ベトナム🇻🇳移動記⑥ ホーチミン前編
(⑤の続きです)
気づけば1週間近く更新が滞っていましたが…
気にせず続けますね
今回から舞台はホーチミンに突入します
大都会の洗礼
ダナンを16:00前に出る飛行機で出発
ホーチミンまでの1時間半は疲れ切って夢の中…
さて到着した空港からは街へと急ぐため、ぼられないよう、正規であろう乗り場からタクシーに乗り込みます
(空港周辺はGrabで拾ってもらえないみたい)
タクシーから見える景色はハノイやダナンのそれとは違い、高層ビルも立ち並ぶ開発された街並み
45分ほどの時間車に揺られ、街の中心部ブイビエン通り近くの宿の前につきました
僕「(メーターを見て162,000vdnを支払う)」
運転手「ゼロが1個足りひんよ!」
僕「(絶句)」
運転手「(財布を覗きながら)ほらこれが500,000やから2枚ね(スッ」
僕「(泣く泣く1,620,000vdnを支払う)」
完全にぼられました!悔しいっ!!
いや待てなんでこの距離とその時間で10,000円弱払わないかんねん!
…
とはいえこればかりは気づけなかった方が悪いのでもう何を言っても負け犬の遠吠え
切り替えて街に出ることにします
知ってるベトナムと違うやん!
ホテルを出てちょっとうろつくとブイビエン通り界隈に出ました
眩しく煌めくのは、優しい黄色い光じゃなくて、派手に光るネオン
騒がしいのは、バイクとクラクションの音じゃなくて、店から漏れる音楽
ハノイ旧市街にもターヒエン通りという似たようなキャラクターを持った通りはあります
でもそちらはハノイらしく狭い道を塞ぐように店とプラスチックの椅子が広がっていて、それでもローカルな雰囲気を残してるように感じました
でもここブイビエン通りは店も多国籍で、いわゆる観光地の風情
それに近くにはこれまで見なかったはずのセブイレにファミマにスタバに…
軽くカルチャーショックを受けましたね
それでもベトナムなのか…?
田舎から夢を持って都会に出たら、あまりにも都会すぎて圧倒されてしまった
そんな朝ドラの主人公みたいになってしまった中で出会ったのがこのフォー
さっぱりとした塩加減
チキンの旨みが凝縮した出汁は、京都の鶏ガラ出汁ラーメンの文化で育った僕にとってはなんとなく親近感がある味
(京都ラーメンのカエシは醤油ベースですが)
麺も心なしかフォーにしてはコシがある
この時少々センチメンタルな気分になっていたのもありますが、ここで食べたフォーが今回の旅行中で1番美味しかったですね
とはいえ頼りにしていたビアホイもなく、行き場を失ってしまったこの日の僕は、そそくさとホテルに戻ったのでした
ホーチミンにはもう下町情緒はなくなったんかなぁとまで思いましたね
次回はドンコイ方面でフランスの風に当たります
…と同時にホーチミンにまだまだ残る下町情緒を一つずつ拾っていきます
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