音の幻像 2人目
この記事を読む前に、『音の幻像』とは?という方はこちらをご覧ください。
カナザワマナブさん
茨城県水戸市出身、関東発~全国でイベントやライブハウス出演・路上弾き語り活動を数年間重ねてきたシンガーソングライター。
マイノリティと呼ばれる人達を音楽で支援したいという想いのもと活動。
持ち味は聴き手の感情に寄り添うことを信条とした繊細かつエモーショナルな歌詞世界や、その瞬間を切り取った即興歌唱。
身体一つとギターを持って全国様々な場所で唄を歌う。
(公式FCサイト RECIPE より引用)
今日はそんなガクさんことカナザワマナブさんについてご紹介します!
(ガクさんとお呼びしたいのでここから先はガクさんに統一します!!)
出会い
ガクさんとは代官山NOMADで出会いました。そのとき僕は客として観に行っていたのですが、初めてガクさんの歌を聴いたときに凄く感動したのを覚えています。
当時ガクさんは、アルバム作成のための投げ銭というのを設けていました。投げ銭だけでアルバムを作るというようなものではないのですが、投げ銭してノートに名前を書いたらCDのクレジットに名前載せますよ〜みたいな、応援企画というんですかね?そういったものを設置されていました。その日のライブ、とても感動したので自分も投げ銭して帰りました。
『音の幻像』を開催すると決めたとき、男性アーティストだとガクさん呼びたいな!となり、DY CUBEの天下統一 K.yairiの日に足を運び終演後に出演オファーをさせていただきました。この時点で二度目まして、ガクさん視点そもそもアーティストだったの?みたいな僕からオファーでしたが、その場でスケジュールを確認してくださりご快諾いただきました!
カナザワマナブさんの幻像
ガクさんのライブを観たときに、「この人は空間を歌う人だ……」と1曲目から引き込まれました。その日ガクさんは1番手だったのですが、対バンイベントのトップバッターってその日の空気を創る人なんですよね。これは意図的であるかどうかは関係なく、なんとなく振り返ったときにそうなることが多いです。ガクさんは初めましてでしたが、「今日は絶対に良い日になる」そう確信しました。それぐらい力に溢れた歌でした。
空間を歌う人という言葉では伝わらないと思うのですが、ピッタリくる表現となるとこの言葉になってしまいます。ただ、視覚的なイメージを細かに語るならガクさんの音は、“空間を拡張するような音”になると思います。僕がガクさんを観た代官山NOMADと下北沢DY CUBE(ここは9/2の会場でもあります)は両方ともけして大きな箱ではありません。ただ、ガクさんが歌っている間は壁が全部なくなった感覚になりました。「あれ?ここってこんなに広かったっけ?」と感じるほどです。
広がりのあるサウンドを奏でる人は僕も何人か出会ってきましたが、広がりをつくるサウンドとでも言いましょうか、物理的な空間を錯覚するほどの音はガクさんが初めてでした。特に『ふたりの間に』という花火の曲があるのですが、その曲を歌っているときは花火はもちろん、花火が映る背景の夜空まで思い浮かびました。まさに幻像、僕がタイトルをつけるときにあまりメジャーではないこの言葉を選んだのは、ガクさんのステージをイメージした際にピッタリくる言葉がこれだったからです。
そんなガクさんとは今回が初対バン!ただ、実は昨年の5月に大阪の真心場で対バン予定だったという過去があるのです!その日は流行り病などもあり、対バンはなくなってしまいました。この事実に気づいたのは最近なのですが、巡り合わせというのは不思議なもので出会う人には出会うべくして出会っているのだなぁ……とも思っています。一年越しの対バンとなりますが、とても楽しみです!!
イベント詳細
9月2日(土)@下北沢DY CUBE
こばやしゆうと連続企画
ワンマンまでの道 中編
『音の幻像』
出演
こばやしゆうと
カナザワマナブ
天邑
うたうたいの翠
uiuni(O.A)
開場 18:30 / 開演 19:00
予約 ¥3,000 / 当日 ¥3,500 ※+1D ¥600
配信 ¥2,000
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