核心前、ひと時の懺悔。

※コチラはアメブロ過去記事からの転載となっております。

2017年6月28日(水) +:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+

前回の記事では、
自分でも小っ恥ずかしくなるくらい青春劇でしたが、
この後に少しずつダークになる予定で、
たぶん書いていて堕ちたりするかもしれない覚悟をしております。

ただその前に、
せっかくいい想い出を綴ったついでに、
さらにもう少し前の淡い片想いと、
その懺悔について、
なんとなく書いてみたくなりましたので、
独り語り失礼します。



師匠の前に、
未熟な片想いを2つほど経験しました。

1人目は中学生の時。
2歳上の先輩。

2人目は高校生の時。
クラスメイト。



まずは先輩について。
あたしが中学生1年生の時に3年生だった先輩を好きになった時は、
既にもう中学を卒業していて、
在学中にその存在を知ってはいたモノの卒業後に一目惚れ。
存在を知っていたのに一目惚れってのもおかしいけれど、
本当に道端でばったり一目惚れした。

あたしが通っていた中学校はヤンキーの多い学校で、
先輩は不良グループの中の1人。

その頃は女の子の間で、
紡木たくのホットロードが流行った時代で、
不良って怖いけどカッコいい!という憧れを持つ子も少なくはなかった。
御多分に洩れずあたしもその1人だ。

カッコいい!と思ったその瞬間からとても夢中になった。
友達と一緒に追っかけ、
先輩の友達や従妹と友達になり情報をリークしたり、
ストーカーか!ってくらいアプローチしたな。

バレンタインにチョコを用意するも、
なにぶん田舎なモノで、
用意したチョコが先輩のバイト先のお菓子屋さんのモノとか、
そんな笑えるエピソードもあったり、
そんなお菓子がらみでは、
ホワイトデーに揚げ一番を袋ごと貰ったり、
あたしの通う高校の学祭に、
先輩の友達に会いに来ていた時には、
出展されてた大福を食べてください!と渡して、
それもウチの店のだよねって苦笑いもされたり、
何処までも不器用で迷惑な女でした。

携帯電話もない時代だったので家に電話するための電話ボックス、
小銭を持って親の目を盗んで家を抜け出して、
それもなんだか良き想い出。

好きだったのは実に3年間。
振られても断られても追っかけていて、
先輩はさぞかし迷惑だったかと思います。

最後に言われた先輩の言葉。
「アンタも懲りないね」
呆れ顔で言われてプレゼントも拒否られた先輩の誕生日。

諦めようと決心して、
それはまるで悪足掻きのように、
先輩宅のお店である美容室で伸びた髪をバッサリ切ったっけ。

知らずに切ってくれた先輩のお母様。
その節はお世話になりました。

髪の毛と共にお店に気持ちを落として3年間の初恋を終えました。



そして2人目。
クラスメイトのあの人は学年首席の凄い人。
入学してクラスに首席の人がいる!すげぇ!って思ったけど、
その頃は先輩を追っていたし意識も何にもしてなかった。

好きになったのは先輩を諦めた少し後。
高校の授業についていけなくて早々離脱していたあたしは、
クラスメイトをネタに漫画を描いていて、
授業中もクラスメイト観察に勤しんでいた。
全員の似顔絵をひと通り描いては面白い人をとくにネタに漫画化。

その中の1人がその人。

首席のワリにはガリ勉タイプではなく、
カッコいいワケでもなく、
友達に好きになったと相談したら物好きだと言われたっけ。
個人的には可愛いタイプだと思ったんだけどな。

テストでは毎回5教科498点を取るその人。
残りの落とす2点は英語のアクセントというウイークポイントですら、
うわぁ可愛い!って思っていた。
周りの評価もとてもよく仲の良い男子も多く、
人柄の良さは伺えていたな。

先輩のコトがあったから、
当たって砕けないで教室で眺めてるだけで、
ぽわんと幸せな気持ちになってた。

それが終わったのは1年生を終える日。
担任がその人の転校を発表。
まさかのお別れ。
もう校内ですら見れなくなる。

教室でのHRだというコトも忘れて泣いてしまった。
おかげでクラス中にバレてしまった。
隠してたワケでもないけどわざわざ言いもしてなかったのに、
言うつもりもなかったのに、
こんな形でバレるコトになるとは夢にも思わず。

そこであたしの本領発揮。
バレてしまっちゃぁしょうがない!と得意の当たって砕けにいった。

引越しの見送りに行った。
お別れに少し高いボールペンとクッキーを渡して、
「もう解ってると思うけど好きです」
なんて告白して、
引越し後も電話したりしていいかなっていう言葉にOKも貰った。
別に付き合うというOKは貰えなかったけど、
友達ならっていうコトで、
友達から始めたらいつかはなんて夢も見た。

夢は夢で終わったけど、
最後はちょっと酷いなって終わらされ方したけど、
1年間半も好きでいさせてくれて嬉しかった。
本当はちゃんと直接断って欲しかったな。
友達を使って伝言ゲームはちょっと酷いや。
あたしの親友を困らせて泣かせたのだけは許せないかな。



そんな片想いでも、
今ではどれも微笑ましいエピソードたち。
くすぐったさすら感じる。
そして迷惑かけてゴメンナサイとも思う。



先輩は高校を中退して調理師を目指して田舎を抜け出し、
たぶん今また同じ街に住んでると思うんだけど、
一度だけ役所でそっくりな方を見かけましたが、
気不味さでいっぱいでした。



その人は転校先がさらにレベルも高く、
この土地で1番の大学にストレートに受かったと聞いた後、
一度だけ近所のデパートですれ違った。
やっぱり気不味さが先にあったので、
気づかないふりして通り過ぎて見つからないうちに逃げてしまった。



思い出すと恥ずかしい。

申し訳なさでいっぱい。

それでも良き想い出です。



片想いさせてくれてありがとうございます。



きっともうあんな初々しくて純粋な恋愛も出来ないだろうなぁ。



そんな懺悔をしてから、
次からは心の傷を解放するために爆弾を投下していきます。
この辺りも触れておかないとたぶんこの後の話は語れないので、
しょうもない記事をだらだら書いてしまい、
本当にお目汚し失礼しました。

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