ep.1「線維筋痛症って何?」🎥
今回はep1として"線維筋痛症ってなに??"というテーマでまとめました!
わたしなりにまとめたものです!
当事者さんも、その周りの方もご覧下さい!😊🔅
①線維筋痛症とは
まず日本線維筋痛症学会が編集を行っている、線維筋痛症診療ガイドライン2017より、病気の概念を抜粋してきました。
線維筋痛症fibromyとは、全身の広範な部位に原因不明の慢性疼痛と、全身性のこわばりを主徴候とし、随伴症状として多彩な身体、神経・精神症状を伴い、いずれの徴候も慢性疼痛と同様に、身体診察や一般的画像検査を含む、臨床検査で症状を説明できる異常を見出せない、症候学的には機能性身体症候群に属する、特異なリウマチ性疾患の一つである。
と、大変長くて難しいのですが、まとめると、血液や画像などの検査で異常がないのに、全身が痛くなってしまう病気です。
②治療法は?
治療法は薬物療法、カウンセリングなどの心理療法、ストレッチなどの運動療法、認知行動療法とさまざまな治療法を組み合わせて行います。
薬物療法では治療薬が今の所なく、痛みを和らげる薬のみとなっております。
③その後の生活は?
この病気は直接死に至る病気ではないのですが、痛みによって仕事ができななくなってしまったり、ごはんを作ったり洗濯をしたりですね、、生活に支障をきたしたりするため、生活の質、つまりQOLが著しく下がってしまい、うつ病などを始めとした精神疾患を併発することがあります。残念なことなのですが中にはこの病気のため自殺してしまう方もいらっしゃいます。
人によっては症状の程度の差がありますが、長時間の歩行が困難になったり、激痛で動けなくなってしまったりしてしまいます。なので杖や車椅子を使用している方が多いですね。
もちろん、薬で緩和して正常に歩けている方もいらっしゃいますが、長時間立っていたり歩けないことが多いので休み休みでないと動けません。
あと、ヘルプマークという赤いタグを活用している方も多いです。
痛みという目に見えない病気なので、理解を得ずらい病気でもあります。
比較的若い女性に多く、全く立てないということではない場合が多いため、側から見ると、元気じゃん?なんで座ってるの?と言われたり、怠けていると思われがちです。
でも、違うんです。全力で立っています。長く立ってはいられないのです。
~本日のまとめ~
①原因不明の全身に痛みがある病気です
②程度により、歩けなくなってしまったりもします
③他の人からは見えない病気のため誤解を受けやすいです
私なりにまとめたものです。合併症などにより人によって様々な病態があるので、今お話しただけではありません。
それではまた次回お会いしましょう!
なるべく元気に健康に✨水沢悠でした🔅
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