を使えるのに、使っていない。

これは過去問を繰り返すことと、うかる本(村山本)をやって、書き方を覚えることしか、方法がわかりません。あと、

  • ネットワーク技術、各種機器の役割、通信技術、認証技術、攻撃など問われていることの要素を深く理解できていないので、正確な回答が書けない。

ということも大きいです。これは上原本、午後対策本で身に付くことではありませすが、過去問をやることでも深い理解につながります。手を広げすぎず、限られたものを積み上げていきます。

4. 目指すレベル

過去問を過学習しても仕方がないだろう、というご意見もあるかも知れませんが、今の自分には40%くらいの完成度です。そのため、まだまだ過去問をやり続けて、慣れること、問題の分類ができること、突かれそうなポイントがわかること、回答分の相場感をつくること、など身につけたいです。目標としては、余程できない問題(解答解説読んでも、3題ほど全くわからない問題もありました。それは飛ばします。)以外は、そこそこ出来るようにして、本番で80点取れるレベルに仕上げたいです。そうすれば、いくら問題選択に失敗しても、緊張していても、実力の80%が出せれば、80%×80%=64%で合格点はクリアできると考えているからです。
これからの時間は仕事も忙しくなりますが、毎日コツコツ、少しでも勉強を続けていきます。

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