【日記】今年も春眠と

日常の細々としたものが塵も積もれば……で、今、山となった手応えをひしひしと感じている。

例えば、子供の洋服の衣替え。暖かくなってきて春夏を引っ張り出したところうっすらサイズがない。そんなはずはないさと小粋に福山を鼻歌しながら押入れを探すが、こりゃどうも気合を入れないと見つかりそうにない。
装備を整えて出直そうと早々に撤退した。

と、いうことで、しばらくは腹を出して着こなすジャイアンスタイルでなんとか過ごせないものか。息子のキャラ的にいけないこともない。
そんな工夫を凝らしてみる。

例えば、Dropboxの中身。このデータはいるか、いらないのか。このファイルに入れておいて後で探す羽目にならないか。そういう小さいのがゴロゴロしているので整理したい。

おもちゃ箱が溢れつつある、絶対もう遊んでないおもちゃがあるはず。
自分の靴下の整理をしたい。積み本が溜まっている。ぼぶラジ！も来週更新だ、編集作業をせねば。クリーニングを取りに行く、書き物をする、フェルトと糸を探しに行く……。

こうして洗いざらいリストアップした時点でとてもとても眠くなる。
ああ、一仕事終えた充実感を得てしまっている。待て待て、マイバディ、何も成し遂げていない。

丁寧な暮らしとは、何か。
ちぎっては投げ、ちぎっては投げ、といった調子で雑務をやっつけていくようでは憧れのガーデニングに手は届かない。

ハーブを嗜む女に、私はなりたい。
なのに、どうしてこんなに眠いの。